2012年04月09日

感じる科学

本日はさくら剛氏の
感じる科学
です。
感じる科学

本書は「バカバカしいたとえ話で科学の本質がわかる」
という帯のコピーに魅力を感じて購入しました。


バカバカしいという言葉にひかれて読んだわけですが、
ほんとうにバカバカしい…。

キャバクラだとかスカートの中をのぞくだとか
信じられないほどのバカバカしさで
超難解な先端科学を語っていきます。

ただ、この手の先端科学の話をする本は、
本当に真面目で難解な本が多いので、
たとえ話で全体像が理解できる本は貴重です。

こんなことを言うと、「この例えは厳密には正しくない」
などと主張する人がいるかもしれませんが、
多少正しくなかったとしても、
何も頭に残らないよりは遥かにましなわけです。


科学の話のネタを探している人にお勧めです。
うまく使えば科学の話で笑いをとることが
できるかもしれません。




速さと同じく時間もまた相対的なもので、2人がすれ違うときには、
2人が2人とも相手の動きを遅く感じます。
どちらか片方だけが正しくてどちらか片方は思い込みだろう
ということはありません。両方ともが正しいのです。


体重130キログラムでは合計で1200京ジュールとなります。
これは、広島型原爆約20万発分の破壊力です。


アインシュタイン方程式の中で使われているのは
数字よりもアルファベットの方が多く、
しかもアルファベットですらない謎の記号までいくつも混じっています。


無限の長さのひもや1秒に数十億回回転する筒やワームホールという、
あるのかないのかわからないもの(むしろ多分ない)を仮にあるとして
「理論上は可能である」と言うのは、
それは全然理論上可能であることになっていないと。
それならいっそのこと、
「仮にタイムマシンが存在するとしたら理論上タイムとラベルは可能である」
といっておけばそれでいいじゃないですか。


たしか特殊相対性理論によれば、
この宇宙に高速を超えるスピードは存在しなかったはずでは…、と思いきや、
なんでも「宇宙の膨張速度」だけはそのルール適用外だそうです。


変なやつこそが、進化の鍵を握っているのです。


ダークエネルギーの正体がわかったことにより
「なんだって〜!」と興奮できるのは、
「ダークエネルギーというよくわからない重力に逆らう存在が宇宙にあるのだ」
ということを知識として知っている人だけです。






engineer_takafumi at 23:39│Comments(0)TrackBack(0)★理系本の書評 | ⇒ 一般・その他の科学

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