2015年09月23日

名作コピーの教え

本日は鈴木康之氏の
名作コピーの教え
です。
名作コピーの教え

本書は書店で見かけて、ピンときて購入しました。

著者は広告コピーライターとして数十年のキャリアを持ち、
後進の育成にも熱心な伝説のコピーライターによる
コピーの学び方についての本です。


名作と言われるコピーを集めた本はたくさんありますが、
この本はそれに教育的観点からのコメントがついていて
コピーの「どこがすごいのか」が的確に理解できます。

なんとなく良いはだれでもわかるのですが、
それを言語化してくれる著者に価値があると思います。


コピーというものはゼロからの創作ではないのです。
商品は既にあって、それをどう見せるか?という戦いです。

聞いてみると当たりまえなのですが、
これを本当に理解している人はどれだけいるのでしょうか?


個人的には、最終章の著者が若い人にコピーを教えた時の
実例が特に参考になりました。


コピーライターを志す人はもちろん、
文章で人に伝える仕事をしたいと考えている人には
お勧めの一冊です。
初心者でも、人を動かす文章とはどういうものかが、
おぼろげながら見えてくるようになることでしょう。



困難はクリエイティブの味方です。
壁が高いほど、クリエイティブを高めます。
ありがたい壁です。そう考えましょう。


「無からの創造」に対して、私は広告を「有の発見」と呼んでいます。


赤井さんはお父さんではありませんでした。
お子さんがいませんでした。
でも、こういう親子の風景、父親の心の風景を
ふだんからじっと観察していたのです。


いいコピーはアテンションプリーズである


勝手な推論で、思いの名作コピーを勝手に解読し、
思いのコピーの書き方の奥義を勉強してもらいたいからです。


辛い思いほどドライに書く


広告学校はその名のとおり学びの場なのに、お笑い塾か、
自己表現パフォーマンスの場だと勘違いする若者が
少なくありませんでした。


読む人に苦労をかけるだけなら、読むのをやめられちゃう。
やめられたら、君の書いたものは存在しないものと同じなんだぞ


デザインの一工夫は、読んでもらいたいという気持ちの表れです。
読む人へのサービス精神の表れです。









engineer_takafumi at 20:55│Comments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ クリエイティブ

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