2016年09月26日

手書きの戦略論

本日は磯部光毅氏の
手書きの戦略論
です。
手書きの戦略論 「人を動かす」7つのコミュニケーション戦略

本書はマーケティングやコミュニケーションの良書と聞き、
興味を持って購入しました。


著者は「ザ・プレミアムモルツ」や「伊右衛門」、
ダイハツの「タント」など、数々のメジャーブランドを、
クリエイティブとブランド戦略の両面から手がけてきた
実績を持ちます。

本書はそんな著者が書いた
コミュニケーション戦略の教科書です。

特徴は非常に論理的というところで、
まず戦略を7層に分けて論理的に解説します。

マーケティング論なので、難しい専門用語なども
たくさん登場するのですが、
わかりやすい例えや言い換えがされていて
さすが、コピーライターとしても一流の方だな
と感心させられました。


個人的には「インサイト」という言葉が、
この本でやっと理解することができたので、
大変満足しました。


マーケティングや広報などに配属された
新入社員にお勧めの一冊です。
教科書として、会社の机の上においておけば
いざという時の力になってくれるでしょう。


続きを読む

engineer_takafumi at 01:12|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ クリエイティブ

2016年09月20日

月10万円も夢じゃない! Webを活用して副業ライターで稼ぐ!

本日はしげぞうさんの
月10万円も夢じゃない! Webを活用して副業ライターで稼ぐ!
です。
月10万円も夢じゃない!  Webを活用して副業ライターで稼ぐ!

本書は著者よりご献本いただきました。
しげぞう様ありがとうございました。


副業を考えるサラリーマンはたくさんいるでしょう。
しかし、バイトをするにしても、週末企業のようなことを
するにしても、なかなか敷居は高いものです。

普通のバイトは時間の拘束が大きく、
本業に支障が出る可能性が高いでしょうし、
週末企業のような形は、時間的自由はあるものの
顧客開拓から始めないといけないので、
なかなかハードルが高いものです。

そこで、有力な候補となるのがライターです。
ライターはインターネットの時代で需要が高まっていますし、
クラウドソーシングのサイトなどを通じて、
ある程度、顧客マッチングのインフラが整っています。


本書の著者のしげぞうさんは、サラリーマンでしたが、
不況による将来不安からライターとして副業を開始、
その後、本業のリストラにより、フリーライターとして
独立するという、経歴の方です。

つまり副業としてのライターを語る人として
これほどの人はいません。

本書はライターとはどんな職業か、ということから、
ライターの始め方、単価の上げ方など、
副業ライターが本当に知りたいことが書かれています。

私もエンジニアでライターとしても活動しているので
大変参考になる一冊でした。

前著の副業ライターのはじめ方と合わせて読むと良いでしょう。


サラリーマンで副業を考えている方にお勧めの一冊です。
向き、不向きはあるでしょうが、今の時代では、
ライターは一度は検討してみた方が良いでしょう。


続きを読む

engineer_takafumi at 01:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ 書き方・話し方・言語

2016年09月18日

USJを劇的に変えた、たった1つの考え方

本日は森岡 毅氏の
USJを劇的に変えた、たった1つの考え方
です。
USJを劇的に変えた、たった1つの考え方  成功を引き寄せるマーケティング入門

本書は私の周りで非常に評価が高い本でしたので、
かなり期待して購入しました。


本書の著者の森岡氏は窮地にあったUSJを、
V字回復させた敏腕マーケターです。

その著者が、なるべく広範囲の人にマーケティングを
知って欲しいと書いたのが本書です。


マーケティングの本自体は、数多く存在しますが、
大学の教授による教科書のような理論に偏った本と、
著名経営者の「経験と勘」に集約される実践的な本の
2極端に分かれているような気がします。

つまり、教科書で習うような知識が、実践の場でも生きるのだ
と感じられる本がとても少なかったということです。


本を読む限り、著者は元々は経営学部で数学を使った
理論を勉強していたように、理論的な人間だったと思われます。

それが、前職のP&Gでのブランドマネージャー経験やUSJでの
経験を経て、理論に加え、現場の経験も豊富に積んだ
「鬼に金棒」のマーケターにレベルアップしたのです。

ですから、理論に偏った人に対しては、現場の扱い方を、
現場に偏った人には、理論の可能性を教えてくれる
一冊になっていると思います。

また、わかりやすく書かれていますので、
学生や新入社員レベルの人にも理解できます。


マーケティングは顧客を知ることです。
ですので、私のような技術の研究開発職の人間を含め、
全てのビジネスパーソンに一読の価値がある一冊です。

続きを読む

engineer_takafumi at 12:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ マーケティング・営業

2016年09月11日

歌舞伎町No.1ホストが教える 選ばれる技術

本日は信長さんの
歌舞伎町No.1ホストが教える 選ばれる技術
です。
歌舞伎町No.1ホストが教える 選ばれる技術

本書は著者よりご献本いただきました。
信長さま、ありがとうございました。


著者は歌舞伎町の人気店「Club Romance」の
No1ホスト兼経営者として活躍しながら、
出版やテレビ、ラジオ出演など、
広範囲で活躍される信長さんの著書です。

No1ホストというと、超イケメンで女性慣れした人
というイメージがありますが、
著者は一時体重が90kg以上あって、
流暢に女性とコミュニケーションをとることも
できなかったそうです。

そんな著者が、自分の接客をスマホで撮影して
分析するなど、努力を重ねて、
No1をつかみとったエッセンスを語ってくれます。

単に外見を磨いたり、テクニックを使うだけでなく、
人間として本質的な魅力を高めることが必要なのです。

ホストクラブのお客というと、特別な女性に思えますが、
そうではありません。
この本には女性とのコミュニケーションの本質があります。


女性をお客にする、またマネージメントする
男性に読んでほしい一冊です。
女性とのコミュニケーションの方法を学べるでしょう。

続きを読む

engineer_takafumi at 12:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ ビジネスその他

2016年09月10日

チェンジ

本日は金川顕教氏の
チェンジ
です。
チェンジ〜人生のピンチは考え方を変えればチャンスになる! 〜

本書は出版社より、ご献本頂きました。
サンライズパブリッシング様、ありがとうございました。


本書の著者は、高校での偏差値が35から、
2浪して立命館大学に入学。
その後、猛勉強して公認会計士試験に在学中に合格。

努力のかいあって、世界一の会計事務所
デトロイト・トウシュ・トーマツへ就職し、
約束されたエリートの道が開けたのにも関わらず、
独立起業のため退社。

その後、事業にも成功して、お金と時間の自由を手に入れた
という、山あり谷ありの経歴の持ち主です。


本書のタイトルは「チェンジ」で、この本を通してのメッセージ
「人生のピンチは考え方を変えればチャンスになる!」
ということにつながっています。

両親の離婚とその後の家庭の不和、
大学受験の失敗など、ピンチの連続でしたが、
著者はそのたびに、ピンチを乗り越えて
さらに大きな成功に結び付けます。

著者はまだ若いので、これからも失敗することもあるでしょう。
しかし、またその失敗さえも糧にして、
次の成功に繋げていくタフさを持っています。

自分もこのようにありたいものだと、強く思いました。


個人的には、1浪目の大学受験に失敗した時、
ぼったくりのお店に入ってしまい、大変な目に会うのですが、
それが一つの転機となって、成功につながった、
という話が印象に残りました。


自分は不幸だと思っている若い人にお勧めの一冊です。
ピンチをきちんと乗り切ることができれば、
その後にはチャンスがあると、勇気をもらえることでしょう。


続きを読む

engineer_takafumi at 12:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ 自己啓発

2016年09月04日

となりの婚活女子は、今日も迷走中

本日は大西明美氏の
となりの婚活女子は、今日も迷走中
です。
となりの婚活女子は、今日も迷走中

本書は知人の大西さんの処女作が出ると聞き、
彼女の本であれば間違いないと、迷わず予約購入しました。


本書は結婚相談所の所長である著者が、
著者の経験を通じて、婚活テクニックを説く一冊です。


著者の筆力が高いので、普通に読み物としても楽しめますが、
それ以上に、婚活をする人の心理についての
鋭い考察が読みどころです。

「料理ベタなのに胃袋つかみ女子」や「フェイスブック女子」など
興味をかきたてられる女性がたくさん登場します。
婚活で成功するのも、失敗するのも
それなりの理由があるのです。

何と言っても、実績の豊富な著者の経験の結晶です。
帯に書かれた「私、この本の原稿を読んだら結婚できました!」
という言葉にも納得です。


個人的にはフェイスブックで婚活に失敗する
女性の話が心に残りました。
SNSは便利なものですが、婚活とは相性が悪いのですね。


これから婚活を始める人(男女問わず)に
読んで欲しい一冊です。
婚活に必要な戦略を学ぶことができるでしょう。


続きを読む

engineer_takafumi at 22:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ その他の本

2016年09月01日

図解でわかるアジャイル・プロジェクトマネジメント

本日は鈴木 安而 氏の
図解でわかるアジャイル・プロジェクトマネジメント
です。
図解でわかるアジャイル・プロジェクトマネジメント (SCC Books 389)

本書は出版社よりご献本いただきました。
SCC様ありがとうございました。


本書は「アジャイル」と呼ばれる、
ソフトウェア開発のマネジメントについて解説したものです。

計画ありきで、変更を悪とする旧態の
プロジェクトマネジメント方法に対して、
「アジャイル」は変更を前提としています。

実際のところ、ソフトウェア開発の現場では
仕様変更が多発することが多いので、
より実態に即した開発方法といえるでしょう。


知識先行の本ですので、これを読んですぐに
実践で使えるというわけではありませんが、
新しいものを学ぶ時に、知識から入る人にとっては
良い教科書となってくれると思います。


改めて感じたことは、この世界では
本当にカタカナ用語が多いということです。

例えば、進捗の速さのことをわざわざ「ベロシティ」というのは
苦笑せざるを得ません。
ただし、実際にこんな人が周りに多い環境では、
それに適応せざるを得ないのですね。

そんな時に、本書は用語集として使えると思います。


ソフトウェア開発に携わる人であれば、
一冊手元に置いておくと良い本だと思います。
なんとなく使っている専門用語の定義を、
再確認することができるでしょう。


続きを読む

engineer_takafumi at 16:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ 人材・人脈・マネジメント

2016年08月26日

数学は世界を変える

本日はリリアン・R・リーバー氏の
数学は世界を変える
です。
数学は世界を変える あなたにとっての現代数学

本書は現代数学の古典的名著と聞き、興味を持って購入しました。


本書は第二次世界大戦のさなかの1942年に書かれたものです。
当時まだ教養水準がさほど高くなかった一般の人に、
現代数学の考え方をやさしく説くために作られたそうです。

結果、アメリカのあらゆる世代の人に読まれ、
(戦地の兵士に読ませるため、野戦糧食セットに同梱されたそうです)
いまでも古典として高い評価を受けています。

現代数学はその抽象度の高さが特長であると考えられます。
そのため、非常にとっつきにくく、一般の人に伝えることは
とても難しいことだったでしょう。

しかし、本書はやさしい文章とイメージあふれるイラストで
その難題をうまく解決しています。
さすが半世紀以上の時を越えて、残ってきた本です。
数学の哲学を学ぶために、最適の一冊だと思います。


個人的には、現代数学の抽象性と現代絵画の抽象性が
つながっている、という部分が特に印象的でした。


哲学としての数学を学びたい人にお薦めです。
実際の数学の知識は最小限でも、
抽象的な数学の意義を理解できるでしょう。


続きを読む

engineer_takafumi at 21:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★理系本の書評 |  ⇒ 数学

2016年08月16日

ダラダラ気分を一瞬で変える小さな習慣

本日は大平信孝氏、大平朝子氏の
ダラダラ気分を一瞬で変える小さな習慣
です。
ダラダラ気分を一瞬で変える 小さな習慣 (Sanctuary books)

僕はダラダラしがちで何とかしたいと思っていたので、
本書の「ダラダラ気分を一瞬で変える」というコピーに
ひかれて購入しました。


「ダラダラ気分を一瞬で変える」方法はルーティンです。
つまり、指差し確認、ドリンクタイムといった
仕事をする前の儀式のようなものを作り出し、
それをすると、仕事モードへ切り替わる
という意識付けをするというものです。

バカバカしいと思うかもしれませんが、
この効果は絶大です。

例えば、本書でも電車の運転手がする
指差し確認が取り上げられています。
これは単に「確認する」だと、見落としも起きるところが、
指を指すことによって、ミスが激減するのです。


また、何となくやる気が起きない、ダラダラしてしまう
といったことは、ほとんどが気分の問題です。

真面目な人ほど、根性で何とかしようとしますが、
気分というのは、人間の本質的な問題で、
それを力ずくで変える事は難しいのです。

本書は自分の気分に真正面からは逆らわず、
矛先を変えて、プラスのエネルギーに変えるような
方法が紹介されています。

成果を出し続けるためには、自分の気分を知って、
それを活かす行動をすることが大事なのです。


ルーティンというものは人によって異なるものだと思います。
この本を読んで気になるものを数個ためしてみて、
自分なりに成果が出やすいように変えていく、
というのが、この本のうまい使い方なのでしょう。


僕のように、仕事や勉強を始めるけれども、
ネットや本にハマり、なかなか集中できない…
という人にお勧めの一冊です。
仕事モードに切り替えるルーティンを得られるでしょう。

続きを読む

engineer_takafumi at 20:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ 自己啓発

2016年08月12日

ロケットササキ

本日は大西 康之氏の
ロケットササキ
です。
ロケット・ササキ:ジョブズが憧れた伝説のエンジニア・佐々木正

本書はジョブズや孫正義が仰ぐ伝説のエンジニア、
というコピーにひかれて購入しました。

佐々木正氏は戦中をエンジニアとして過ごし、
その後、神戸工業を経て、早川電機(シャープ)に入社
シャープにて電卓戦争の中核として、シャープだけではなく
日本の電子産業全体を盛り上げた、伝説のエンジニアです。


佐々木氏はエンジニアとしての能力ももちろんですが、
その幅広い人脈がすばらしいです。
江崎玲於奈氏をはじめとする科学者、技術者はもちろん
松下幸之助や井深大などの日本企業のトップとの人脈、
ベル研究所のショックレー、ブラッテン、バーディーン、
インテルのロバート・ノイス、ゴードン・ムーア、アンドリュー・グローブ
など、歴史的な人物とも親交が厚いそうです。

シャープでこれらの人脈を生かして次々に新製品を生み出す話は
エンジニアの一人として、強い感銘を受けました。


日本は一時、半導体や電子機器で世界を席巻しましたが、
その裏には、佐々木さんのような天才エンジニアがいたことを
強く感じさせる本でした。

私もエンジニアとして、これからの世界を変える何かになりたいと
思いを新たにしました。


エンジニアであれば、是非読んでもらいたい一冊です。
佐々木さんの半生から、夢やエネルギーをもらえることでしょう。



続きを読む

engineer_takafumi at 20:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★理系本の書評 | ⇒ 理系の人・理系社会

2016年08月08日

「君主論」55の教え

本日は渡部 昇一 氏の
「君主論」55の教え
です。
「君主論」55の教え (知的生きかた文庫)

本書は古典の名著とは言われていますが、なかなか読解が難しい
「君主論」の解説書として興味を持って購入しました。


私も君主論を読んだことはあるのですが、
当時の歴史や文化についてかなりの知識を要求されるので、
正直、消化不良というのが現状でした。

本書では過度に簡略化することなく君主論を編集し、
要点がわかりやすく示されているので、
エッセンスが頭に入ってきやすくなっています。


「皆殺し」を説くなど、かなりどぎついことも書いていますが、
リーダーは狡猾さも持つ必要があるのです。

そうしないと、部下を守ることもできません。
現代にも通じる普遍的な教えがここにあります。


君主論を読んでみたけれど、挫折した、
という方にお薦めの一冊です。
本書により、戦略やリーダー論としての「君主論」を
手早く学ぶことができるでしょう。


続きを読む

engineer_takafumi at 23:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ 自己啓発

2016年08月06日

孤独を克服するがん治療

本日は押川勝太郎氏の
孤独を克服するがん治療
です。
孤独を克服するがん治療〜患者と家族のための心の処方箋〜

本書は出版社の方より、ご献本いただきました。
サンライズパブリッシング様、ありがとうございました。


がんは恐ろしい病気です。
ただ、今は日本人の2人に1人はかかる病気とも言われ、
「身近な」ものになってしまっています。
親戚の中でがんで亡くなった人はいない、
という人はいないのではないでしょうか?

これだけ身近な病気であるのに関わらず、
怖いというイメージが先行していて、
実態が知られていないのも事実です。

本書は抗がん治療の専門家である著者が、
患者さんからの質問という形で、
がんとは何か?どんな治療法があるのか?
普通の人にもわかりやすく解説してくれます。

タイトルの「孤独を克服する」という言葉にもあるように、
がんとの闘いの相手は病気だけではありません。
仕事のこと、家族のこと、お金のことと
患者の悩みに親身になって応えてくれます。


個人的には、本文のところどころに入れられている
がん治療のためのブックガイドが特に参考になりました。


がんにかかる前に読んでおきたい一冊です。
家族や自分が、がんにかかってしまった時
冷静に行動できる手助けになるでしょう。

続きを読む

engineer_takafumi at 14:31|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★理系本の書評 | ⇒ 医学・人体

2016年07月30日

パパラギ

本日はエーリッヒ・ショイルマン氏の
パパラギ
です。
パパラギ はじめて文明を見た南海の酋長ツイアビの演説集 (SB文庫)

本書は知人に勧められて、興味を持って購入しました。


「パパラギ」とは不思議な響きのする言葉です。
これは南太平洋の島国であるサモアの言葉で
白人を意味します。

この本の内容は、サモアの原住民であるツイアビという人が
ヨーロッパで見聞きして感じたことを、その友人のドイツ人が
まとめたという内容です。


なぜ、人は服を着るのか?
本当に教養が深いことが良いことなのか?
時間は大切に使わなければいけないのか?
など、現代社会ではあたりまえすぎる
基本的な事柄について、鋭く分析します。

気づきが多くあり、本当に幸せに生きるとは
どういうことかと考えさせられます。


ただ、内容があまりに批判に傾きすぎていることなど、
引っかかるところもあると感じます。
少し調べてみると、この本はフィクションで
実は、サモア人から聞いた話ではない、という説もあるようです。

本当のところは確認できませんが、
実際にサモア人から聞いたことをまとめていたとしても、
編者の考えも相当取り入れられていることは間違いなさそうです。

しかし、そうだとしても書いてあることが色あせるわけではありません。
現代社会の暗部を、素朴な文章であぶりだす良書だと思います。
今まで、読み継がれてきただけの意味はあるのです。


お金や時間に追われ、心が折れそうな時に読みたい一冊です。
異なる考え方に触れ、エネルギーを取り戻しましょう。


続きを読む

engineer_takafumi at 01:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ その他の本

2016年07月26日

美人なしぐさ

本日は中井 信之氏の
美人なしぐさ
です。
美人な「しぐさ」

本書は女性向けではありますが、
美しいしぐさとはどのようなものなのか知りたくて購入しました。


「あの人、雰囲気があるよね」と言われる人がいますが、
芸能人など、確かに強いオーラを持っている人は存在します。

その正体は何かといえば、服装ももちろんですが、
「しぐさ」によるものが大きいのです。


ただ、それに気づいて、
見よう見まねで、目標の人のマネをしてみても、
逆にイタい人になる場合が多いです。

それは、何のしぐさが良い印象を与えているか、
よく理解できていないからなのです。
そして、それは言語化がとても難しいものです。


本書の著者は、5000人以上のタレント候補者や
エグゼクティブのビジネスマンまでの
立ち振る舞い(ポージング)を指導してきたプロフェッショナルです。

さすが、美しい立ち振る舞いやしぐさの方法論を確立していて、
美しいしぐさを「HKK(ヒネル・カサネル・カタムケル)メソッド」
として、的確に解説してくれます。


私もある人のしぐさが美しいと感じることはあるのですが、
それを具体的な動きのレベルまでおとしこめずに
歯がゆく思っていたので、本書は目からウロコでした。

特に、人の話を聴くときの視線の動かし方が印象に残りました。

今度はぜひ、男性バージョンも期待したいです。


モデルや芸能人を志す人はもちろん、
ビジネスウーマンにもお薦めの一冊です。
「美人」にはワケがあるのです。


続きを読む

engineer_takafumi at 21:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ その他の本

2016年07月19日

未来化する社会

本日は アレック ロス氏の
未来化する社会
です。
未来化する社会 世界72億人のパラダイムシフトが始まった (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)

本書はPR関係者の方より献本頂きました。
長沢様、ありがとうございました。


本書は2008年の大統領選オバマ陣営で
テクノロジー・メディア戦略を担当、
外交戦略とイノベーションの専門家として活躍する
著者による、未来産業の分析の本です。

現在は、特に技術の進歩が激しい時代です。
その中でも、ロボット、ライフサイエンス、電子取引
セキュリティー、ビッグデータなどは、
次世代の産業を代表するものに育つでしょう。

著者はこれらの分野の現状分析を行い、
これからどんな方向に進んでいくか説きます。

かなりボリュームも大きいのですが、
世界中の事例が集まっており、
日本のビジネス書を越えたスケールを感じました。

個人的にはエストニアとベラルーシの対比の部分が
印象に残りました。


企業で、新規分野の参入を考える人にお勧めの一冊です。
これから世界がどのように変わっていくか
ヒントをつかめることでしょう。

続きを読む

engineer_takafumi at 02:15|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ ビジネスその他