2013年07月04日

経済ってそういうことだったのか会議

本日は佐藤 雅彦氏の
経済ってそういうことだったのか会議
です。
経済ってそういうことだったのか会議 (日経ビジネス人文庫)

本書はビジネス名著100冊のエッセンスで紹介されており、
興味を持って購入しました。


本書はクリエイターの佐藤氏と竹中平蔵氏が
対談の形で経済の仕組みを解き明かしていく本です。

竹中さんの知識や話の分かりやすさはもちろんとして
佐藤さんの読者目線であり、その上非常に本質的な質問は
わかりにくいとされている経済の本当の姿を浮かび上がらせます。

本書は2002年初版と今となっては一昔の本なのですが、
通貨の話、税金の話などは普遍性があり
今でも非常に参考になる話です。

また、状況が変わってしまった外交の話なども、
2000年前後はどんな時代だったか
ということが浮かび上がり、逆に面白かったです。


個人的には日本は世界で一番関税の安い国
という話が印象に残りました。



学校の先生などにお勧めの一冊です。
生徒に経済の話をわかりやすく、
本質的に話すネタがあふれています。




今あるドルと同じ枚数の偽札を作ったとしましょうか。
そうすると、ドルの価値が半分になりますよね。
ですから、そういう意味では誰が損するかというと、
ドルを持っている人みんなが損するんです。


サラリーマンのうちの約30%は、所得税を一円も払っていません。
課税の最低限が非常に高いからです。


年末調整まで全部やっている国っていうのは主要国では日本だけです。


日本は世界で最も関税の安い国です。
ただ、一部に目立つのがあるんです。
コメとか一九品目ぐらい、変なのがあるんですよ。


日本にもできる人間はいる。ただ日本ではできない。


半導体もそうですが、重要なものはほとんど軍事技術から出ているんです。
ソ連がいたからこそ、軍事のための投資をして、
そこからスピンオフをする形で、新しい技術が出てきた


どんどん円で貸し込めと。
そうすると、円建ての資産を持たざるを得なくなるから、
このときに円は国際化する。


セメント業界と鉄鋼業界が利権を分け合うかたちで半分は海上、
半分は海底トンネルとなった東京横断道路(アクアライン)


教育はコンセプトとしては投資かもしれませんが、
ただ計算上の扱いとしては、税法上も経済統計上も、消費とみなします。







engineer_takafumi at 06:07│Comments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ 経済・会計・お金

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