2011年03月23日

地球200周!ふしぎ植物探検記

本日は山口 進 氏の
地球200周!ふしぎ植物探検記
です。
地球200周!ふしぎ植物探検記 (PHPサイエンス・ワールド新書)

当面PHPサイエンス・ワールドは全てチェックしようと思い、
本書を購入しました。


著者は自然を撮る写真家として活躍されており、
これまでの移動距離はのべ地球200周になるそうです。

また、「ジャポニカ学習帳」の表紙の写真は、
30年以上にわたり著者が撮り続けているとのことです。


そんな著者が今まで見た印象深い花について
書いているのがこの本です。

世界一大きい花、土の中に咲く花、砂漠の花など
驚くような花が紹介されています。
写真が多いので、目で楽しむことができます。


また、植物自体ももちろんなのですが、
それを撮る過程にも興味がわきます。

インフラが十分でない発展途上国の
そのまた辺境の地まで行くわけです。

住民との付き合い、マラリア、虫など、
我々には想像を絶するような苦労があります。


花に興味のある人はもちろんですが、
へき地の旅行に興味のある方は
一読してみると良いと思います。



時間と体力、そして何よりも現地の人との付き合いが
うまくできないと花探しは不可能だ。


人と自然の追いかけっこは決してやむものではない。
人がスキを見せた瞬間、植物は一気に押し寄せてくる。


死の世界が急に賑やかな生きものの世界に変わる様は
砂漠ならではの光景だ。


オシベがメシベよりも遅く熟するのは同花受粉、
つまり近親交配を避けるためだ。
花は同花受粉を避けるために様々な工夫をしている。


普通の植物は、日中に葉にある気孔をあけて
二酸化炭素を吸収して光合成を行う。
ところが、乾燥地では気孔をあけた瞬間、
溜め込んだ水分が蒸発してしまう危険性がある。
これを防止するために夜間の気孔を開いて二酸化炭素を取り込み、
昼に還元する方法をとっている。







engineer_takafumi at 01:46│Comments(0)TrackBack(0)★理系本の書評 | ⇒ 生物・化学

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