2014年06月02日

スーパー速書きメソッド

本日は石田章洋氏の
スーパー速書きメソッド
です。
スーパー速書きメソッド (マイナビ新書)

本書は知人の石田さんの著書が出版されると聞き
興味をもって購入しました。


石田さんは放送作家として「世界ふしぎ発見」を初めとする
たくさんの有名番組を手がけられた敏腕作家です。

普通の作家と違って、テレビ業界での作家ですから、
一般書籍や雑誌の作家とは違うノウハウが要求されます。

特に、タイムリーな話題を提供する、即ち「速く書く」ということが
他の業界以上に重要になってくるのです。


本書はそんな文章においては百戦錬磨の著者が
速書きのメソッドを紹介するものです。

主語と述語を近く、といった文章構成上の話題や
話題を文章に落とし込む際のテクニック、
挨拶や謝罪といったすぐに使える文章の雛形まで
幅広く「速書き」のスキルを紹介しています。


個人的には、一つの文章に詰め込みすぎると
「文章の味が濁る」という表現が、印象に残りました。


新入社員が読むビジネス書としてお勧めの一冊です。
仕事では「書く」ことが多いので、スピードアップできれば
その時間を他の仕事にあてられるなど、
メリットはとても大きいことでしょう。





言葉は短くいい切ればいい切るほど、強くなる


一つのお椀に具をたくさん入れすぎてしまうと「文章の味が濁る」


1「いつ」2「どこで」3「誰が」4「誰に」5「何を」6「どうするか」という、
基本を頭に入れておき、その順番で一文を作る習慣を身につけましょう。


「核心」から始めると決めておけば書き出しに迷うこともありません。


間違えてしまうと失礼にあたる人命や社名なども
正式なウェブサイトからコピペしたほうが無難です。







engineer_takafumi at 03:22│Comments(0)TrackBack(0) ★一般書の書評 | ⇒ 書き方・話し方・言語

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