2013年02月06日

よくわかる渋滞学

本日は西成 活裕氏の
よくわかる渋滞学
です。
よくわかる渋滞学 (図解雑学)

本書は渋滞のシミュレーションがどのように行われているのか
知りたくて購入しました。


図解雑学シリーズというと一般の人にもわかりやすく
というものかと思いましたが、
少なくともこの本はそればかりではないようです。

流体力学やセルオートマトン、待ち行列理論など
高度な理論がどんどん出てきます。

ですが、分子のシミュレーションなどと違って
「渋滞」という身近なテーマを扱っているため
それらの難解な理論も少しは噛み砕いて
理解できるような気がします。


シミュレーションについて勉強してみたい
理系の大学生にお勧めの一冊です。
渋滞という身近な話題でシミュレーションの何たるか
を感覚的につかむことができるでしょう。




3近傍ルールは全部で2の8乗、つまり256通りあることがわかる。
同様に5近傍ルールでルール数を数えると、2の32乗、
つまり43億通りにも膨れ上がる。


カオスは決定論的だが周期性がないため右図のようにランダムに見える


1km程度の渋滞なら1人でも解消できる


航空機間には最低の安全間隔というものが航空法によって定められており、
前後の安全距離は時間にして10分以上となっている。
これは時速900kmで飛ぶジェット機の場合、約150kmも空けなければならないのだ。






engineer_takafumi at 00:31│Comments(0)TrackBack(0)★理系本の書評 | ⇒ その他の工学

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