2016年10月28日

一流の人は、本のどこに線を引いているのか

本日は土井英司氏の
一流の人は、本のどこに線を引いているのか
です。
一流の人は、本のどこに線を引いているのか

本書は注目する土井英司氏の新書ということで、迷わず購入しました。

著者は『ビジネスブックマラソン』という書評メルマガを
一日一冊、10年以上にわたって発行しており、
また、自身の著者プロデュースビジネスにおいても、
ミリオンセラーを生み出すなど、成功されています。

この『ビジネスブックマラソン』では、著者が印象に残った箇所を
赤ペンで線を引き、その箇所を紹介しています。

その線の引き方を説いたのがこの一冊です。


同じ本を読んでも、人によって印象に残る場所が変わります。
そして、どこに線を引くのかということに、
本人の教養や目的意識が顕著に現れるのです。

ビジネス書の目的は「おもしろい」ことではありません。
そこから何かを引き出し、ビジネスにつなげることが目的です。

その目的に沿った、まっすぐな道を教えてくれる一冊です。


個人的には、
売れている本はとにかく読んでみて、
本の中身でなくても、本の「外」に線を引きなさい、
という話が心に残りました。


ビジネス書をよく読む人にはお薦めの一冊です。
本の正しい読み方、役立て方が分かることでしょう。





本には、1冊あたり少ないものでも数千行の文章が記されてる。
だとしても―。1冊の本にたった1本の線が引ければ、
本の価格を十分回収して余りある成果になる。


コンピュータには、結果は分析できても、
その結果を招いた原因を作り出すことはできない


本の感想を聞かれて「おもしろかった」「つまらなかった」
などと答えているとしたら注意が必要だ。
そこから何を感じたか、自分の世界をどのように広げられそうか、
を答えたい。
それが答えられないのだとしたら、あなたの目的意識が薄いか、
その本に価値がないか、いずれかだろう。


読書だからこそ、自分と価値観の合わない人が考えた内容に、
簡単に接触できる価値と醍醐味がある。


本には、著者が発信している「ウソ」や「はったり」が
混ざっていることを、読者はよく知っておいたほうがいい。


著者が自らの成功要因を客観的に説明できていない本や
うまく煙に巻いている本は、
たとえ成功者であったとしても線を引く必要はない。


優れた著者の条件は「一流の変態かどうか」なのだ。


おもしろそうなタイトルだからと購入して読んでみると、
内容が残念だったということはよくある。
しかし、これは大した問題ではない。
また次のいい本を探せばいいだけだ。
問題は、自分が関心のないタイトルだからと、
手にとることすらしないことだ。
これは非常にもったいない。


たくさんの「固有名詞」が出てくるのだ。こういう本は「買い」である。


あるとき突然、急に理解できたり、腑に落ちたり、
人が救いの手をさしのべてくれたりする。
これも挫折のおかげ。「わからない」ことは尊いことなのだ。


会計がわからない以上、いくらビジネス書を読んでも、
正確な理解や評価は難しい。


マーケティングの目的は、「セリングを不要にする」ことだ。


マネジャーは組織や部下を見ていて、リーダーは未来を見ているのだ。


「原因」とは、つまり「センターピン」のことだ。
絶対外してはいけないセンターピンが何かを知らないと、
成功はないのだ。


たとえ本のなかに1箇所も線を引けなくても構わない。
広告、説明文、タイトル…。
何がヒット要因なのか、本の「外」に線を引く意識を持つことも大切だ。


名もなきものは最初から存在していない。
その逆に、名さえあれば「ない」ものも「ある」ことになる。
『分類思考の世界』 三中信宏・著


一万時間ルールは傑出性の指標としては不じゅうぶんであるようだ。
求められるのは一万時間の目的性訓練。
『非才!』 マシュー・サイド・著


教育の逆説は、教育から受益する人間は、
自分がどのような利益を得ているのかを、
教育がある程度進行するまで、
場合によっては教育課程が終了するまで、
言うことができないということにあります。
『下流志向』 内田樹・著


今日のビジネス環境では「大きいものが小さいものに勝つ」のではなく、
「速いものが遅いものに勝つ」と、私は考えています。
『ユニ・チャーム式 自分を成長させる技術』 高原豪久・著








engineer_takafumi at 13:18│Comments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ 勉強・教育・心理

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