2014年06月19日

人体に危ない細菌・ウイルス

本日は小林 一寛氏の
人体に危ない細菌・ウイルス
です。
人体に危ない細菌・ウイルス   食中毒・院内感染・感染症の話 (PHPサイエンス・ワールド新書)

当面PHPサイエンス・ワールドは全てチェックしようと思い、
本書を購入しました。


本書は人に危害がある細菌やウイルスを紹介しているものです。

O157やSARSなど食中毒や感染症の話題は、
たびたび世間をにぎわせて、たびたび死者さえ出します。

そのたびに、ワクチン摂取や消毒などが行われますが、
細菌は100万種以上もいること、またワクチンが作られても
それに耐性をもつ新種が発生するなど、
人間との戦いは終わることがなさそうです。

本書では細菌やウイルスなどの微生物についての基礎知識から
食中毒や感染症、またその予防方法までが実例つきで紹介されています。


個人的には強い酸性である胃の中で、
ピロリ菌が生息できる理由についての記述が印象的でした。



病院や衛生関連の職業を目指す学生にお勧めの一冊です。
新書サイズで必要な知識を広く学ぶことができるでしょう。




細菌の種類は、未発見のものも含めると、
100万種を超えると言われています。


食品や食べ物が微生物の働きで、次第に味や臭い、見た目の形や色、
触った感触が変化していくことを、ある時は腐敗といい、
あるときは発酵といいます。


ボツリヌス毒素は自然界で存在する最強の毒性をもつと言われています。


耐性化して薬剤が効かないようにDNAを変化させ、
細胞質膜の構造を変え、薬剤が細菌細胞内に侵入しないようにしたり、
細胞壁の組成を変化したりして薬剤の効果を阻止したりと、
様々なモデル・チェンジを果たす。


胃酸のある胃内でどうしてピロリ菌が増殖できるのか。
この菌が尿素分解酵素(ウレアーゼ)を作り、
胃粘液中の尿素を分解してアンモニアを作ることから、
胃酸を中和して増殖していたのです。


使った橋には原因菌がついていると思ったほうがよい。







engineer_takafumi at 22:59│Comments(0)TrackBack(0)★理系本の書評 | ⇒ 生物・化学

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