2010年09月28日

量子力学はミステリー

本日は山田克哉氏の
量子力学はミステリー
です。
量子力学はミステリー (PHPサイエンス・ワールド新書)

当面PHPサイエンス・ワールドは全てチェックしようと思い、
本書を購入しました。


文系にもわかる量子力学がコンセプトのこの本です。

確かに、量子力学の本としては、
非常に読みやすく、わかりやすく書かれていますが
それも「量子力学の本としては」の話。

実際、数学や古典物理の素養がなければ
読みこなすのはかなり難しいでしょう。

数式はほとんど出てきませんが、
概念を理解するのに数学の素養が必要なのです。


一方、この本の良いところは、
量子力学における「波」の概念が
しつこく説明されているところです。

高校の数学、物理がある程度に身についていれば、
この本を読むことにより、量子力学における
確率波の概念をつかむことができるでしょう。

「シュレディンガーの波動方程式」という言葉は
聞いたことがあるけれども、
波動の意味がよくわからない、という人には
絶対おすすめの一冊です。




電子が振動しているのではない。
何が振動しているのかだれにもわからない。
幽霊が振動しているのかもしれない。


野球のボールほど質量が大きくなると、波動性はあるが、
その波長がボール自信の大きさよりも桁外れに短く、波動性は観測できない。


この世に存在するどんな顕微鏡を使っても原子の内部までは絶対に見えない!


「電子雲」はあくまでも電子1個に対する確率分布を表すものであり、
空にある雲みたいに大量の微粒子(水滴)が
より集まって形成されているのではない。


波が確率を教えてくれる。これが量子力学だ!


どんな状態に置かれても電子は絶対に
静止することはないということである。






engineer_takafumi at 06:18│Comments(0)TrackBack(0)★理系本の書評 | ⇒ 物理・科学哲学

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