2016年12月10日

成功は「気にしない人」だけが手に入れる

本日は信長氏の
成功は「気にしない人」だけが手に入れる
です。


本書は著者の方より、ご献本いただきました。
信長さま、ありがとうございました。

著者は歌舞伎町の人気店「Club Romance」の
No1ホスト兼経営者として活躍しながら、
出版やテレビ、ラジオ出演など、
広範囲で活躍される信長さんの著書です。

信長さんは既に数冊の著書があります。
その中で、本書で注目するのは、
ほんの少しの「自分本位」です。

日本の良さの一つは、日本人の
人への気遣いや思いやりにあります。

ただ、それが度を過ぎると、人にどう思われるのかを
気にしすぎて、かえってマイナスに働いてしまいます。

実際のところ、ほとんどの日本人は、
周りを気にし過ぎなのでしょうね。


著者は、二浪して入った早稲田大学の卒業後、
ホストの道に入り、努力の後に、
歌舞伎町の有名店のNo1ホストになります。

そして、現在はホスト兼マネージャーとして
ホスト業界のトップを走り続ける傍ら、
ラジオ番組を持ったり、執筆をしたりしています。

お分かりでしょうが、人の目を気にしていては
とてもできないような経歴を持っているのです。


本書では、そんな著者の豊富な経験を交えて、
どうやって世間や自分の殻を破っていくか、
チャレンジする背中を押してくれる本になっています。

ホストという、気遣いが重要な業界の中で、
どのように自分を出していくかは必見です。


個人的には、「勘違い」をすることが、
成功するために重要だ、という部分が心に残りました。


他人に気を使いすぎて、自分を出せていない、
と悩む人にお勧めの一冊です。
自分を打ち出していく、勇気と方法を得られるでしょう。




自分と波長が合わない人とは、無理をしてまで一緒にいる必要がない。
だから、ストレスも感じていない。
みんな確実に"楽しい状態"に身を置き、人生を楽しんでいるのだ。


キミがそうなってしまうのは、日本の社会が
息苦しいまでの同調圧力に満ちていることが
原因の一つだとはいえないだろうか。


美人の隣に座れるのは、美人に告白した男だけだ


世間というものは、キミが思うほどキミ自身に興味がない


ストレスの最大の原因は、言わずもがな他人の目であり、
より正確にいうと、他人の目を気にしすぎるキミ自身なのだ。


「妄想する力」こそが、道を切り開くためには、とても重要


行動を起こせば批判をされるってことは、逆に言えば、
批判をされない人生は、何も行動をしていない
ということになるのだ。


居心地が悪いと感じる場所へ行けば
成長できるし、チャンスもつかめる


相手の怒りを買ったとしても、言うべきことをきちんと言えば、
かえっていい関係が築けることもある


大切なのは、「目標に届かない月もあって当然」くらいに
割り切って考えられる図太さなのだ。


声は大きく出す。
たったそれだけで、キミの成功の確率はグンと上がるだろう。


理不尽な要求には、一瞬ムッとして見せる。
それだけでかなりの効果が見込める。


頭がいいところを見せようと知ったかぶりをする時に、
周囲にそれを見抜かれている。


主役を嫌がり、そうした立場を陰でコソコソ揶揄するような脇役は、
行動も中身も一生脇役のままだろう。


「仕組みづくり」の根底にあるのは、
面倒なことを人に任せられるかどうかという
些細なことである


世の中に数多くの成功者がいるが、
そのほとんどは他人に何を言われようとも顧みず、
平気で「勘違い」をしている人がほとんど


勘違いであろうと誤解であろうと、
「オレなら大丈夫、うまくやれる」と思い込むことは
一つの力なのだ。


成功したいなら、まず幸せになることが先というわけだ。


私はそのために「やらないことを決める」ようにしている。







engineer_takafumi at 23:11│Comments(0) ★一般書の書評 | ⇒ 自己啓発

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