2011年07月28日

伝わる!文章力が身につく本

本日は小笠原 信之氏の
伝わる!文章力が身につく本
です。


本書は文章力を磨きたくて購入しました。


この本では、文章が上手く書けるコツが
80の項目にまとめられています。

内容としてはベーシックなのですが、
具体的なだけに今までの自分の間違いが
発見できて参考になりました。

また、この本は語句の使い方などが、
一覧になっており、使える本になっています。

特に、句読点の打ち方や物の数え方など
手元に一冊おいておくと、便利かもしれません。


仕事などで書くことを始めた人が、
最初に読む本としておすすめです。




「こと」「もの」は物事を抽象化する言葉です。
もともと「こと」は言、「もの」は物に由来し、
いずれもとても広い範囲の事柄を表せます。
だから便利ですし、それだけに中身もぼやけてきます。


受け身形は主語を出したくないときに、その「弱点」をうまく隠してくれます。
その分、無責任な文になりがちです。


過去の話の中に現在形を交ぜると、読み手は現在系で表された内容を、
あたかも眼前のことのように感じ取れ、迫力が出てきます。


"こけおどし"的な虚構をまとえばまとうほど、
文の中身は現実から離れていきます。


感情を表すのに感情語はかえって邪魔


文章の内容がどうにも平板な感じがする、
でも自分ではどう直したらよいかわからない。
こんな場合には、視点を移動させましょう。






engineer_takafumi at 22:23│Comments(0) ★一般書の書評 | ⇒ 書き方・話し方・言語

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