2016年03月10日

美女と悪女の世界史

本日は祝田秀全 氏の
美女と悪女の世界史
です。
名画とあらすじでわかる! 美女と悪女の世界史 (青春新書インテリジェンス)

本書はめくってみて、タイトルに惹かれ、
また、絵が多く面白そうだったので購入しました。


本書は美女、悪女、悲劇のヒロインという切り口で
世界史上で重要な役割を果たした女性たちを
紹介するものです。

クレオパトラなどの美女(実際はそうでもなかったそうですが)や
則天武后のような悪女、ジャンヌダルクのような悲劇のヒロインが
絵画付きで紹介されています。

絵画が美しいので、絵を楽しむためだけでも、
読む(観る)価値があります。

普通は世界史をこんな角度で見ることはないので、
新鮮で面白いと感じました。


歴史を学ぶ学生が気分転換に読むのに
お勧めの一冊です。





ギリシアの歴史家プルタルコスによると、
じつは彼女(クレオパトラ)はそれほど美しかったわけではないという。
それでは、彼女の何が男たちを惹きつけたのか。
それは、知性と社交性だった。


「騎手が駻馬を乗り馴らせば他のどんな馬にも用意に
乗りこなせるように、私もクサンティッペとうまくやれれば、
他のどんな人とだってうまくやっていける」
ソクラテスは、クサンティッペを妻とした理由について、
この言葉を残すのみである。


武照(則天武后)は非常に野心高い女性で、自らの野望を
叶えるためには手を汚すこともいとわなかった。
自らが皇后となるため、生まれたばかりの自分の娘を
わざと殺し、その罪を皇后になすりつけて廃位に追い込んでもいる。


メアリ一世は、イングランドをカトリック教国にすべく、
プロテスタントの弾圧を行ったのである。
このとき、改宗を頑なに拒んだ数百人のプロテスタントが
火あぶりの刑により、虐殺された。


ジャンヌは女戦士の代表と思われている節があるが、
彼女自身、戦場では誰も傷つけないことを
誇りに思っていたと言う。
戦いでは甲冑に身を固めるものの、
実際に振るったのは剣ではなく、旗だった。
彼女に与えられたのは、軍勢を鼓舞する
役割だったのである。







engineer_takafumi at 01:02│Comments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ その他の本

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