2016年07月26日

美人なしぐさ

本日は中井 信之氏の
美人なしぐさ
です。
美人な「しぐさ」

本書は女性向けではありますが、
美しいしぐさとはどのようなものなのか知りたくて購入しました。


「あの人、雰囲気があるよね」と言われる人がいますが、
芸能人など、確かに強いオーラを持っている人は存在します。

その正体は何かといえば、服装ももちろんですが、
「しぐさ」によるものが大きいのです。


ただ、それに気づいて、
見よう見まねで、目標の人のマネをしてみても、
逆にイタい人になる場合が多いです。

それは、何のしぐさが良い印象を与えているか、
よく理解できていないからなのです。
そして、それは言語化がとても難しいものです。


本書の著者は、5000人以上のタレント候補者や
エグゼクティブのビジネスマンまでの
立ち振る舞い(ポージング)を指導してきたプロフェッショナルです。

さすが、美しい立ち振る舞いやしぐさの方法論を確立していて、
美しいしぐさを「HKK(ヒネル・カサネル・カタムケル)メソッド」
として、的確に解説してくれます。


私もある人のしぐさが美しいと感じることはあるのですが、
それを具体的な動きのレベルまでおとしこめずに
歯がゆく思っていたので、本書は目からウロコでした。

特に、人の話を聴くときの視線の動かし方が印象に残りました。

今度はぜひ、男性バージョンも期待したいです。


モデルや芸能人を志す人はもちろん、
ビジネスウーマンにもお薦めの一冊です。
「美人」にはワケがあるのです。




からだが動くときには、自然と「目に見えない線」が生じます。


1 ヒネル(H)の線、2 カサネル(K)の線、3 カタムケル(K)の線は、
それぞれ3つの印象をつくりだしてくれます。
1 ヒネル(H) = アクティブ
2 カサネル(K) = ゴージャス
3 カタムケル(K) = ソフト


どのようなバックであっても、自分のからだから離さないことが、
美しい持ち方の秘訣です。


人が何かに集中している姿は、凛として美しく、
雑念を感じさせないため、無意識に惹きつけられるのです。


隠されたボディラインを感じさせる動きが、
ふとした瞬間にハッとした美しさを感じさせるということを、
覚えておきましょう


「光る、透ける、揺れる」服やアイテムは、
男性が女性に対して「女性らしい」と感じる三大要素です。


「仕事美人」の雰囲気を作るにはどうしたらよいでしょうか?
最も簡単なのは、リアクションを大きくすることです。


大事な人と会ったときの挨拶の仕方をご紹介しましょう。
こういったときは分離礼をします。
重要なのは、お辞儀をするときに相手より先に
頭を上げないことです。


お詫びは「即刻」が鉄則ですから、相手の顔を見た瞬間に、
勢いよく、おへそあたりにまで顔がつきそうなほど
背中を丸めて謝ります。
申し訳ないことをして相手の顔を見ることができないのですから、
「背中で謝る」のが正解です。


「真剣に聴く」には、相手に向かってからだをカタムケ、
自分の耳が相手に近づくようにし、
姿勢から気持ちを作ります。


「目力がある」とは、目が大きく、さらに、
目をカッと見開き瞬きをしないで一点を凝視する時間が長いことをいいます。


視点の移動が速すぎると、ガサツで無神経、
あるいは冷たい雰囲気に見えてしまうときがあります。


なぜそう見えるかというと、首と頭を動かさずに、
眼球だけを動かしているからです。
視線を外すとき、戻すときに、相手に対して首から動かせば
そんなに速く見ることはできないはずです。


相手の動きをまねると、互いに安心する気持ちが生まれます。


会話中に口ばかり見ていると、
相当男性経験が豊富な女性に見えてしまいます。


次の3つを意識するだけで、歩き方は劇的に美しくなります。
[1] 全身を斜め後ろにカタムケル
[2] 左脚と右脚の隙間があかないように、ひざをカサネルように歩く
[3] 上半身と下半身がヒネられているのを意識する


普段の歩き方と、美人に見える歩き方の最も大きな違いは、「重心」です。


重心のバランスも重要です。
簡単にいうと、「ゆるい坂道をくだっている」
ように歩けばよいのです。


イースター島のモアイ像の「カタムキ」が、正しい姿勢


到達点である目標を遠くに決めると、頭の位置がぶれません。
歩き方が力強くなり、自信がありそうな雰囲気が出ます。


アメリカのオバマ大統領の写真を見ると、
リーダーとしての笑顔、親しみやすい笑顔、
公務のときの儀礼としての笑顔を使い分けています。
国連総会で各国の代表と1枚ずつ撮った写真は、
差別がないようにという意図からなのか、
すべて同じ笑顔で写っていて、驚かされるほどです。








engineer_takafumi at 21:03│Comments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ その他の本

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