2009年11月30日

大事なことはすべて記録しなさい

本日は鹿田尚樹氏による
大事なことはすべて記録しなさい
です。


本書は元最年少国会公設秘書であった
人気ブロガー鹿田さんの処女作ということで
大きな期待を持って購入しました。


この本のテーマは「記録」なのですが、
実は私は記録が大の苦手です。
学生のころはノートをとる習慣さえ
ほとんどありませんでしたから。

でも、この本を読んでみると、
こんな私でもできそうなテクニックが満載で
すこしずつ記録することを始めています。

苦手なのは、やり方が良くわかっていなかった
だけだったようですね。


一番印象に残ったのは、著者が国会議員時代に
気をつけていた「写真」のテクニックです。
ちゃんとした目的がある写真は
押えておくべきツボがたくさんあるようです。


また、小道具関係の紹介も良いですね。
おくればせながら、私もこの本を見て
エレコムのブックスタンドを買い
現在、便利に活用しています。


比較的短い時間でさっと読めてしまうので
特に現状「記録」に不満を持っていない人も
一読することをお勧めします。


蛇足ですが、この本の85ページに、
私「理系スタイリスト」が登場しています、
本をお持ちの方は探してみて下さい。



国会議員秘書時代にもっとも多く頼まれた仕事の一つが
「記録写真」を撮ることでした。


国会議員のパーティーではあえて会場を狭くすることがあります。
会場が狭いほうが、人が密着してにぎやかそうに見えるため
写真映えしますし、活気のある雰囲気が伝わってくるからです。


私が秘書時代に写真の撮り方で、最初に指導を受けたのが
「必ず看板を入れる」ということでした。
主役や、議員の姿は見えるか見えないかくらいでも
かまわないから、絶対に看板を入れて撮るように
という指導からスタートしました。


私が提案したいのは、人にみせるブログではなく、
あくまで「自分のデータベースを作る」
ためにブログを作ること。
ブログを「読書ノートをしまう本棚」にするのです。







engineer_takafumi at 06:16│Comments(0) ★一般書の書評 | ⇒ 仕事術、思考法・ツール

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