2016年09月01日

図解でわかるアジャイル・プロジェクトマネジメント

本日は鈴木 安而 氏の
図解でわかるアジャイル・プロジェクトマネジメント
です。
図解でわかるアジャイル・プロジェクトマネジメント (SCC Books 389)

本書は出版社よりご献本いただきました。
SCC様ありがとうございました。


本書は「アジャイル」と呼ばれる、
ソフトウェア開発のマネジメントについて解説したものです。

計画ありきで、変更を悪とする旧態の
プロジェクトマネジメント方法に対して、
「アジャイル」は変更を前提としています。

実際のところ、ソフトウェア開発の現場では
仕様変更が多発することが多いので、
より実態に即した開発方法といえるでしょう。


知識先行の本ですので、これを読んですぐに
実践で使えるというわけではありませんが、
新しいものを学ぶ時に、知識から入る人にとっては
良い教科書となってくれると思います。


改めて感じたことは、この世界では
本当にカタカナ用語が多いということです。

例えば、進捗の速さのことをわざわざ「ベロシティ」というのは
苦笑せざるを得ません。
ただし、実際にこんな人が周りに多い環境では、
それに適応せざるを得ないのですね。

そんな時に、本書は用語集として使えると思います。


ソフトウェア開発に携わる人であれば、
一冊手元に置いておくと良い本だと思います。
なんとなく使っている専門用語の定義を、
再確認することができるでしょう。





「アジャイル(Agile)」という言葉は、プロジェクトマネジメントの世界では
まだ確立した意味をもっていませんが、
「すばやい」とか「敏捷」という言葉で使われることが多いようです。


ソフトウェア開発では、ブルックスの法則で有名ですが、
人を入れると短期的には遅れが増すのが常識です。


アジャイルの最も得意とするところは「変化への対応」です。


アジャイルでは、「変更」を定常的な事象として捉えることによって、
確実な対応が可能なようにしているのです。


育成の失敗例を見てみますと、せっかく勉強してきた若手に
「現場は違うんだぞ、俺のやり方をまねすればいいんだ」
と言って憚らない先輩がいますが、
若手の芽を摘んでしまうことになってしまいます。







engineer_takafumi at 16:56│Comments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ 人材・人脈・マネジメント

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