2014年04月03日

家電の科学

本日は山名一郎氏の
家電の科学
です。
家電の科学 ここまで進化した驚異の技術 (PHPサイエンス・ワールド新書)

当面PHPサイエンス・ワールドは全てチェックしようと思い、
本書を購入しました。


本書はテレビやデジカメなどのデジタル家電から、
洗濯機や掃除機などの白物家電まで、
ほとんどの身近な家電の仕組みをまとめた本です。


例えば、電動自転車や横型ドラム洗濯機など、
白物家電で技術の進歩がありましたが、
その意義やキー技術などを知ることができます。

デジタル家電やスマホでは海外勢に押されてしまった日本企業ですが、
白物家電ではまだまだ競争力はあります。

分野は狭くとも、日本がリードしていける製品を
世界に生み出し続けてほしいものです。


個人的には扇風機の紹介で、ACモーターは風力を小さくしても
あまり消費電力が小さくならない、という部分が一番の気づきでした。



電気系のエンジニアにはお勧めの一冊です。
概略ながらも、様々な最終製品のキー技術を
一通り学ぶことができるでしょう。







人間の目は補色(一定の割合で混ぜると白色系になる光)同士の
組み合わせも「白」と認識する性質があるので、
多くは、図1に示したように「2色」(たとえば「青色LEDと黄色蛍光体」)を
組み合わせた「擬似白色LED電球」です


世界全体が1年間に消費する電気エネルギーは、
太陽から地球に照射される1時間分でまかなえると言われます。


樹脂を積み上げて立体物を生成するというもともとのアイディアの持ち主は、
小玉秀男さんという日本人だったのですが、
年月が経ちすぎて特許無効となりました。
それを現在のような産業化にまで育て上げたのは米国のベンチャー企業でした。


ACモーターの扇風機では、風量を押さえても消費電力はあまり
小さくならないということになります。
対してDCモーターはトルクに比例しますから、
超微風時には2Wという消費電力を実現したのです。


電動アシスト自転車でキーとなる技術は、
「現在のこぐ力はどのくらいなのか、モーターがどの程度アシストしたらよいか」
を検出・判断する部分(トルクセンサー)です。









engineer_takafumi at 23:16│Comments(0)TrackBack(0)★理系本の書評 | ⇒ 一般・その他の科学

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