2016年08月06日

孤独を克服するがん治療

本日は押川勝太郎氏の
孤独を克服するがん治療
です。
孤独を克服するがん治療〜患者と家族のための心の処方箋〜

本書は出版社の方より、ご献本いただきました。
サンライズパブリッシング様、ありがとうございました。


がんは恐ろしい病気です。
ただ、今は日本人の2人に1人はかかる病気とも言われ、
「身近な」ものになってしまっています。
親戚の中でがんで亡くなった人はいない、
という人はいないのではないでしょうか?

これだけ身近な病気であるのに関わらず、
怖いというイメージが先行していて、
実態が知られていないのも事実です。

本書は抗がん治療の専門家である著者が、
患者さんからの質問という形で、
がんとは何か?どんな治療法があるのか?
普通の人にもわかりやすく解説してくれます。

タイトルの「孤独を克服する」という言葉にもあるように、
がんとの闘いの相手は病気だけではありません。
仕事のこと、家族のこと、お金のことと
患者の悩みに親身になって応えてくれます。


個人的には、本文のところどころに入れられている
がん治療のためのブックガイドが特に参考になりました。


がんにかかる前に読んでおきたい一冊です。
家族や自分が、がんにかかってしまった時
冷静に行動できる手助けになるでしょう。

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engineer_takafumi at 14:31|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★理系本の書評 | ⇒ 医学・人体

2016年07月19日

未来化する社会

本日は アレック ロス氏の
未来化する社会
です。
未来化する社会 世界72億人のパラダイムシフトが始まった (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)

本書はPR関係者の方より献本頂きました。
長沢様、ありがとうございました。


本書は2008年の大統領選オバマ陣営で
テクノロジー・メディア戦略を担当、
外交戦略とイノベーションの専門家として活躍する
著者による、未来産業の分析の本です。

現在は、特に技術の進歩が激しい時代です。
その中でも、ロボット、ライフサイエンス、電子取引
セキュリティー、ビッグデータなどは、
次世代の産業を代表するものに育つでしょう。

著者はこれらの分野の現状分析を行い、
これからどんな方向に進んでいくか説きます。

かなりボリュームも大きいのですが、
世界中の事例が集まっており、
日本のビジネス書を越えたスケールを感じました。

個人的にはエストニアとベラルーシの対比の部分が
印象に残りました。


企業で、新規分野の参入を考える人にお勧めの一冊です。
これから世界がどのように変わっていくか
ヒントをつかめることでしょう。

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engineer_takafumi at 02:15|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ ビジネスその他

2016年07月18日

サードウェーブ

本日はスティーブ ケース氏の
サードウェーブ
です。
サードウェーブ 世界経済を変える「第三の波」が来る (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)

本書はPR関係者の方より献本頂きました。
長沢様、ありがとうございました。


本書はAOL(アメリカ・オンライン)の元CEOで共同創設者である著者が
AOL創設から、その成功と失敗の歴史。
そして、アメリカの未来への提言をまとめたものです。

著者のスティーブ・ケースの名前は、
日本ではあまり知られていませんが、
AOLの黎明期、すなわちインターネットの商業利用を切り開いた人物、
つまり、インターネットを一般に普及させた立役者です。


AOLは歴史的なタイム・ワーナーの合併から、
不運にもITバブルの崩壊を経て経営不振に陥り、
著者はAOLを去ることになりますが、
その失敗の体験もきちんと記されています。

スタートアップの歴史として、
とても価値の高い一冊と思います。


個人的には、マイクロソフトやコンピュサーブなど、
既存の大企業との駆け引きが心に残りました。


ITの業界で起業を志す人にお勧めしたい一冊です。
インターネットを最初に世に広めた体験から、
学ぶことは多いものと思います。


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engineer_takafumi at 04:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ ビジネスその他

2016年07月17日

戦力「内」通告

本日はダン・ラスト氏の
戦力「内」通告
です。
戦力「内」通告 ハーバードが教えてくれない「本当に生き残れる社員」 (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)

本書はPR関係者の方より献本頂きました。
長沢様、ありがとうございました。


本書は働く人々のキャリアや生産性、モチベーションを
高める方法を企業向けに指導している著者による
実践的なキャリアの作り方の本です。


会社の経営状態の悪化やプロジェクトの失敗、
不運にもリストラにあってしまったなど、
人のキャリアは順調にはいかないものです。

また、社内政治や上司との相性など、アメリカの企業といえど
職場では色々な人間関係により、
仕事のパフォーマンスが左右されます。

その中で、良いキャリアを作るのに成功する人は
どんな心がけで、どんな行動をとっているのか、
ということを教えてくれるのが本書になります。


実際の事例が多く盛り込まれているので、
物語を楽しみながら読み進めることができます。

アメリカの事例なので、日本には完全に当てはまらない
こともあるかもしれませんが、日本企業も確実に
こちらの方向に近づきつつあることは明確です。


キャリアアップのため外資系企業に転職しようと
している人にお勧めの一冊です。
自分のキャリアを考え直す良い機会になるでしょう。

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engineer_takafumi at 04:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ 人材・人脈・マネジメント

2016年07月11日

超チーム力

本日はリッチ・カールガード氏、マイケル・S・マローン氏の
超チーム力
です。
超チーム力 会社が変わる シリコンバレー式組織の科学 (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)

本書はPR関係者の方より献本頂きました。
長沢様、ありがとうございました。


本書やフォーブス誌の発行人とシリコンバレー
を知り尽くすジャーナリストによる
チーム力を徹底的に分析した本です。

チームや組織の類書はたくさんありますが、
本書は特に、チームの大きさと多様性について
焦点を合わせています。


著者は、チームが失敗に終わるときは、
サイズが大きすぎる場合がほとんどと言います。

それも経験的なことだけでなく、
科学的ともいうべき詳細な洞察に基づいています。

本書はそれが学べる一冊です。


個人的には、二人と三人(ペアとトリオ)に
これほど違いがあるのか、
ということが印象に残りました。


チームの作り方に興味をもつマネージャには
一読をお勧めします。
組織の基礎的な力学を学ぶことができるでしょう。

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engineer_takafumi at 00:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ 人材・人脈・マネジメント

2016年07月03日

「名前が出ない」がピタッとなくなる覚え方

本日は宇都出 雅巳氏の
「名前が出ない」がピタッとなくなる覚え方
です。
「名前が出ない」がピタッとなくなる覚え方

本書は知人の宇都出さんの新刊が出版されたと聞き、
興味を持って購入しました。


記憶術など記憶にまつわる本はたくさんあります。
その中で本書は、「ほら、あの人だよ、あの人」とか
「何しにこの部屋に来たんだっけ?」とか
「しまった、傘を置いてきた」など、
ど忘れと呼ばれる記憶に焦点を当てたものです。

年を取ってくると仕方がない、と諦めるのは間違いです。
ど忘れにはど忘れなりのメカニズムがあるのです。

年をとってくると、生活がパターン化されてきて、
どうしても、感動や発見が少なくなります。

逆に言えば、小さなことに感動できるようになれば、
記憶の能力は強化されます。

記憶の能力自体は年をとっても、
それほど衰えるものではないのです。


個人的には、
位置や場所など空間に関する記憶は強固である
という箇所が特に記憶に残りました。


年を取ったと言って、新しいことを勉強することを
諦めている人にお勧めの一冊です。
もの忘れのメカニズムを正しく知ることにより
新しいことにチャレンジする勇気が出るでしょう。


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engineer_takafumi at 20:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ 仕事術、思考法・ツール

2016年06月26日

本当に必要なものはすべて「小さなバッグ」が教えてくれる

本日は横田真由子 氏の
本当に必要なものはすべて「小さなバッグ」が教えてくれる
です。
本当に必要なものはすべて「小さなバッグ」が教えてくれる

本書は知人である横田さんの初の著書ということで、
興味を持って購入しました。

著者の横田さんはグッチの販売員として、
顧客獲得数No1となり、3年で店長に昇格したという
経歴の持ち主です。

グッチですから、当然VIPや有名人が顧客となり、
そんな人達の心をつかんできたわけです。


そんな著者は、VIPやセレブほど、
ひとつのものを大切に使うという姿勢(ミニマムリッチ)
を持っているといいます。

著者も昔はそうだったといいますが、
若いデキル女性というものは、
モノも仕事も抱えがちなものです。

しかし、本当のセレブに学んだ
ミニマムリッチの考え方こそ、
本当の成功をもたらしてくれるのです。

本書ではその考え方を「小さなバッグ」に象徴させて
著者の豊富な体験を織り交ぜながら、説いてくれます。


女性向けではありますが、
理系男の私にも響くところがたくさんありました。

特に、正装とは「着回しができないこと」
という考え方が心に残りました。


仕事を頑張る30歳前後の女性に一読して欲しい一冊です。
集めることでなく、選ぶことの重要性を学べるでしょう。

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engineer_takafumi at 22:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ 自己啓発

2016年06月22日

ニュースの"なぜ?"は世界史に学べ

本日は茂木 誠 氏の
ニュースの"なぜ?"は世界史に学べ
です。
ニュースの

最近、世界史の本はあたりが多いので、本書も購入しました。


本書は予備校のカリスマ世界史講師による
社会人向けの世界史の本です。


最近、社会人向けの歴史という
同じようなコンセプトの本は何冊かありますが、
本書の特徴は「今」に注目していること、
学校で習う知識で取りこぼしがちなところに
焦点を当てているということです。

例えば、ウクライナやロシアとヨーロッパとの関係、
イスラム世界にしても、イラクやイラン、クルド人など
ある程度絞ったテーマの中を掘り下げています。

世界史の教科書を勉強しても、「クルド人」とは
といってもほとんど詳細な記述は出てきませんから、
相当世界史に詳しい人でも、詳細まではわからないことでしょう。

しかし、現在ホットな話題である、
ISや中東問題を理解する上で
クルド人の理解は必須なのです。

また、日本人にとってなじみが薄い
宗教についても、かなりページを割いて説明されており
宗教間の対立の本質が理解できるように配慮されています。

さらに、中国やアメリカといったメジャーなテーマでも、
「今」のニュースを正しく理解するために
教科書とは少し違う角度で語られています。

本書を読めば、時事ニュースの理解が
深まることは確実と思います。


特に、ロシア、イスラムなどについて、
勉強したい人が最初に読む一冊としてお勧めです。
現在の状況を理解するために
必要な知識を学ぶことができるでしょう。

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engineer_takafumi at 22:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ ビジネスその他

2016年06月12日

リストマニアになろう

本日はポーラ・リッツォ氏の
リストマニアになろう
です。
リストマニアになろう!  理想の自分を手に入れる「書きだす」習慣

本書は出版社の担当編集社の方よりご献本頂きました。
江川様、ありがとうございました。

本書はFOXニュースでシニアプロデューサを務める、
テレビのアカデミー賞とも称されるエミー賞を受賞した著者による、
リスト作りの本です。

著者は自らをリストマニアと呼びます。
というのも、彼女は何でもリストに書き下し、
それにより人生を切り開いてきたのです。


本書はそんな彼女が教えてくれる、
リストの作り方、使い方です。

リストというものは、程度の差はあるでしょうが、
ほとんどの人が生活の中で役立てていることでしょう。

本書にはたくさんのテクニックが紹介されていますが、
その中の一つでも実行に移せるものがあれば、
元がとれてしまうことでしょう。


また、単に目先の仕事の効率を上げることだけでなく、
長期的な目標や願望を書き出しておくことで、
夢を明確化できて、実現に大きく近づきます。

リストはとても単純ながら、
人生の質を高めてくれる、協力なツールとなりえるのです。


特に、現在リストを使っている人にお勧めの一冊です。
ちょっとしたテクニックや適用領域の拡大により、
生活や人生の質を大きく高めてくれることでしょう。

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engineer_takafumi at 11:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ 仕事術、思考法・ツール

2016年06月11日

融資フル活用不動産投資術

本日は田中美香氏の
融資フル活用不動産投資術
です。
会社員がゼロから稼げる! 融資フル活用不動産投資術〜はじめてでもできる! 安全で賢いお金の増やし方〜

本書は出版社の方より、ご献本いただきました。
サンライズパブリッシング様ありがとうございました。


現在のように金利が限りなく低くなった時には、
預金では全く増えないので、投資を考えないといけません。

ただ、株や金融資産というと、怖いイメージを持っていて
手が出しにくいと考える方も多いでしょう。

そこで、「堅実」と思われる不動産投資に、行きつくわけです。


ただ、不動産投資は投資というより、一つの事業(商売)を
始めるようなものですから、それなりの勉強が必要です。

本書は投資用不動産コンサルタントとして実績を持つ著者が、
不動産投資の基本を語ってくれます。

書いてあることは、決して簡単なことではないのでしょうが、
著者の筆力なのか、女性だからということなのか、
スラスラ読み進められた一冊でした。


不動産投資を考え始めている人にお勧めの一冊です。
最低限の知識を身につけることにより、
投資成功の可能性を大きく高められるでしょう。

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engineer_takafumi at 23:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ ビジネスその他

2016年06月03日

インクルージョン思考

本日は石田 章洋 氏の
インクルージョン思考
です。
複数の問題を一気に解決するインクルージョン思考

本書は著者よりご献本いただきました。
石田さん、ありがとうございました。


本書の著者は「世界ふしぎ発見!」や「TVチャンピオン」
「情報プレゼンター・とくダネ!」など、
だれもが知る番組の企画・構成を担当した
売れっ子の放送作家です。

そんな著者が今回書いたのは
インクルージョン思考、つまり複数の問題を一気に解決する
インクルーシブ(包括的)なアイデアを生むための思考法です。


アイデアの作り方というと1940年に発表された
ジェームス・W・ヤングによる『アイデアのつくり方』が
非常に有名ですが、この本も基本的にこの方法を踏襲
したものとなっています。

ただ、落語家を経て放送作家となった
著者独特の経験を交えた説明はとても腑に落ちます。


また、『アイデアのつくり方』では、
アイデアを寝かせることが必要と言われており
実際それは正しいのですが、
どう寝かせれば良いのか、なぜ寝かせれば良いのか
なかなか受け入れて、実践しづらいものでもありました。

しかし、本書では丁寧にアイデアを寝かせることの意義、
そして、寝かせているときに何が起こっているかが
ちゃんと書かれているところが良かったです。


クリエイティブな仕事をする人だけでなく、
特許のアイデアに悩むエンジニアなどにも
読んでもらいたい一冊です。
とても読みやすい中で、アイデアだしの
本質を学ぶことができるでしょう。


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engineer_takafumi at 19:45|PermalinkComments(1)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ クリエイティブ

2016年05月28日

シグナル&ノイズ

本日はネイト・シルバー氏の
シグナル&ノイズ
です。
シグナル&ノイズ 天才データアナリストの「予測学」

本書はデータ予測に関する名著と聞き、購入しました。


著者は『マネー・ボール』で登場する
野球の成績予測モデルの開発者で、
2008年の米国大統領選の結果を予測し、
50州のうち49州的中させたという
統計の専門家の著書です。


500ページ超の大作で、内容も高度で読み易いものでは
ありませんが、予測することの本質をつかめます。

つまり、タイトルにもなっていますが、
データの中で何がシグナルか、何がノイズなのか
を見分けることが、予測で最も重要なのです。

格付け会社や天気予報、野球のスカウト、
そして、ギャンブラーなど、統計や確率にまつわる
職業はたくさんあります。
それらの特徴や予測モデル、その限界などを
豊富な実例を交えて、説明してくれます。


予測の方法論ももちろんですが、
著者のような予測の専門家が世の中をどう見ているか
ということが興味深い一冊でした。

読めばわかりますが、決して数式や予測モデル万歳
というわけではないのです。
むしろ、予測モデルの限界を把握した上で、
どのように分析結果を解釈するべきか、が重要です。


本格的に統計を勉強する人にお勧めの一冊です。
数理モデルの細部を議論する前に、
大局をつかむための事柄を学べるでしょう。

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engineer_takafumi at 22:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★理系本の書評 | ⇒ 一般・その他の科学

2016年05月24日

理系に学ぶ。

本日は川村 元気氏の
理系に学ぶ。
です。
理系に学ぶ。

本書はタイトルにひかれて購入しました。


映画や小説、絵本などクリエイティブ界で活躍する
典型的な文系人間の著者が、
「これから何が起こるのか」ということを中心に、
様々な分野で活躍する理系人間にインタビューしたもの
をまとめたものが本書になります。


理系といっても、著者と同じクリエイティブ業界で活躍する
メディアアーティストから、ロボットクリエイター、医者、
宇宙飛行士、物理学者、会社社長など多彩にわたっており
理系人間とひとくくりにできない面白さもあります。

登場する方の専門分野は深く、難解なものも多いですが、
著者のシンプルで本質的な質問が、
対談をわかりやすいものにしてくれます。

また、人選が良いと思うので、ここに登場する人たちは
これから注目しておいた方が良いでしょう。


文系の人がさっと、理系の社会を知りたいと
思った時にお勧めの一冊です。
これから注目すべき理系の分野が明らかになるでしょう。

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engineer_takafumi at 21:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★理系本の書評 | ⇒ 理系の人・理系社会

2016年05月19日

「自分」が伝わる声ヂカラ

本日は大槻 水澄氏の
「自分」が伝わる声ヂカラ
です。
「自分」が伝わる声ヂカラ

本書は著者のセミナーを受講して、
とても内容が良かったので購入しました。

著者の大槻さんは、
持田香織、阿部真央などの有名アーティストや、
一線で活躍するビジネスパーソンにトレーニングを行う
ボイストレーナーです。


声というものは、想像以上に人の印象を決めるものです。
例えば、普通の会話をするときでも、
会話の中身以前に声が重要となることが多いのです。

それは、あるべき場所であるべき身なりをしていないと、
全く相手にしてもらえない、ということに似ています。


本書では、声のパワーのことを「声ヂカラ」として、
その声ヂカラを高めるトレーニングを教えてくれます。

そもそも、声というものは、スポーツと同じで
正しい知識に沿った、鍛え方が存在しています。

自己流の発声練習などで、成果が出なかったとしても、
あるべきトレーニングをすれば、だれでも成果を出せるのです。


また、「声」というものは、子供のときの体験など
メンタルブロックがかかっていることも多いそうです。

その解きほぐし方も、丁寧に解説してくれています。


個人的には、ひとりごとやため息を
とてもポジティブに書いていることが印象的でした。
ひとりごとやため息には、メリットも多いのです。


あまり人前で話すことがなくて、声に自信がない
という人にお勧めの一冊です。
発声の正しいトレーニング方法がわかることでしょう。

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engineer_takafumi at 23:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ 書き方・話し方・言語

2016年05月09日

勉強せずに英語力を身につけてキャリアアップした方法

本日は鈴木 信貴氏の
勉強せずに英語力を身につけてキャリアアップした方法
です。
デスマーチに追われるIT技術者が勉強せずに英語力を身につけてキャリアアップした方法

本書は著者よりご献本頂きました。
鈴木さま、ありがとうございました。


本書はIT技術者である著者が、
残業や休日出勤でほとんどまとまった時間が取れない中、
日常生活を工夫して英語に触れる時間を増やし、
TOEIC915点という、高度な英語力を身に着けた
ノウハウが書かれたものです。

英語の勉強本は数多くありますが、
本書の特徴は、下記の2点だと考えます。
1、著者が現役ITエンジニアで読者が身近に感じられる
2、まとまった勉強時間を取れないことを前提としている


1について、本書はサラリーマンにとって、
非常に生々しい一冊になっています。

例えば、「英語の勉強を始めたことは
周囲に言わないほうが良い」などという項目は、
確かに周りにネガティブなことを言われそうだな、
と大いに納得させられます。

著者は現役ITエンジニアですから、
サラリーマンの気持ちや立場が良くわかっています。
この著者ができたのだから、自分もできるはずと、
勇気を与えてくれます。


2については、本書はどうやって英語に慣れていくか
ということに主眼がおかれていて、
1日数時間の勉強を前提とするものではありません。

例えば、スマホの環境を英語にする、
Amazon.com(米国)で買い物してみるなど、
一つ一つは細かいことですが、
日常で英語に触れられるテクニックが詰まっています。

時間がなくても、できることはあるのです。


仕事が忙しいながらも、英語力を高めたい
サラリーマンにお勧めの一冊です。
本書の内容を実践して英語に慣れていけば、
英語力を確実の向上させることができるでしょう。

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engineer_takafumi at 00:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ 勉強・教育・心理