2005年10月12日

影響力の武器

今回紹介する本は成功読書術から「影響力の武器」です。
影響力の武器―なぜ、人は動かされるのか

本書は、心理学の古典的名著ですが、あまりに効果が強く、使い方
によっては危険とさえ感じられます。
騙されないためには、必読ともいえるでしょう。

この本では、返報性、一貫性、社会的証明、好意、権威、希少性
という6つの観点で影響力を解説します。

これらは、売り切れている物の方に価値を置きやすい、という様に
ある意味みんな気づいている簡単な事ではあります。

しかし、この本を読み進めて豊富な実例に接する内に、自分が
いかに周りの影響力を受けているかを知り、恐怖を覚えるのです。



今回は、6つの要素の中から3つを紹介します。

1,返報性
これは、人は人から受けた貸りを返そうとする、という事です。
実際には、人の頼みを断ることも貸りを作ることですので、
拒否をさせた後に譲歩、というテクニックも紹介されています。


2,社会的証明
これは、人は他人の行動に影響をされやすいという事です。
他人が評価するものを求め、他人と同じことをする。

ある売れっ子セールスコンサルタントはこう言います。
「自分で何を買うかを決められる人は全体の5%だけ
 残りの95%は他人のやり方をまねする人達です」


3,希少性
これは、入手困難なものにより大きな価値をおく事です。
人は、限定という言葉に弱いものです。

またこの希少性は、それを求めて競争している時に
さらに促進されます。オークションで必要以上の高値で
落札してしまうことがこれにあたるでしょう。



要約だけ読んでみると、ある意味「当たり前のこと」と感じる
方もたくさんいるでしょう。

しかし、この本のポイントは豊富な実例にあります。
実例を読み、自らを振り返ってみると「当たり前のこと」に
驚くほど影響されている、自分を発見するのです。




engineer_takafumi at 02:19│Comments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ 勉強・教育・心理

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