2010年09月04日

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン

本日はカーマイン・ガロ氏の
スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン
です。
スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則

本書はタイトルに思わず反応して購入しました。

この本はタイトルに示すように、
スティーブ・ジョブズのプレゼンを学ぶ本なのですが、
結局プレゼンテーションは技術もさることながら、
テーマに対する思いの強さで8割は決まってしまうものです。

ということで、プレゼンの技術を説きながらも、
ジョブズの自社製品に対する思い入れの強さも伝わる
読者に感動をも与える本になっています。


また、ジョブズがプレゼンを重要視しており、
その準備に並々ならぬ時間と労力を
投入していることがわかりました。

やはり、天才は努力からこそ生まれるのです。
当たり前のことですが、それを強く感じました。


プレゼンを学びたい人もさることながら、
ただアップルのファンであるということだけでも
楽しめて、ためになる本だと思います。



トピックに対する強い思いがあれば、
ジョブズと同じ魅力を実現する道の8割は来たと思っていいだろう。


スティーブ・ジョブズはビットやバイトというデジタル世界で有名になった人だが、
ストーリーを組み立てるときは紙と鉛筆という昔ながらの方法を使う。


聞き手に訴えるのはストーリーである。スライドではない。


しかし人々が一番知りたいのは別のことだ。
なぜ注目する必要があるのか、である。


ジョブズは「どのように」の前に「なぜ」を説明するのだ。


自分がおかしいんじゃないかと思う瞬間が人にはある。
その異常こそ天賦の才の表れなんだ。


伝道者というものは、世の中を救いたいという熱意によって新しい体験を生み出す。


普通の人はiPodにミュージックプレイヤーを見るのだが、ジョブズは世界を見る。


ヘッドラインを打ち出し、それを膨らませた後、
ヘッドラインをくり返しくり返したたき込むのだ。


必ず3点か4点にまとめてポイントを紹介したあと、
最初のポイントから順番に詳しく説明し、
最後にそれぞれのポイントをまとめるのだ。


新製品や新規サービスの説明には文脈が必要なのだ。
ユーザーに「痛み」をもたらしている問題とどのような関係にあるのかという文脈が。


理想的なスライドは、絵がひとつに注意して欲しい部分を示す線が1本というものだ


何でもスライドに書いてしまうのは、
プレゼンターとして怠慢以外のなにものでもない


意味を持たせる工夫もなしに数字を並べても、
聞き手の行動や考えを変えることはできない。


ジョブズはアップルの隅々までつかんでいると言われるが、
なにを知らないのかを知ってもいる。


新製品の紹介がうれしくてたまらない、ジョブズのそんな気持ちは客席に伝染し、
聞き手の気持ちをたかぶらせる。


細かいことは忘れられてしまうが、感じたことは忘れられないものだ。


優れたコミュニケーターは、聴衆と視線を合わせることがとても多い。


ジョブズの動きやクセをマネしないこと。まがい物ではなく、自分らしくすること。


凝ったプレゼンテーションが当たり前に見えてしまうのは、
ジョブズが時間をかけて練習しているからだ。


普通はみな、意外なほど生気のないプレゼンテーションをしている。


7種類もカテゴリーを用意すれば、ほとんどの質問に対応できる。
そんなばかなと思うかもしれないが、
何千人ものスピーカーをトレーニングしてきた経験から得た数字である。


「十分な準備をした」といわれるスピーカーも、
想定される何百もの質問についてその回答を記録しているわけではない。
質問をカテゴリーに分け、格カテゴリーに対する回答を用意しているのだ。


ジョブズは頭がいい。だから自分がめざすリーダー像を反映した服を着る。


並みのプレゼンターとジョブズなど達人との違いは、
デモが予定どおりに進まないとき、自信を持って冷静に対応ができるかどうかだ。


失敗とは、起きてしまった問題にあなたが注目を集めてしまったり、
問題が起きた結果、あなたがプレゼンテーション全体を台無しに
してしまったりした場合を言う。


聞き手は情報を得ると同時に楽しみたいと思っているのに、
それを忘れてしまうビジネスコミュニケーターが多い。
ジョブズはプレゼンテーションをインフォティメントだと考えている。
新しい情報を提供すると同時にその過程を楽しむのだ。


お約束として期待されているからこそ、ジョブズは時々、
「もうひとつ」をやらずに講演を終える。


コンピューターで清書すると内容が弱くても説得力があるように見えるので、
最後まで手書きて行け。



新しいiTuneストア。音楽は全てDRMフリーだ。


業界で最もグリーンなノートパソコンだ。


世界で最も人気のミュージックプレイヤーがさらに良くなった。


iPhone3G。速度は2倍、価格は半分。


マックユーザーはもっとマックが好きになる。
PCユーザーはマックへの乗り換え理由が増える。


アップルが電話を再発明する


プロ用デスクトップのスピードと画面を
世界最高のデザインで実現したノートパソコン


マック最速のブラウザー。
史上最高のブラウザーと思う人も多いはずだ。


マイクロソフトが抱えている問題はただひとつ、
美的感覚がないことだ。足りないんじゃない。ないんだ。


表示されているボタンがかっこいいんだ。
思わずそっとなめたくなるほどに。





engineer_takafumi at 05:38│Comments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ 書き方・話し方・言語

トラックバックURL

コメントする

名前
URL
 
  絵文字