2010年08月22日

モチベーション3.0

本日はダニエル・ピンク氏の
モチベーション3.0
です。
モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

本書はタイトルに引かれて購入しました。

期待して購入したのですが、
正直内容には特に新しい部分はなかったと思います。

報酬は必ずしも最適な解ではない。
特にクリエイティブな仕事では、従業員の自発性が高い生産性を生み出す。
課題、時間、手法、チームについての自律性が必要だ。
社会の利益に貢献する永続的な目的を求める。

たいていの人にとって、このような本書の論旨は、
既にどこかで触れたことのあるものではないのでしょうか?


ただし、議論されている割には、実社会でこんな制度が
取り入れられていないような気がします。

そして、そこにこの本の存在意義があると思うのです。

私も気を引かれた、モチベーション3.0というネーミング。
新しいOSをインストールするという素晴らしい例え。

そんな問題の捉え方とネーミングには、
著者の個性とセンスが光っていると思います。


この本で生まれた言葉がムーブメントとなって、
ホワイトカラーの生産性が向上する助けになれば、良いですね。





ひとたびこの基本的な報酬ラインが満たされてくると、アメとムチは、
意図した目的とは"正反対"の効果を生み出す場合が多い。


"仕事"はと、"しなくてはいけない"からすることで、
"遊び"とは、しなくてもいいのにすることである。


インセンティブが、かえって思考を混乱させ、創造性を鈍らせたのだ。


報酬には本来、焦点を狭める性質が備わっている。


目標の存在により、従業員は短期の利益ばかりに短絡的に集中するようになる。
その結果、組織に打撃を与えるかもしれない長期的影響を見過ごしかねない。


報酬によって、退屈な仕事に対する内発的動機づけが蝕まれることはない。
そのような仕事には、蝕まれるような内発的動機づけが、
ほとんど、あるいはまったく関与しないからだ。


クリエイティブで右脳的な、ヒューリスティックな仕事に対して
「条件つき」の報酬を与えると、あなたの立場がおぼつかなくなる。
結果に対する「思いがけない」報酬を用いるほうがよい。


仕事に興味を抱くことは、「遊びや休憩と同じくらい自然」である。


内発的に動機づけられた人は通常、
報酬を求めて行動する人よりも目的を達することが多い。


科学者やエンジニアを調査した結果、知的挑戦への欲求、
つまり、何か新たなことや興味を引かれることをマスターしたいという衝動が、
生産性を予測するうえでもっとも的確な判断材料だとわかった。


仕事と遊びの境界が人為的なものだと気づけば、問題の本質を掌握し、
もっと生きがいのある人生の創造という難題に取りかかれる。


自分よりも大きな、永続する何かに属している感覚を持たなければ、
わたしたちは真に充実した人生を送れない。


「偉大な人物は」と、彼女は切り出した。
「一文で記述できる仕事を残しているのです」


市場の需要よりも少し高めに報酬を設定すれば、
有能な人材が集まり、離職率が低下し、生産性と社員の士気が高まる


これは子供達に報酬が与えられない限り、自尊心のある子どもは、
配膳やゴミ出し、ベッドメーキングなどは進んでやらなくていい、
という明確なメッセージを送ることになる。


●子どもの褒め方
 ・頭がよいと褒めるのでなく、努力や取り組み方を褒める
 ・具体的に褒める
 ・人前で褒めない
 ・きちんとした理由があるときだけ褒める





engineer_takafumi at 18:37│Comments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ 人材・人脈・マネジメント

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