2015年11月18日

地頭を鍛えるフェルミ推定

本日は東大ケーススタディ研究会 の
地頭を鍛えるフェルミ推定
です。
現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート――「6パターン・5ステップ」でどんな難問もスラスラ解ける!

本書はフェルミ推定の問題集というコンセプトに
興味を持って購入しました。


本書で言うフェルミ推定とは、
「日本全国の牛の数」「胃腸薬の市場規模」など、
直観では検討のつかない問題に対し、
知っている限られた情報とロジックにより、
大体の数字を推定することです。

大体の数の検討をつける、といっても、
全くイメージが湧かない人もいるかもしれません。

本書では、丁寧に思考のプロセスを説明しているので、
一読して、実際に問題にチャレンジしてみれば、
そのプロセスを理解することができるでしょう。


もちろん、学校の問題ではないので、
正確な解法というものは存在しません。

実際、本書中に模範解答として示しているものでも、
統計値と比較すると、3倍、4倍のズレがある
というものも存在します。

しかし、ここでは正確さを競うのではなく、
問題を解いてみて、答えを検証するという過程により、
数学的、論理的な思考を磨くことが重要なのです。


個人的には飲食店の売上を計算する問題が
役に立つのではないかと思いました。
このような目で店を見ていると、
商売感覚が身に着くことでしょう。


数学的な見積もり方法を身につけたい
という人にお勧めの一冊です。
ざっくりと見積もるとはどのようなことか、
豊富な実例で学ぶことができるでしょう。




「ストック」とは「あるモノの一時点における存在量」のことであり、
一方で「フロー」とは「あるモノの一定期間における変化量」
のことです。


「フェルミ推定のよいところ」は、ワケのわからない質問に
答えられることそれ自体にあるのではなく、
論理的かつ効率的に思考できる力、
いわゆる「地頭力」を鍛えられるところにあるのです。


5分で解いたり30分で解いたりして、
制限時間の長短をバラす、ということです。
5分の「短距離走」は広くザックリ全体観をつかむための
「知的瞬発力」を鍛える訓練なのに対し、
30分の「長距離走」は時間がかかりますが、
深く性格に掘っていく「知的持久力」を鍛える訓練です。









engineer_takafumi at 01:17│Comments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ 仕事術、思考法・ツール

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