2014年10月13日

年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書

本日は和仁 達也 氏の
年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書
です。
<決定版>年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書

本書はコンサルタントの運営において、実践的な教科書と聞き
興味を持って購入しました。


本書は27才で経営コンサルタントとして独立して以来
月額15万円のコンサルティング契約からスタートし、
今では年間報酬が3000万円超えをコンスタントに続けている
人気コンサルタントによる一冊です。

コンサルタントという商売は浮き沈みも激しいので、
著者のように年間3000万をコンスタントに維持する
ということはとても難しいそうです。

そんな著者が、その仕組みを余すことなく
書いたのがこの一冊です。


起業の経験などない私ですが、
行間から著者の体験がガンガン伝わってきました。
理論だけの経営書とは納得感が違います。

これが本当に起業した人、起業を検討している人であれば
とても貴重な一冊となるでしょう。


個人的には、「自分は誰と比べられたいかとこちらから提示する」
というところが一番心に残りました。


コンサルタントとして独立を考えている人はもちろん
独立を考える全ての人にお勧めできる一冊です。
顧客への売り込み方や値上げのコツといった
起業に共通の技を学ぶことができるでしょう。



コンサルタントって、経営者と関わるだけだから、
経営者が聞いてみたいと思われるポジションに
自分がいなきゃダメなんです。


社長、これだけ順調にいっていると、悩みなんか、ないですよね?


社長は人から「ああしろ、こうしろ」と言われたくない


やり方は世の中に存在している。
問題はそのやり方を、自分が知らないだけ。


何が大事かと言うと、「自分が何と比べられるかを、相手任せにしない」
ってことです。
つまり、「自分は誰と比べられたいかとこちらから提示する」
ということです。


社長がコンサルタントに求めていることは、
「見落としていた盲点に気づかせてもらうこと」です。


先に言えば説明、後で言えば言い訳


多くの社長は、わざわざコンサルタントがもたらすベネフィットを
積極的に想像してくれるほど、時間的なゆとりを持ち合わせていません。
なので、それを顧客に委ねてはいけません。







engineer_takafumi at 22:51│Comments(0)TrackBack(0) ★一般書の書評 | ⇒ ビジネスその他

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字