2009年12月26日

NASAより宇宙に近い町工場

本日は植松 努氏の
NASAより宇宙に近い町工場
です。
NASAより宇宙に近い町工場

本書はタイトルに魅力を感じて購入しました。

ページをめくってみると、本当に素晴らしい本でした。

著者の植松さんは、北海道の札幌と旭川の間にある
小さな赤平という町で町工場を経営されています。

しかし、そんな小さな町工場に、
採算度外視でロケットに情熱を注ぐ、
NASAのような心意気と技術を持った人達がいるのです。

著者は、小さな頃から、少し変わっていたようです。
ですので、やりたいことを周りに否定されるという
苦い思い出も多いようです。

それでも、現在著者がやっていることを見てみれば、
本当に夢ってかなうんだな、と感じさせてくれます。

そんな人が語る「どうせ無理……」撤廃宣言です。

閉塞感でいっぱいになっている今の日本ですが、
すがすがしく、未来に希望を与えてくれるような一冊です。

科学技術発の未来ビジョンです。
できれば全ての子供達に、そして大人たちも、
読んで欲しい本だと思います。




それでも、「補助金がつかないから何もできない……」
と言う人が多いなかで、僕たちが自腹でやれば、
あとに続く人が出るかもしれないという思いを込めて、
意地でも自腹でやっていこうと思っています。


僕たちが求めるべきプロジェクトの未来は、
日本に住むたくさんの人たちが
「あいつらのためだったら、500円くらい出してもいいかな」
と思うようなプロジェクトになることです。


「消費者迎合」を「顧客満足」と勘違いしている企業が
たくさんあります。
でも、これは顧客満足ではありません。
顧客満足というものは、お客さんを「いやあ、すごいな」
とうならせることにあります。
お客さんをさらに成長させることにあります。
お客さんをチヤホヤすることは、お客さんの能力を低下させます。


僕の子どものころの行動を、
いろんな学校の先生や教育関係の人たちに聞くと、
「ああ、それは学習障害ですね」と簡単に言われてしまいます。
当時こういうカテゴリーがなくてよかったな、と思います。


そして大学で、僕は学問に出会いました。
なんと、大学で出会った学問は、小学生からやっていた趣味でした。


自身剥奪は連鎖します。
そしてそれは、優しい人に向かって、濃縮されていきます。
なぜなら、優しい人は他の人の自身を奪うことができないからです。


まず、値切る人に売らないようにしました。
それによって利益が確保できるようになりました。
そして、納期を待てない人に売らないようにしました。
待ってくれる人に売るようにしたら、
見込み生産も在庫もしなくてよくなりました。


「不景気だ。仕事がない」というのは簡単ですが、
仕事がないということは時間が余っているということですから、
これは新しいことを始めるチャンスでしかありません。


人生、最後に勝つのはどれだけ「やったか」です。
どれだけ「もらったか」ではありません。


お金を払ってしてもらうことはサービスですよ。
それは趣味じゃありません。


自分が今持っている夢というものが、
手段なのか本当の夢なのかを判定する簡単な方法があります。
それはその夢をかなえるためのプランBがあるかどうかです。
プランがひとつだけで、プランBがない夢は、きっと手段です。
夢を達成するにはいろんな方法があるんです。






engineer_takafumi at 22:15│Comments(0)TrackBack(0)★理系本の書評 | ⇒ その他の理系本

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