2011年02月23日

物理学はこんなこともわからない

本日は川久保 達之氏の
物理学はこんなこともわからない
です。
物理学はこんなこともわからない (PHPサイエンス・ワールド新書)

当面PHPサイエンス・ワールドは全てチェックしようと思い、
本書を購入しました。


例えば、ハレー彗星が地球に接近する時期、
これは2061年7月28日とされています。

つまり、今から50年近い未来であるにも関わらず、
1日(実際には数時間)単位での予測が可能です。

一方、天気予報というものがあります。
これはたかだか一日先の話なのに、
外れることも多いです。

一体、この差は何から生まれるのでしょうか?

20世紀の科学技術は、
主に物理学の進展によって発展してきましたが、
実はその物理学では、
明確に得意な問題と苦手な問題が分かれます。

つまり、彗星の軌道のような問題は、
物理が得意とする分野の問題で、
天気予報のような問題は、
物理が苦手とする問題となるわけです。


本書では、一見物理で扱えそうだけど、
物理的な解析をすることが、
非常に難しい問題が登場します。


物理は万能だ、と考えている方は、
ぜひ一読するべき一冊だと思います。

物理が得意なことと、苦手なことが
はっきりとわかるようになるでしょう。





物理学がそのレパートリーをかたくなに守って、
現行の形に体系化された物理の原則で
扱いにくい問題には手をだそうとしない





engineer_takafumi at 01:40│Comments(0)TrackBack(0)★理系本の書評 | ⇒ 物理・科学哲学

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