2016年01月28日

2時間で丸わかり不動産の基本を学ぶ

本日は畑中 学氏の
2時間で丸わかり不動産の基本を学ぶ
です。
2時間で丸わかり不動産の基本を学ぶ

本書はプロの不動産屋が新人教育のために買うほど、
充実した内容の本と聞き、興味をもって購入しました。


本書のオビには
先輩に聞かなくてもこの本を読めば「一人前の業界人」になれる!
とあります。

この言葉がこの本の特徴を端的に表しています。
つまり、先輩が後輩に教えていたような、
細かなノウハウが詰まった本です。

例えば、役所に行って、まず行くべき課、
取るべき書類などのチェックリストがついていたり、
現地調査に持っていくもの、見る順番が書かれていたりと、
非常に実践的な内容となっています。

特に、はまりやすい落とし穴が分かり易く示されており、
この本によって、ミスを大幅に減らせるのではないでしょうか。

また、不動産の法律関連にとどまらず、
顧客との付き合い方、銀行融資の知識など、
不動産業を始めるにあたって、必要なことが網羅されています。


個人的には、
「タダなら欲しいと思う不動産なら、後は価格の問題だけだ」
という一文が心に残りました。


不動産業界で、実務を始める人にお薦めの一冊です。
コンパクトながら、業務の多くを学ぶことができるでしょう。





情報量が多い順に、調査をしていくことじゃないかしら。
少ない順から始めると、あとになってこれを見ておかなきゃって
追加が出るでしょう。それって面倒じゃない?


建物が使えるか、安全に取引ができるか、担保に取れるのか


代理人の話を真に受けると、
後で痛い目にあうこともしばしばある


現地調査時の10のチェックポイント
1,敷地形状  2,敷地境界  3,接道幅員
4,近隣関係  5,ライフライン 6,建物歪み
7,破損修繕  8,管理状況  9,使用状況
10,騒音臭気


不動産業者の調査は原則として説明するための調査です。
もし、目視と簡易計測でわからない点は、
調査結果として「わからない」と説明すれば、それで構いません。


簡易計測は最低限2点以上、
できるだけ複数点での計測をするようにします。
数値はその平均値を採用します。


権利関係の調査では誰が登記上の所有者かを把握します。
登記上の所有者の署名捺印がないと、
不動産の売買や貸借などができないからです。


登記上の所有者以外にも決定権者がいないかを確認します。
具体的には仮登記権者、差押権者、抵当権者などがそれにあたります。


民法では他人の不動産を売買する契約(他人物売買と言います)
を認めています。


あなた方が登記を信じて取引をして、
万一所有者が違って損をしても責任は取りませんからね。


まずはありったけの書類を取ることが法務局での仕事。
ひとつも見逃さないように!


道路と敷地の間に他の筆があり、
それが第三者所有地の場合はやや問題が複雑となります。
接道義務(建物を建てる場合は道路と接していないといけない)
を満たしていないため、そのままですと建物が建たないからです。


担当部署の中で、最低限調査が必要な部署を絞るのであれば
1)都市計画課、2)建築指導課、3)道路課、4)宅地開発課、
これら4つの課での調査が不可欠です。


建築基準法の第43条では、建物を建てるには
その敷地と建築基準法に該当する道路が
2m以上接していなければならないと定められています


マンションの情報は管理会社よりも管理人の方が強い


タダなら欲しいと思う不動産なら、後は価格の問題だけだ


資金計画を立てる際に把握しておくべきことは、
「自己資金」と「年収(額面)」の2つです。


買主は契約後、一種の興奮状態になります。


よく見受けられる購入価格「2,580万円」の値引き幅「80万円」は
契約に至るには不可欠なポイントだと言えるでしょう。


言い方を変えることは、ウソではない。
当事者たちが気持ちの良い取引ができて、初めて満点となる。


融資は属性、理由、返済履歴、担保の4つのポイントが重視される。


原則として一度審査を申し込んだら、
その金融機関から借りると決めた方が、
良い結果を生むに違いありません。


融資可能額=年収×返済比率÷12ヶ月(1年)÷審査金利
(審査金利には100万円あたりの月額返済額をあてます)


担保評価は時価とイコールではない


一日では築けないが、簡単に失われるのが
不動産業者と金融業者の信頼関係である。


時価の70%がほぼ100%売れるラインと言えます。


他の会社の方は査定に来られても
全く家を見てくれないので不満に思っていました







engineer_takafumi at 06:31│Comments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ ビジネスその他

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