2012年08月27日

プロの資料作成術

本日は清水 久三子氏の
プロの資料作成術
です。
プロの資料作成力

本書は資料作成という題材にひかれて購入しました。


ホワイトカラーだと資料作成という作業は
仕事の多くを占めることも多いでしょう。

ただ、パワポ要員という言葉にいいイメージがないように、
あまり資料作成に凝るのは、みっともない
という印象があるような気がします。

見かけよりも、中身だ、と主張する人も多いでしょう。
ですが、実際のビジネスでわかりやすい資料の案が
採用されたりすることが多く、
決して無視できない能力なのです。


また、資料を作成するという仕事は
学び研究する価値のあることです。

よく、書くことは考えることと言いますが、
資料を作成することは相手に説明するだけでなく、
自分の考えを整理するのにも役立つのです。

この本は資料作成の本なのですが、
実は半分以上が論理構成について書かれています。

もともとのストーリに論理がないと
本当に美しい資料には仕上がらないのです。


後半は色の使い方やチャートのテンプレートなど
すぐに使えそうな題材も紹介されています。


会社で資料を作ることに
2割以上の時間を割いている人は、
ぜひ一読しておきたい内容です。




資料作成のスキルを高めれば、仕事の成果が2倍、3倍になる
ということはないでしょう。
しかし、そのスキルが足りないために、
仕事の成果が2割減、3割減になっている人はめずらしくないのです。


意外なことに「相手にどういう行動をとってもらいたいか」という、
根源的なところが曖昧になっている資料も少なくありません。


コミュニケーション活性化というビックワードで片付けるのは
思考停止状態なんだよ


例えば伝えたいことが3つあり、そのレベルが揃っていれば、
自ずとボリュームも揃ってくるはずです。


「特徴」とタイトルをつけながら凡庸なことが並べられており、
全く特徴になっていないといったケースもよく見かけます。


きびしい言い方かもしれませんが、その背後には、
たくさん書いた方が"仕事をした感"が得られ安心できるという
心理があるのだろうと思います。


意味のない3Dが資料に出てくると
逆に素人っぽく思われる危険性もあります。


なぜこの基本チャートを用いるのか、なぜこの図なのか、
なぜこの位置なのかということを、自分の中で説明できなくてはなりません。


一つの資料で使う色は、最多で5色までに抑えるようにしましょう。


使う色は、圧迫感のない淡い色調を使うようにしてください。


色相はブルーを中心とした寒色系を使った方が無難でしょう。








engineer_takafumi at 22:53│Comments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ 仕事術、思考法・ツール

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