2014年08月24日

5日間で「自分の考え」をつくる本

本日は齋藤 孝氏の
5日間で「自分の考え」をつくる本
です。
5日間で「自分の考え」をつくる本

本書は出版社の方よりご献本いただきました
PHP研究所様、ありがとうございました。


本書は大学教授として教鞭をとる著者が
普段、学生を指導している時に得た経験を元に
「自分の考え」を作る本です。

社会に出ると、人の指示だけでなく、
自ら動く必要が出てきますが、
それは学校ではなかなか身につかないことです。

本書では「自分の考え」とは何かを説くことはもちろん、
例えば、「ブログで本のレビューを書いてみる」といった
具体的で確実な道筋を示してくれます。

ベーシックな内容ではありますが、
分かりやすい例がふんだんに取り入れられていて
考えるとはそういうことなのか、と
目からウロコが落ちる一冊だと思います。


また、こんな著者に指導を受けられる学生を
とてもうらやましく感じました。


卒論を控えた大学生にお勧めの一冊です。
与えられた課題をこなすだけでなく、
自分でアウトプットを出すことの本質がわかるでしょう。



いいレビューを書くには身銭を切ることが欠かせない


できる人は自分の言葉を持っている


ある対象に接したら、「かならず比較して考える」という
思考習慣をつけてしまうことだ。


"現場感覚"を持って映画やドラマを観ると、
つくり手側の思考に入ることができる。


「一流」と呼ばれ、重責を担っている人ほど、
意外に気楽そうにしていて驚かされることがある。
そこに共通するのは、ある種の「遊び心」ではないだろうか。


同じ本を読んだという共通項があるだけで、
「この人は自分を持っている」と思われやすくなる。


図書館にあるのは基本的に古い本だ。
現在進行形の活力を感じたいなら、書店に軍配が上がる。


優劣を分けるのは、「コンセプト」だ。
単におもしろそうな情報を並べただけでは、"売りもの"にはならない。


意思決定の速い人は、それだけ経験とイマジネーションが豊かで、
なおかつスタイルが確立している人ということでもある。






engineer_takafumi at 13:02│Comments(0)TrackBack(0) ★一般書の書評 | ⇒ 自己啓発

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