2015年07月25日

マネー&フリー 僕らが楽して大儲けした57の秘訣

本日は水野俊哉 氏の
マネー&フリー 僕らが楽して大儲けした57の秘訣
です。


本書は著者が立ち上げたカシオペア出版の
第一作目ということで興味を持って購入しました。


本書は平均年収1億円のネット起業家たちを取材し、
その生い立ちやビジネスモデル、日常生活など
誤解されやすい彼らの実像に迫ったものです。

プライベートについては、
ある人は年収1億円のネット起業家のイメージ通り、
ある人は意外に質素な生活をしたりと人それぞれです。

しかし、仕事に向かう姿勢というものは、
何か共通項があるような気がします。

ビジネスチャンスに「気づく」力とそれを「すぐやる」力は
さすがダントツだな、と感じさせられました。


また、本書の著者の水野氏も若くして起業するも
最終的には失敗、その後ビジネス著者として再起するという
ユニークな経歴を持っている方なので、
ところどころにはさまれる著者の視点も面白いです。


ネット起業家を強く尊敬している、
もしくは怒りや軽蔑の感情を持つ人にお勧めの一冊です。
彼らのありのままの姿を知ることで、
冷静に彼らの生き方を評価できるようになると思います。




僕も出版塾を主催しているが、生徒(お客さん)が感じる
満足度は費用対効果だけではないと思う。
実感として、講師とのコミュニケーション、仲間との出会いや交流など、
一言で言うと楽しかったかどうかが大きい気がする。


叩きには2パターンあって、稼げてないニートみたいな人
の苦情は屁でもない。
怖いのは、官僚や大企業サラリーマンといった
日本のエスタブリッシュメントです。
彼らは、公務員や上場企業の社員以外は全部いかがわしい、
と思っているんですよ。
稼ぐこと、すなわち何か悪いこと、と思い込む。
だから彼らはITバブルやホリエモンを断罪する。


僕みたいなのがなんでビクターからデビューさせてもらえたかというと、
セルフプロモーション、セルフマーケティング、セルフプロデュースで
全部やるから。
このアルバムもほとんどの曲で、歌もドラムもギターもベースも、
打ち込みとかも、全部僕がやってるんです。
ジャケットのデザインも、ビジュアルメイクも衣装も、
全部ほとんど自分が指示したんです。
一人でできることの限界ってどこまでなんだろうっていうのを、
自分で証明したかったんですね。


オークションで成功する秘訣?
お金の手放し方だと思いますね。
それが遅い人は悩んでいるうちにやられてしまうので、
どれだけ早くやって取り戻すか。


原田陽平のアフィリエイトノウハウを買ったとしよう。
そこで「3分の1くらいは参考になってやったけど、
残りはよくわからないから自分なりに」とやってしまうと、
遠回りどころか失敗につながりやすいということだ。


今回取材したネット企業家達に共通するのは、
「儲かりそうだと思ったら、とりあえずやってみる」というスタンス。


プレマーケティングといって、市場にニーズがあるかを調べてから、
商品を販売する手法はあるが、
先にカネ振り込ませてから商品を作るのは、
かなり天才というかありえない発想である。







engineer_takafumi at 06:42│Comments(0) ★一般書の書評 | ⇒ ビジネスその他

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