2015年12月26日

どんな時でも道は開ける

本日は青木 忠史氏の
どんな時でも道は開ける
です。


本書は出版社よりご献本いただきました。
カシオペア出版様、ありがとうございました。


本書の著者は警察官を経て、運送業、サービス業などを経験、
最終的に実業家、経営コンサルタントとして
成功されたという異色の経歴の持ち主です。

著者は、警察官をやめた後、ホームレスに近い生活もします。
そんな中で、体を張って、人生の成功法則を学んでいくのです。

自己啓発の本としては普通の内容でしたが、
警察官での体験や野宿しながらの徒歩での旅行など、
著者ならではの体験が大変興味深かったです。


個人的には凶悪な事件現場を見ながらも、
著者が「犯人は『悪い人』とは限らない」ということが印象的でした。



大学生や入社数年のビジネスパーソンなど
若い人に一読して欲しい内容です。
著者が回り道をしながら得た人生の指針を
得ることができるでしょう。



「自分はメンタルが弱い」と考えている人は、
常に「私は弱い」と自己暗示をかけているようなものです。


人付き合いが苦手な人は、おそらく人を愛したことがありません。
なぜなら、自分の中で「愛」というものを理解できていないからです。


私の担当エリアは殺人事件が多く、
凄惨な現場を何度も目にしてきました。
そうやってさまざまな事件に関わっていくうちに、
「犯人は『悪い人』とは限らない」ということが分かったのです。


あなたが日々を「つまらない」と感じるのは、
「遊び方」を忘れてしまったからではないでしょうか。


「冒険」をするときの必須条件は、「一人で行ってみる」ことです。


私は日本各地を歩いてきました。
西表島のジャングルでは道なき道を進み、
夜目もきかない真っ暗な場所でテントを張りながら10日間を過ごしました。
名古屋〜盛岡間では約1000キロの道のりを3ヶ月かけて歩き、
体ひとつで梅雨の時期を乗りきったこともあります。
北海道では誰も歩いていないような雪道を一人で歩き、
北国の厳しい寒さに耐えました。







engineer_takafumi at 23:20│Comments(0) ★一般書の書評 | ⇒ 自己啓発

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