2014年05月30日

高校で習った微分積分の本当の使い道

本日は佐々木 隆宏 氏の
高校で習った微分積分の本当の使い道
です。
高校で習った微分積分の本当の使い道 (宝島社新書)

本書は「微積分の使い道」という言葉に興味を持ち購入しました。


「使い道」という言葉にはややウソがあって、
数学的な説明だけで、「使い道」はほとんど書かれていません。

でも、著者が予備校のカリスマ講師だけあって、
高校初級の数学レベルで、無理なく微積分を説明しています。

このへんの話は教科書ではほとんど書かれていません。
教科書の行間を埋めてくれる一冊です。


また、受験レベルの問題を解くのにキーとなる考え方にも
多くのページが割かれていいます。

微積分を習い始めた段階で、こんな本を読んでおけば、
入試レベルの問題までレベルが上がったときに
大きな差がつくことでしょう。


高校生が勉強の合間に読むのにお勧めの一冊です。
新書なので、軽く読める中で、
数学への理解を深めることができるでしょう。




微分して変化をとらえると事象が単純に見られるのです。
全体ではくねくねとしたものも、ある1点の近くでは、
ほぼ直線になっています。ほかの点を取ってみても同じです。


どんなに複雑な現象でも単純な現象の積み重ねなので、
その変化の仕方を調べることで、今までに起こっていたことを
分析することができるようになるし、
先のことを予測できるようにもなるのです。


積分のすごいところは、複雑な図形の面積や体積がわかることです。


極限の「限りなく近づく」という場合にもイコールで表します。


数学が苦手な人は、日本語の説明を式に置き換えることが
まずは難しいようです。


基本的に数学の問題を考えるときに一番の軸になる考え方が、
問題をとにかく単純化して考えること、
自分の知っているものに帰着させることです。








engineer_takafumi at 22:05│Comments(0)TrackBack(0)★理系本の書評 |  ⇒ 数学

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