2015年06月06日

仕事で数字を使うって、こういうことです

本日は深沢 真太郎 氏の
仕事で数字を使うって、こういうことです
です。
数学女子 智香が教える 仕事で数字を使うって、こういうことです。

本書はビジネス数学を掲げて、研修などの活動を行っている
著者に興味を持って購入しました。


本書はファッション業界の中で、ファッションセンス抜群で
リーダーシップは強いが数字にはあまり強くない若手リーダー木村君と
社長に請われて転職してきた、数学科出身で前職はコンサルタントの
論理の固まりのような女性、智香さんのやりとりのお話です。

ストーリー自体がとても面白いので、スイスイ読み進められる一方、
「論理」「平均」「標準偏差」「相関」「割合」といった
基礎的な数学知識の本質が学べるようにできています。


本文では誇張されていますが、世の中にはこんな風に
「勘と経験」だけで意思決定している会社は少なくないと思います。

エピソードは詳細まで創りこまれていて、リアリティがあります。
プロフィールを見てみると著者はファッション業界での
経験があるらしく、それがストーリーを面白くしているのでしょう。


ビジネスパーソンであれば、誰でも楽しめると思いますが、
特にファッション業界の方にお勧めの一冊です。
楽しみ、共感しながら数学的思考の初歩を学べるでしょう。




数字を使うためには嫌でも具体的に物事を考えるようになるということです。
つまり、具体性がなく曖昧な状態では数字は絶対に使えないものなのです。


「平均値を計算できることが平均を理解していること」と
勘違いするケースは決して珍しくありません。


「相関が強い=一緒に使うために買っている」は
販売する側の勝手な先入観と言わざるを得ません。


いくつも数字があるとわかりにくいので、
できればひとつの数字だけで相関の具合を表現したい


大切な仲間のメンタルを考えたら、一個人の「経験と勘」だけで
重要な意思決定など、本来はできるはずがないのです。


プレゼンテーションをする側のほんのひと工夫は、
自分だけでなく、相手の時間をも大切にする行為と言えます。







engineer_takafumi at 23:33│Comments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ 仕事術、思考法・ツール

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