2011年01月30日

Google 英文ライティング

本日は遠田和子氏の
Google 英文ライティング
です。


本書は書店で見かけて、「ピン」ときて購入しました。


この本は英文ライティングにGoogleを活用しよう、
という本なのですが、
やっていることは、とてもシンプルです。

つまり、ダブルクオーテーションとアステリスクを利用して、
Googleで英文の文例を検索しようというものです。

しかし、この単純なことが現在の英語学習を
根本から変えるほどのインパクトをもっているのです。

今までは英語を学ぶのに辞書を使うことしかできませんでしたが、
Googleにより、まさに生きた英語を効率的に
学ぶことができるのです。

この本に載っているようなことを、
当たり前のようにやっている人も多いかもしれませんが、
こんな使い方をしていなかった私にとっては
本当に衝撃的な一冊でした。


これを知っているのと知らないのでは、
実践的な英語を学ぶ効率に大きく差が出てしまうでしょう。

全ての英語学習者が読むべき本だと思います。



英語で目的の情報を探し当てるのに強力な「すごい技」は、2つあります。
1.フレーズ検索
 使う道具は””(ダブルクオーテーションマーク)
2.ワイルドカード検索
 使う道具は*(アステリスク)


人気ランキングは、
「実際のところ、みんなは英語をどんなふうに話したり書いたりしているのか」
という言葉の実態を知る手段なのです。


ワイルドカード検索は、試験の穴埋めの答えを
Googleに探してもらうことと同じなのです。


前置詞の参考書をあれこれ調べるより、
Google検索するほうが短時間で答えが見つかります。


生きた英語の使い方は、辞書や参考書ではなかなか学べません。
ウェブ上に掲載されている英語を、
ほんの少しの時間を割いて調べることで実感できます。


ワイルドカード検索は、自分の考えを明快に表現する言葉を見つけるための、
積極的なワードハンティングの手段としても使うことができます。


検索を習慣づけると、コロケーションが自然な英語が
書けるようになってくるばかりではなく、語彙を増やすこともできます。


Google検索では、日本語からは予想もつかない
(だから辞書で探すこともできない)言葉が見つかることがあります。
その秘密は、キーワードにより文脈を指定し、
特定の文脈から言葉を見つけるという、
辞書を引くのと正反対のアプローチにあります。


Google検索は、文脈の中で言葉を捜し、
それを英語として理解するアプローチに他なりません。






engineer_takafumi at 23:43│Comments(0) ★一般書の書評 | ⇒ その他の本

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