2014年12月24日

ここらで広告コピーの本当の話をします。

本日は小霜 和也氏の
ここらで広告コピーの本当の話をします。
です。
ここらで広告コピーの本当の話をします。

コピーライターの本が大好きなので、本書を購入しました。

本書の著者はソニーのプレイステーションやキリン一番絞りなど
大舞台で活躍されてきました。
最近は若手の指導に深く関わっておられるようで、
本書は若手コピーライター向けの指導という形になっています。

ですので、「広告コピーとは何か」とか「コピーを書く姿勢」といった
基本的なことに多くのページが割かれています。
基本的といっても、簡単なことという意味ではないので
噛み砕くにはそれなりの努力が必要だと思います。

基本用語の説明ページなどもあったりするので、
本書を一読して理解すれば、コピーライターを目指す
最低限の知識と心構えは身につくといっても良いのかもしれません。


個人的には「ブランドとは気持ちのいい記憶である」という
ブランドについての話が印象に残りました。


広告業界に興味のある就活生には必見の一冊だと思います。
学生(受け側)としての広告コピーと、プロとしての広告コピーの
ギャップを埋めることができるでしょう。



「言葉を使ってモノとヒトとの新しい関係を創り、商品や企業の価値を上げる」
のが、広告コピーによる広告クリエイティブということです。


"商品"の広告コピーは成立するが、
"カテゴリー"の広告コピーは成立しない


広告コピーとは、価値が最大化されるように
商品を「定義付け」するもの。


この「定義付け」に特化したコピーを「タグライン」と呼びます。


タグラインは「わかる」ことが何より重要なんです。


コピーが担ってきた役割を、ビジュアルが負うようになってきています。


UPSとは、あくまで「競合に対しての」優位性を言います。
競合ありきじゃないと存在しない概念です。


マーケティングとはそんなに難解なものではなく、言ってみれば、
「相手の立場に立って考える」だけのことだったりします。


ブランドとは「気持ちいい記憶」である。


ブランドとは、ラベルを見ることでターゲットの中に
気持ちいい記憶を蘇らせる作用のことなのです。
そして、ブランドロゴとはその記憶を蘇らせる「トリガー」です。


「客観」ではなく「主観」で描いてあげるということです。


「気持ちいい記憶」が格納されるブランドロゴをしっかり見せる


商品の購入は目的ではありません。目的は新しい自分。
商品は使用によって得られるストーリーのための
手段に過ぎないのです。


「新しい自分になれる」という気持ちよさもあります。
そして、社会が成熟するほど、その欲求は高まっていきます。


K-POPは完成された楽曲とダンスを売っていますが、
AKB48は未完成な彼女たちが苦労する、
完成までのプロセスを価値にして商品化しています。


僕は「提案」という言い方をあまり好みません。
僕は常に「回答」のつもりでプレゼンしています。


クライアントの要望に応えられないのは三流、
クライアントの要望にしか応えられないのは二流、
クライアントの要望以上を出すのが一流


プレゼンでは基本的に2案を提案します。
「ご依頼に忠実に考えると、この案になります。
でも、もしかしてこういうのもあるのではと…」
といったように出すわけです。


CIとはその時のアイデンティティを確認・表現することではない






engineer_takafumi at 22:58│Comments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ クリエイティブ

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