2010年08月31日

父親として知っておきたい理科の常識

本日は目時伸哉氏の
父親として知っておきたい理科の常識
です。
父親として知っておきたい理科の常識 (PHPサイエンス・ワールド新書)

当面PHPサイエンス・ワールドは全てチェックしようと思い、
本書を購入しました。

親が子どもに教える、という形式をとっているのですが、
内容は子ども向けにとどまらず高度なものも含んでいます。

サイエンス系の本だと、1冊1テーマのやや専門的な本か
1項目につき数ページの雑学系の本も良く見かけます。

この本はその中間に位置するポジションですね。
(1テーマ30ページ程度)

読みやすく書かれてはいますが、つまづくところもあると思います。
でも、この手の本はさらっと流して読んで、気になるようだったら
あとからネットで調べてみるという読み方が良いかなと思います。


サイエンス系の本を読みたいけど、何から読んでいいのかわからない。
こんな人にはおすすめの一冊だと思います。

この本で興味を持った分野をさらに掘り下げていくと良いですね。



日本に四季があるのは、日射量の変化が大きいから。
日射量の変化は、南中高度が変わるから。
南中高度が変わるのは、地球の地軸が傾いているから。


電波を受信するために、少なくとも波長の4分の1の長さ(理想は半分の長さ)
のアンテナがあれば受信できることが知られている。


テレビのアナログ放送が2011年7月に終了し、
地上デジタルテレビに移行するのも、
周波数を無駄なく再整備する目的でもあるんだよ。


抗生物質というのは、微生物によって合成されて、
他の微生物の増殖を抑えるはたらきをもつ物質のことをいうんだ。


ワクチンを製造するためには時間と手間がかかるんだ。
そもそもウイルスは生きた細胞の中でしか増殖しないので、
適当な栄養やエサを与えておけば自然に増えてくれる
カビや細菌のような培養をすることはできない。
さらに生きた細胞なら何でもよいわけではなく、
実際にはニワトリの卵が使われている。
それも食用として売られている「玉子」ではダメで、
将来ヒヨコに育つ「卵」だけを使うんだ。


ヒトが生物として消費するパワーは100Wだったけど、
高度な文明を持った社会の中では、
その50倍以上ものパワーを消費しているんだね。


カラーサークルの向かいあう色を「補色」というんだけど、
補色の関係の2色、例えば黄緑と青紫が反射した場合でも白く見えるんだよ。


普段食卓に並ぶイカは、すでに酸素を消費してしまっていることが多いので
想像しにくいけれども、生きているイカには青い体液が流れているんだよ。





engineer_takafumi at 00:26│Comments(0)TrackBack(0)★理系本の書評 | ⇒ 一般・その他の科学

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