2014年02月05日

元素はどうしてできたのか

本日は櫻井博儀氏の
元素はどうしてできたのか
です。
元素はどうしてできたのか (PHPサイエンス・ワールド新書)

当面PHPサイエンス・ワールドは全てチェックしようと思い、
本書を購入しました。

物質を細かくしていくと、最後は原子というものになることは
広く知られていることでしょう。

しかし、その原子をさらに細かくするとどうなるか?
そして、原子はどうやってできたのか?
それを解明するのが、原子核物理学です。

世の中で使われている科学は普通原子までで、
原子核物理が世の中で使われている例は
原発など、ごくごく僅かです。

それなのに、この学問がたくさんの人をひきつけるのは
根源は何なのだ、という人間の純粋な知的好奇心なのでしょう。


原子核物理は量子力学の理解も必要とし、
決して簡単なものではありません。

ただ、この本はその原子核物理を無理なく易しく
説いている一冊だと思います。


例えば原発などを通じて、原子核物理に興味を持った人におすすめです。
数式などもほとんどないので、無理なく基礎を学べるでしょう。



原子は私たちの目から見れば、中身が詰まっているように見えますが、
その中を見てみると、かなりスカスカなものなのです。


ウランまでの元素はとても安定していて、半永久的に存在しています。
これらの元素は原子核が壊れません。


鉄以降の元素は超新星爆発によってつくられているのです。


クォーク三つが集まって陽子や中性子になると、
50倍くらい重くなってしまうのです。
これは鉄アレイが3個集まったら自動車になぅってしまうくらい
不思議なことです。


この宇宙に陽子と中性子の二つの粒子がつくられたおかげで、
原子核ができるようになりました。
陽子だけ、中性子だけの世界だったら、何もできずに
ただ粒子が飛び交うだけの世界になっていたかもしれません。


鉄原子核は、この宇宙の中で一番安定している物質なので、
いわばエネルギーの谷底のような状態です。


安定な原子核がつくられるためには、
不安定な原子核が大きなカギを握っていることが、
最近の研究からわかってきました。


今のところ、直接時間を実験で測定できるのは
10億分の1(10^-9)秒程度です。


アインシュタインは1905年に「光電効果の理論」、「ブラウン運動の理論」、
「特殊相対性理論」というとても重要な理論を立て続けに発表しています。
常人にはとてもまねできない偉業のため、
この年は奇跡の年とよばれることもあります。








engineer_takafumi at 23:31│Comments(0)TrackBack(0)★理系本の書評 | ⇒ 物理・科学哲学

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