2016年09月15日

国語が得意科目になる「印つけ」読解法

本日は藤岡豪志氏の
国語が得意科目になる「印つけ」読解法
です。
国語が得意科目になる「印つけ」読解法

本書は知人の藤岡さんの処女作ということで、興味を持って購入しました。


著者は一校舎から毎年数名の合格者しかでない
灘、開成、麻布、桜蔭といった難関校に
400名以上の難関中学合格者を指導してきた
中学受験国語指導のプロフェッショナルです。

この本で、著者が解くのは「印つけ」読解法です。

読みながら印をつけるだけのシンプルな方法なのですが、
効果は抜群で、子どもたちは文章のどこが大事なのかということを
意識できるようになるのです。

本書では、豊富に具体例を示して、
どのように印をつけるか、印をどのように解答に役立てるかを
わかりやすく説明してくれます。

この方法で、難関中学の入試問題までカバーできることは、
著者の実績が示しています。


個人的には、本書に実践編としてついている麻布中学の入試問題が
本当に難しいことにびっくりしました。
難関校とは、小学生にこれほどのレベルを求めるものなのですね。


受験生の親におすすめの一冊です。
国語の勘所がわかり、子どもの力になれることでしょう。



「印つけ」というと、高校現代文のテストで点数をとるための
「テクニック」というイメージがある方もいらっしゃいますが、
実は、文章を読むのが苦手な小学生が、文章をラクに
読めるようになるきっかけとして非常にすぐれたものです。


先生や親に言われて持ってくるのと、
自分の意思で持ってくるのとでは実は大違いなのです。


子どもはなんだかんだ言いながら、親が喜んでくれるとうれしいのです。
お父さん、お母さんの喜ぶ顔が見たくて、
ほめてほしくてがんばっているのです。


難関校を目指している子でも、実際にはあまり勉強をしていない子、
勉強しないまま受験を迎えてしまっている子が多い


「自分の頭を使わない楽な状態」を楽しいと思うのではなく、
「自分の頭で考えること」を楽しいと思うようになって欲しいと思います。


難関校は文章を読むことに抵抗のない子、
文章の言わんとすることが読み取れる子がほしいのです。


どんなに遅くとも、5年生の初めには漢字をパーフェクトにしていく
よう心がけなければ手遅れになってしまいます。


国語の場合、成績、得点などの数字に表れないところで
本当の進歩が起きているのです。


印をつけながら読むと、子どもたちは文章のどこが大事なのか
ということを意識しやすくなるのです。


著者の言いたいことは、ふつう世間一般では
言われていないことだということです。
みんながわかっていることなら、
いちいち文章にして伝えなくてもいいはずです。


随筆を読む際に気をつけたいことは、
作者の「体験」と「感想」を読み分けることです。


線がどこまで引かれているかを正確に見ることが、
設問に正確に答えることにつながります。


子どもには無限の可能性があります。
それなのに世の中には、希望を持てる子と持っていない子とがいます。
それはなぜか。
世の中には、希望を見せている親と見せていない親とがいるからです。








engineer_takafumi at 23:17│Comments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ 勉強・教育・心理

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