2017年01月18日

一言力

本日は川上 徹也氏の
一言力
です。
一言力 (幻冬舎新書)

本書は「一言力」というタイトルに惹かれて購入しました。

著者はコピーライターとして独立して活動をされていて、
既に著作も何冊かある川上さんです。


ネット全盛の世の中になり、言葉の役割が減るどころか
さらに増大しているように感じます。

世の中に影響を与える言葉の条件があって、
それはずばり「短い」ことです。
短くないと言葉が流通しにくくなるのですね。

例えば「婚活」や「イクメン」という言葉は、
それぞれの活動に対するイメージを改め、
前向きなものにしてくれたことは疑いないでしょう。


本書はそんなキーとなる一言をどうやって作り出すか?
ということにフォーカスした一冊です。

一言にまとめるための要素を
「要約力」、「断言力」、「発問力」、「短答力」
「命名力」、「比喩力」、「旗印力」
の7つに分類し、それぞれについて説いてくれます。

魅力的な一言を作り出すとなると、
センスのある人しかできない感覚的なこと、
と思われるかもしれませんが、
それにはきちんとしたロジックがあるのです。


職場などで、スローガンやキャッチコピーを
作りたいと思った方にお薦めの一冊です。
本書を一読することにより、言葉の質が大きく高まるでしょう。



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engineer_takafumi at 16:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ 書き方・話し方・言語

2017年01月16日

輝ける場所を探して 裸でも生きる3

本日は山口絵理子氏の
輝ける場所を探して 裸でも生きる3
です。
輝ける場所を探して 裸でも生きる3 ダッカからジョグジャ、そしてコロンボへ

本書は注目している山口さんの新書なので
迷わず購入しました。


著者の山口さんは
「途上国から世界に通用するブランドを作る」
という理念の元に、マザーハウスという会社を
経営されています。


今回はジョグジャ(インドネシア)やコロンボ(スリランカ)で、
アクセサリ、ジュエリーの商品開発をするお話です。

マザーハウスは順調に発展して
最初の本に比べると、安心して読んでいられます。
(最初の本は本当にハラハラします)

でも、そうなっても、山口さんの仕事、
商品開発は本当に体当たりなんですね。


インターネットで気になるものを見つけたら、
とりあえず発注してみて、良さそうだったら「突撃」です。

相手はビジネスパーソンではないので、
資本主義的な考え方は通用しません。

裏切られることもあれば、事件が起きることもあります。
しかし、山口さんは職人さんを尊重しながら、
同時に自分のお店で待っているお客さんのために、
新しい商品を作っていくのです。

本書にはその過程が詳しく書かれていて、
臨場感を持って、仮想体験することができます。


Webのサイトで読んだのですが、新しい国に行くときに、
山口さんは飛行機の中で現地の言葉を勉強し、
現地に着いた時には、もう話せるようになっているといいます。

やはり、山口さんの情熱がそれを可能にするのでしょう。
そして、その情熱に職人さん達の心が打たれるのだと思います。


海外で仕事をしたいと思っている学生にお勧めの一冊です。
飛び出す勇気をもらえることでしょう。
ただ、前作を読んでいない人がいれば、1から読んでください。
裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記
裸でも生きる2 Keep Walking私は歩き続ける

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engineer_takafumi at 17:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ その他の本

2017年01月13日

「成功している男」の服飾戦略

本日はしぎはら ひろ子氏の
「成功している男」の服飾戦略
です。
「成功している男」の服飾戦略: ほんの少し「意識」するだけでいい (単行本)

本書は服飾を学びたくなって購入しました。


著者はファッション・プロデューサーで、服飾戦略を専門とした、
有名起業でのブランド構築、戦略の策定、プロデュース、
人材教育などに関わっておられます。

その中で、何人ものビジネスマン(本書は男性向けです)の
服飾コンサルティングをされてきており、
それらを結晶化したのが本書になります。

男性は「男は中身だ!」となってしまいがちなのですが、
逆にそんな人ほど、服装での伸びしろが大きいと言えます。

逆に自分が初対面の他人と会うときを考えると、
その服装が果たす役割が大きいことがわかるでしょう。

本書では、装いを変えることにより、
仕事がうまくいくようになった方の実例が紹介されており、
あらためて服装の持つ力を思い知らされます。

そして、本書はスーツ選びの教科書として
使えるようにできており、
特にスーツを新調する際には、非常に役立つことでしょう。


また、もちろん高価なスーツを着ると、
それなりの効果があるのですが、
ジャストフィットの服を着る、着こなしのちょっとしたコツなど
同じ価格の服でも見映えが違ってくるテクニックが
色々とあります。

それを学ぶだけでも、価値のある一冊だと感じました。

個人的には、スーツのボタンの止め方、
フラップの扱い方が参考になりました。


「勝負服」が欲しいビジネスパーソンにお薦めの一冊です。
スーツを選ぶポイントが的確にわかることでしょう。

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engineer_takafumi at 16:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ ビジネスその他

2017年01月10日

ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。

本日は
ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。
です。
ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。

本書は書店で表紙を見て、気になって購入しました。

本書は恋愛や家族関係に悩む
女子高生児島アリサの元に、
ニーチェ、キルケゴール、ショーペンハウアーなど
実存主義哲学の巨人達が現代人の姿になって
現れるというストーリーです。

哲学の巨人達が、個性的な現代人に転生して、
軽いノリで哲学の本質を語っていきます。

ストーリーが会話中心で進められて、
比喩も現代風にアレンジされているので、
とても読みやすかったです。

また、京都という設定も良いですね。
著者が京都出身なので、リアリティのある
風景描写も楽しむことができました。


学問としての哲学は非常に難解ですが、
本来哲学とは、難しい学問でなく、
人が生きる指針となってくれるもののはずです。

そういった意味で、現代人に『哲学する』方法を
教えてくれる本といえるでしょう。

個人的には、サルトルによる、
『嘔吐』の解説がわかりやすく印象的でした。


気軽に哲学を学びたいという人に
おすすめの一冊です。
小説を楽しみながら、どうやって哲学の考え方を
日常に取り入れていくかが、わかることでしょう。


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engineer_takafumi at 01:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ 勉強・教育・心理

2017年01月09日

生産性

本日は伊賀 泰代氏の
生産性
です。
生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの

本書はちきりんさんの自分の時間を取り戻そうと同テーマで
参考文献が同書と全く一緒だったので購入しました。

生産性という概念はこれから人口が減っていく日本では、
特に重要な考え方になります。

本書はマッキンゼーで人事育成、採用マネージャーとして
活躍した著者が、生産性の重要性とその高め方を語ります。

著者は人事が専門なので、
日本企業の人事の非効率性の指摘が鋭かったです。

特にトップパフォーマーと戦力外中年への対応が
圧倒的にダメなことが良くわかります。

また、マッキンゼーがどのような仕組みを作って、
仕事の生産性を上げているのかという実例は
とても参考になります。

人事システムなどは一社員では、
マネは難しいかもしれませんが、
資料の作り方や会議の進め方は
すぐに今の仕事に生かすことが可能だと思います。


個人的には、
同じ作業を10分でできる人と30分以上かかる人を
長く部内に併存させないこと、
という考え方が心に残りました。


仕事を速くするためのアイデアが欲しい人にお勧めです。
生産性を飛躍的に高めてくれる考え方と
具体的な方法が詰まっています。

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engineer_takafumi at 01:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ 仕事術、思考法・ツール

2017年01月08日

自分の時間を取り戻そう

本日はちきりん氏の
自分の時間を取り戻そう
です。
自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方

本書はちきりんさんの新書が出たということで
迷わず購入しました。


今回の本のテーマは「生産性」です。
なぜなら、これからは高生産性の時代になるからです。

でも、サラリーマンの人が「生産性」という言葉を聞くと、
会社の経営者の悪だくみではないか、と
警戒してしまう人が多いのでないでしょうか?

ブラック企業が従業員を搾取しようと
しているのではないかと?

しかし、生産性とはお金だけではなく、
人が幸せに生きるために必要なものなのです。

本書ではその理由を丁寧に説き、
生産性を高めるマインドを高めてくれます。

そして、生産性を上げる方法を教えてくれます。
これは一言で表現できて、
「ありえないほど高い目標を立てる」ということです。

そうすると、今までの延長線上にないので、
仕事のやり方を根本的に見直したり、
また、無駄な仕事をしなくなるなど、
仕事に質的な変化がおこるのです。


日本では悪い意味の仲間意識や精神論などで、
なかなか受け入れられにくいかもしれません。

しかし、生産性を高める努力をしないと、
時代が一気に変化した時、
完全に取り残されてしまうでしょう。

何か、脅しのようにも見えますが、
生産性を考えることは、究極的には、
自分が何をすると一番幸せになるのか、
ということを、考えるきっかけにもなるのです。


個人的には、
生産性の低い人を排除するために
ベーシックインカムを導入する
という考え方が心に残りました。


本書は老若男女問わず、できるだけ
たくさんの人に読んでもらいたい一冊です。
本書には未来を明るくしていく力があると思います。

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engineer_takafumi at 05:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ 仕事術、思考法・ツール

2017年01月05日

ミステリー小説を書くコツと裏ワザ

本日は若桜木 虔氏の
ミステリー小説を書くコツと裏ワザ
です。
ミステリー小説を書くコツと裏ワザ

本書はミステリー小説の世界を覗いてみたいと思い
購入しました。

本書の著者は作家として活躍するだけでなく、
小説家養成講座の講師として、
40名以上の生徒をプロデビューさせた実績を持ちます。

そんな著者が本書でミステリー小説の書き方に
ついて語ります。

まず、圧倒されるのは、著者の圧倒的な知識です。
作品や応募した賞、作家の固有名詞がこれでもか
というほど登場し、ミステリーと名のつくものは
全て読みこんでいるのではないかとさえ思えます。

さらに、ミステリーの選考過程を熟知していて
どのようなものを書けば予選が通過できるか
明確に示してくれます。

また、「致死量以下の青酸カリを舐めてみた」など、
ミステリーの周辺知識までも半端ではありません。

なんと解説で、
この本を読んでいるか否かによって、
受賞への道程には数年の開きが出る場合すら
ありえるのではないか。

とまで言われているのです。


もし、ミステリーを書こうと思っている人ならば、
何を差し置いてでも、読むべき一冊でしょう。

一方、私のようにミステリーに関わらない人でも、
ある程度の普遍性があり、
参考にできることは多い一冊でした。

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engineer_takafumi at 20:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ 書き方・話し方・言語

2016年12月25日

カジノとIR。日本の未来を決めるのはどっちだっ! ?

本日は高城 剛氏の
カジノとIR。日本の未来を決めるのはどっちだっ! ?
です。
カジノとIR。日本の未来を決めるのはどっちだっ! ?

本書は著者の関係者の方よりご献本頂きました。
上田さま、ありがとうございました。


帯にも書かれていますが、
カジノとIRの違いは分かるでしょうか?

私はこの本を読むまでは、知りませんでした。

そもそもIRはIntegrated Resortの略で、
国際会議場・展示施設にあらゆる商業施設
(ショッピング、ホテル、レストラン、スポーツ施設…)
を埋め込んだ、自治体公認の施設です。

そして、このIRのカギとなるのがカジノなのです。
なぜ、カジノが重要かというと、話は単純で、
カジノが「儲かる」からです。

本書の主張は下記のように要約できます。
IRの真髄は、
税金を使わずに街のランドマークを作ることだ。
あくまでもカジノは巨額投資をしてもらう
企業への担保に過ぎない。
そして、そのカジノの顧客は、成熟した都市であるならば、
自国民であってはならない。


そのために、日本に世界に通用する
IRを作りましょうということですね。


本の内容は、カジノにまつわる各国の事情が
メインとなっていますが、これが面白いです。

例えば、カジノを作ったときに自国民の利用をどう扱うか
といった対応が各国異なっていて興味深いです。
カジノに対する対応は、
国民性がそのまま出ているような気がします。

また、カジノがマネーロンダリングの道具として
使われていることもあるようで、
そのあたりの情報も、とても興味深かったです。


世界を裏側から見てみたい、と思う人に
お勧めの一冊です。
普通の本と違う、興味深い視点を
見つけることができるでしょう。



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engineer_takafumi at 21:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ ビジネスその他

2016年12月24日

年収1億円はお金と時間が増える人

本日は
年収1億円はお金と時間が増える人
です。
年収300万円はお金を減らす人 年収1000万円はお金を増やす人 年収1億円はお金と時間が増える人

本書は出版社の方よりご献本いただきました。
サンライズ出版さま、ありがとうございました。


本書の著者の金川さんは、偏差値35から、
2浪の末に立命館大学に合格。

合格後、猛勉強して、
在学中に公認会計士試験に合格します。

そうして世界最大手の監査法人に入社し、
新入社員の時点で年収600万円となります。

しかし、時間が削られていく不自由さに耐え切れず、
エリートが約束された立場を投げ打って、起業します。

そこで大成功をおさめ、独立4年目にして、
年商5億円、粗利で3億円を実現したのです。


本書はそんな著者が、何も無かった貧乏時代、
大手監査法人で働いていたエリートサラリーマン時代、
そして、お金も時間も余裕のある現在の
3通りの思考方法を比較したものです。

年収300万円の思考は改めるのは当たり前として、
年収1000万円というと、普通の基準ではお金持ちでしょう。

しかし、努力して1000万円にたどり着いたとしても、
その思考方法が、さらに上に進むときの
障害になってしまうのです。

現在年収が300万円だったとしても、
1000万円の世界に何が広がっているか、
そして1億円になるためには何が必要かを
しっかりと確認しておくことは大事だと思います。

個人的には、
年収1億円の人は、集中していることに気が付かない
という一文が心に残りました。


本気で年収1億円を目指す人にお勧めの一冊です。
年収1億円というのはどんな世界なのか、
ということが見えるきっかけとなるでしょう。

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engineer_takafumi at 12:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ 自己啓発

2016年12月21日

超・箇条書き

本日は杉野 幹人氏の
超・箇条書き
です。
超・箇条書き―――「10倍速く、魅力的に」伝える技術

本書は書評で評判が良かったので購入しました。


著者はグローバル経営コンサルティングファームの
A・T・カーニーのマネージャーとして、
幅広い経営コンサルティングで成果を上がる一方で、
大学でストーリーライティングを教えています。

そんな著者が、今回取り上げるのは「箇条書き」です。

ただ、本としては確かに箇条書きの
テクニックについて書かれているのですが、
本質は短い言葉で的確に伝える技術を説いた本
と考えたほうが良いかもしれません。

箇条書きの項目を並べるときの構造化の方法や
ガバニングといったテクニック的なことから、
どうやって、言葉に魂を吹き込んでいくか、
というところまで、書かれています。

魂を吹き込むといっても、
ただ、ぼんやりとしたものではなく、
MECE崩しや固有名詞の使い方など、
すぐ使えるコツも教えてくれます。

本書は伝えるプロの書いた本なので、
言葉の重みや展開など、本文自体からも
学ぶことの多かった一冊でした。


個人的には、
「隠れ重文」という言葉が心に残りました。


大事なプレゼンの資料を作る前に、
一読をお勧めしたい一冊です。
この本を読んだ後に資料作成すれば、
確かに資料の質が上がると思います。

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2016年12月15日

雑談力

本日は百田 尚樹氏の
雑談力
です。
雑談力 (PHP新書)

本書は面白いという噂を聞いて購入しました。


百田さんはとても話が面白いと言われるそうです。
この本を読んでみると、本当に納得です。

科学から下ネタに至るまでの、とても幅広い知識。
そして、聞き手に対するサービス精神。
さらに、小説家になるくらいの言語センスがあるのですから、
話が面白くないわけがありません。

本書を読んでみると、本当に百田さんの話を
直に聞いているような気がします。

間合いが文章というより、会話に近いものになっているのです。


雑談力がテーマの本は数多くありますが、
これほど読む人を楽しませてくれる本は他には無いでしょう。

そして、雑談の本質とは、相手を楽しませることなのです。
スキルを語るより、まず自分がやってみている、
という点で説得力がある一冊でした。

個人的には、馬の種付けの話が一番心に残りました。
ただ、この話はここで紹介するのは適切でないと思われるので、
興味がある人は、本書を買って読んでみてください。


面白い話を聞いて楽しみたい人にお薦めの一冊です。
楽しんだ上に、知識の幅を広げてくれることでしょう。

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2016年12月11日

『記憶力』『アイディア力』『情報整理力』が覚醒した理由

本日はマルコ社の
『記憶力』『アイディア力』『情報整理力』が覚醒した理由
です。
要領が悪かった私がたった5分の「頭脳ノート」メソッドで『記憶力』『アイディア力』『情報整理力』が覚醒した理由


本書は出版社より、ご献本いただきました。
マルコ社様、ありがとうございました。

本書は情報整理、記憶、アイデア力といった
仕事に必要な能力を、ノート(メモ)の取り方によって、
伸ばす方法について書かれた本です。

出版業界の定番テーマですが、類書との違いは、
科学的な背景にしっかり根ざしているということです。

本書は複数の脳科学者の取材から編集されており、
脳のメカニズムから、紹介するメソッドの有効性が
証明されていることがわかります。

専門的な話は少し難しくもありますが、
基本が精神論や経験論でないことにより、安心して、
紹介された方法に取り組むことができるでしょう。


個人的には、「青」という色の有効性が印象的でした。
なんとなく、青がいいとは思っていましたが、
ちゃんとした科学的なデータもあるのですね。


仕事に慣れてきた中堅社員にお勧めの一冊です。
生産性を高めて、次のステップに進む
きっかけにすることができるでしょう。


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engineer_takafumi at 17:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 

2016年12月10日

成功は「気にしない人」だけが手に入れる

本日は信長氏の
成功は「気にしない人」だけが手に入れる
です。
成功は「気にしない人」だけが手に入れる

本書は著者の方より、ご献本いただきました。
信長さま、ありがとうございました。

著者は歌舞伎町の人気店「Club Romance」の
No1ホスト兼経営者として活躍しながら、
出版やテレビ、ラジオ出演など、
広範囲で活躍される信長さんの著書です。

信長さんは既に数冊の著書があります。
その中で、本書で注目するのは、
ほんの少しの「自分本位」です。

日本の良さの一つは、日本人の
人への気遣いや思いやりにあります。

ただ、それが度を過ぎると、人にどう思われるのかを
気にしすぎて、かえってマイナスに働いてしまいます。

実際のところ、ほとんどの日本人は、
周りを気にし過ぎなのでしょうね。


著者は、二浪して入った早稲田大学の卒業後、
ホストの道に入り、努力の後に、
歌舞伎町の有名店のNo1ホストになります。

そして、現在はホスト兼マネージャーとして
ホスト業界のトップを走り続ける傍ら、
ラジオ番組を持ったり、執筆をしたりしています。

お分かりでしょうが、人の目を気にしていては
とてもできないような経歴を持っているのです。


本書では、そんな著者の豊富な経験を交えて、
どうやって世間や自分の殻を破っていくか、
チャレンジする背中を押してくれる本になっています。

ホストという、気遣いが重要な業界の中で、
どのように自分を出していくかは必見です。


個人的には、「勘違い」をすることが、
成功するために重要だ、という部分が心に残りました。


他人に気を使いすぎて、自分を出せていない、
と悩む人にお勧めの一冊です。
自分を打ち出していく、勇気と方法を得られるでしょう。


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2016年12月04日

現象を解き明かす微分方程式の定式化と解法

本日は小中 英嗣氏の
現象を解き明かす微分方程式の定式化と解法
です。
現象を解き明かす微分方程式の定式化と解法

本書は担当編集者の方よりご献本頂きました。
太田様、ありがとうございました。


本書は大学で教鞭をとっておられる著者が、
「数学や物理の知識はどうやって使われるのか」
ということをしつこくしつこく書いたという一冊です。

私も、「高校数学の使い方」の本を書きましたが、
実際、大学院や企業の研究レベルで使われている数学
といっても、高校数学レベルかそれに少し毛のはえた程度
というものが多いです。

本書は数学を使うことにフォーカスされており、
高校数学程度の最小限の数学力で、
数学の使われ方が理解できるように配慮されています。


また、演習問題も興味深かったです。
典型的な力学や電気工学の問題はもちろん
貯蓄の金利の問題や生物の個体数の問題など、
なるべく、広範囲の現象を対象にしています。

さらに、単に答えを求める問題だけでなく、
わざと計算を間違えて得た解の検証をする問題、
物体の落下についてアリストテレスとガリレオの主張
をそれぞれ定式化する問題など、
様々な方面から微分方程式を使う訓練を行って
理解を深められるようにできています。

個人的には最後の(半ば哲学的な?)演習問題が印象的で、
自分が学生だったら、こんな先生の授業を受けてみたい
と思わせられました。


高校の物理の授業に物足りない高校生、
理工学部の学部生にお勧めの一冊です。
数学の使われ方のイメージをつかめることでしょう。

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2016年11月30日

本音に気づく会話術

本日は西任 暁子氏の
本音に気づく会話術
です。
本音に気づく会話術

本書は著者のセミナーに参加し、
内容がよかったので購入しました。


本書のテーマは「相手の本音に気づく会話術」です。

ただ、相手の本音に気づくには、まず自分の本音と
向かい合わなくてはいけません。
自分の本音を探求したことのない人に、
他人の本音がつかめるはずがないからです。

自分の本音なんて、自分が一番良くわかっているはずだ、
と思うかもしれません。
しかし、自分の本音を知ることは、意外に簡単ではありません。
なぜなら、我々は社会生活をおくる中で、
たくさんの感情にふたをしたり、
社会の「べき」に盲目的に従ったりしているからです。

実際、本書の半分ほどは、他人より自分の本音と
向かい合う方法について書かれています。
これだけでも、自分の感情に素直に向き合えるようになり、
人とのつきあいや会話が楽になることでしょう。

自分の感情を動かせるのは自分だけなのです。
決して、他人に振り回されるものではないのです。


他者を理解しようとする人はもちろんですが、
自分の感情を上手くコントロールしたいと願う人に
お勧めの一冊です。
自分の隠された本音を見つけられるかもしれません。


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