2016年02月04日

ビジネスモデル・ジェネレーション

本日はアレックス・オスターワルダー 氏の
ビジネスモデル・ジェネレーション
です。
ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書

本書はセミナーの課題図書になっていたので購入しました。


本書は名前どおりビジネスモデルの本ですが、
伝統的なビジネスモデルの本とは大きく変わっています。

手にとってもらうとすぐにわかりますが、普通のビジネス書のように
チャートや何回な専門用語がならんでおらず。
その代わりに絵や写真が多用されているのです。

そのため、一見すると、ビジネスモデルの本というより
アートやデザインの本にさえ見えます。

ただ、本来ビジネスというものはそうあるべきなのでしょう。
商売をするのに、商品がどんなものであれ、
お客の心をワクワクさせることは一番大事なはずです。


ビジネスマンたちは、ただデザイナーのことを
理解すればよいのではない。
自らデザイナーになる必要があるのです。


この本を読んで一番心に残った一文です。

これからは理論は当然のこととして、
いかに感性を磨くかが、ビジネスのポイントに
なるのかもしれません。

そういう意味で、この本はビジネスモデルの出版において
イノベーションを起こしているといえるのでしょう。


今までのビジネス書が硬すぎて嫌だったという方にお勧めです。
左脳でなく右脳で読めるビジネス本です。






ビジネスモデルとは、どのように価値を創造し、
顧客に届けるかを、論理的に記述したもの。


Appleの価値提案は、顧客がデジタル音楽を簡単に検索し、
購入し楽しめるようにしたことです。
こうした価値提案を可能にするためには、
Appleが大手音楽会社との交渉によって
世界最大の音楽ライブラリーを作る必要がありました。
意外にもAppleは、音楽関係の収益のほとんどを、
iPodを販売することで得ています。
オンライン音楽ストアとの統合は、競合から自らを守るためなのです。


ビジネスモデルキャンバスは、ビジネスを全体的に考え、
細部へのこだわりをやめるよう、チームに気づかせてくれます。



デジタル化するあらゆる産業が、遅かれ早かれ無料になる


Googleは実態のある企業ではない。
砂上の楼閣だ。


ビジネスマンたちは、ただデザイナーのことを
理解すればよいのではない。
自らデザイナーになる必要があるのです。


将来の成長分野は、現時点でお金を生んでいる分野の外にあります。
革新的なビジネスモデルを作ろうとするのであれば、
既存の顧客セグメントだけを見るのではなく、
新しい、これまでリーチしていないセグメントまで
視野を広げるべきなのです。


現状を無視し、過去を忘れ、競合他社の観察をやめよ。
これは権威への挑戦である。


「もし〜なら」という質問は、既存のモデルによって
押し付けられている制約から自由にしてくれるのです。


(ブルーオーシャン戦略は)
注目すべき点は、差別化とコストダウンはトレードオフであるという
伝統的な見方を否定している点です。


ブルーオーシャン戦略は、コストを削減しながら、
同時に価値を増やすことに特徴があります。
これは価値提案の要素について、取り除いたり、減らしたり、
新たに付け加えることのできるものを特性することによって、実現します。
最初の目標は、価値のない機能やサービスを減らしたり
取り除くことによって、コストを削減することです。
第2の目標は、コストを増加させずに高い価値をもたらす
機能やサービスを、増やしたり付け加えることです。


環境調査には、必然的に調査をしすぎてしまうリスクを伴っています。
最初に、こうしたリスクがあることをチームに気づかせ、
過度な調査を避けるという共通認識をもたせることを確実に行いましょう。








engineer_takafumi at 23:20│Comments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ 経営

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