2012年02月07日

海底ごりごり地球史発掘

本日は須藤斎氏の
海底ごりごり地球史発掘
です。
海底ごりごり地球史発掘 (PHPサイエンス・ワールド新書)

当面PHPサイエンス・ワールドは全てチェックしようと思い、
本書を購入しました。


本書は海底掘削船という、海底の地層を掘り起こして
地層の研究を行うプロジェクトについて書かれた本です。

ただし、私の知識が弱い分野ということもあって
正直、研究内容は理解できない部分が多かったです。

それでも、この本が非常に面白かったのは
掘削船における研究や日常生活が
詳細に書かれていたからです。

一旦、船に乗ってしまうと、2ヶ月は陸に上がれません。
窮屈で外界から遮断された場所で研究を行うわけですから、
色々な問題も生じてきます。

船酔い、他の研究者との衝突、サンプルが入手できない焦り、など
この本では、著者が掘削プロジェクトにて
どのような困難にぶつかり、またそれを乗り越えたかが
リアルに描かれています。


海底の地層に興味がある人はもちろんですが、
どの分野であれ、研究への道を
進もうとしている学生にはおすすめです。
著者の体験から学ぶことは多いことでしょう。




地層とは、過去の地球環境を知るための情報がたくさん詰まっている
タイムカプセルのようなものです。


食事の時間は6時間ごとに一日4回あり、
自分でたくさんのメニューの中から食べたいものを好きなだけ選べ、
毎日色々な国の料理を楽しむことができます。


珪藻は光合成量が非常に多く、また分裂によって素早くその数を増やすため、
この珪藻を人工的に増やすことによって地球温暖化の原因の
一つと考えられている大気中のCO2を減らそうという研究が行われています。


欧米人から見ると、日本人は表情をあまり変えず
何を考えているのかわからない


コックさんは食事を配るたびに、
あらゆる人をファーストネームで呼んでくれるのです。
ちらっと厨房の裏を見てみると、
全乗船員の顔写真と名前のリストが貼られていて、
それを見ながら名前を呼んでいるのです。


船上での2ヶ月の分析と報告書の作成は、
大学院の2年間で行う修士課程に匹敵するね






engineer_takafumi at 01:20│Comments(0)TrackBack(0)★理系本の書評 | ⇒ 地学・環境・宇宙

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