2017年01月08日

自分の時間を取り戻そう

本日はちきりん氏の
自分の時間を取り戻そう
です。
自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方

本書はちきりんさんの新書が出たということで
迷わず購入しました。


今回の本のテーマは「生産性」です。
なぜなら、これからは高生産性の時代になるからです。

でも、サラリーマンの人が「生産性」という言葉を聞くと、
会社の経営者の悪だくみではないか、と
警戒してしまう人が多いのでないでしょうか?

ブラック企業が従業員を搾取しようと
しているのではないかと?

しかし、生産性とはお金だけではなく、
人が幸せに生きるために必要なものなのです。

本書ではその理由を丁寧に説き、
生産性を高めるマインドを高めてくれます。

そして、生産性を上げる方法を教えてくれます。
これは一言で表現できて、
「ありえないほど高い目標を立てる」ということです。

そうすると、今までの延長線上にないので、
仕事のやり方を根本的に見直したり、
また、無駄な仕事をしなくなるなど、
仕事に質的な変化がおこるのです。


日本では悪い意味の仲間意識や精神論などで、
なかなか受け入れられにくいかもしれません。

しかし、生産性を高める努力をしないと、
時代が一気に変化した時、
完全に取り残されてしまうでしょう。

何か、脅しのようにも見えますが、
生産性を考えることは、究極的には、
自分が何をすると一番幸せになるのか、
ということを、考えるきっかけにもなるのです。


個人的には、
生産性の低い人を排除するために
ベーシックインカムを導入する
という考え方が心に残りました。


本書は老若男女問わず、できるだけ
たくさんの人に読んでもらいたい一冊です。
本書には未来を明るくしていく力があると思います。




なぜ働く時間に見合った成果が上げられないのか?
それは考えるのを止め、無思考モードになって
目の前の作業に没頭してしまうからです。


今後、私たちの暮らす社会では、
これまでに経験したことがないほど速いスピードで、
しかもあらゆる場面でこの高生産性シフトが進みます。


これからは学校も、新たに現れるさまざまな学びの場と
「学びの生産性」という観点から比較され始めます。


ある人が「生産性という観点から意味があるかどうか」
と語っているのに対し、それに反論する人は
「価値がゼロより上かどうか」だけに着目している、
ということはよくあります。


彼らが税金をできるだけ圧縮したいと考えるその根底には、
「自分たちのほうが国家組織よりも
お金の使い方に関する生産性が高い」
という自負があるのかもしれないと思えるのです。


社会の高生産性シフトが急速に進むと
気づいている人は少なくありません。
そして最近、そういう人の多くが、
ベーシックインカム制度の必要性を語り始めています。


最近出てきているのは、福祉制度としてではなく、
生産性の低い人を労働市場から排除するための
ベーシックインカム論です。


生活費は渡すから遊んでいてくれ。
仕事をすることで、人の邪魔をしないでくれ


単に、検索も頭出しもできないテレビ放送という
フォーマットがあまりに生産性が低いので、
高生産性シフトの起こるこれからの社会では
生き残っていけないという話なのです。


やたらと長いメールを送ってくる人や、
「とりあえずご挨拶を」と言ってくる人は、
それだけで、生産性の概念を持たない人だとわかります。


クリエイティブワークの生産性をできる限り高めるために、
自然の中に身を置くという方法を意識的に選んでいる


「思考の生産性を高めるために散歩をする」
という働き方を受け入れられない会社では、
「思考するのにもっとも生産性の高い方法はなにか?」
という発想は出てきません。


生産性とは集中度のことではありません。
生産性とはあくまで「自分が手に入れたいもの」を
いかに少ない投入資源で手に入れられたか、という指標です。


「他の人を犠牲にして自分の生産性を上げる」のは、
正しい生産性の上げ方ではありません。


「周りは自分よりトロいから自分だけ速く走っても意味がない」
などと言っていると、
自分も遠からず彼らと同じトロい社員になってしまいます。


大事なのは無駄遣いを減らすことではなく、
価値ある支出を増やすことなのだということを
忘れないようにしましょう。


生活の生産性を上げるためには、
今の自分にとっては何が希少な資源なのか、
それを正確に理解すること。


希少資源を投入しすぎると、
自分の欲しいモノがいつのまにかズレてしまう


人は、年をとればとるほど自分の欲しいものがわからなくなります。


中学校のときにめいっぱい勉強することで乗り切った子は、
高校の勉強にはついていけなくなるし、
平社員のときにめいっぱい働いてギリギリの仕事をしていたら、
課長になったとたんに仕事が回らなくなります。


インプットを容易に増やせる状況においては、
誰も生産性を上げようとは思わない


生産性を上げるにはインプットを減らせばよいのです。


生産性を上げなければと真剣に考えるのは、
「そうせざるをえなくなった人だけ」なのです。


ありえないと思えるくらい時間の足りない予定表を作ること


余裕時間を確保していくことで生産性が上がるだけでなく、
突発事態への備えもでき、かつフィットワークもさらによくなる
というすばらしい効果が期待できるのです。


すべての人にすべての機能を求めると、
多くの人に過大な負担がかかります。


驚くほどたくさんのコトをやっている人というのは、
反対に「誰でもやっていそうなこと」をやっていません。


「全部をやる必要がある」と考えている人の多くは、
やれば終わることからやり始め、
付加価値の低い作業で仕事時間を埋め尽くしてしまいます。


なんでも最初のうちは、とても学びの生産性が高い


「買いたい本を書店に買いに行く」というのは、
驚くほど生産性の低い活動なのです。


現金というのも生産性の低いシステムです。


先進国の多くがデフレに見舞われ、
金利をマイナスにまで下げざるをえなくなっているのは、
いくらお金を供給しても、
みんな欲しいものがなくてお金を使わないからです。


スマホの普及によって通勤時間の生産性も少しは上がりました


日本には「手足を忙しく動かしている状況を高く評価する」
という妙な風潮があります。


なぜこの高校生は進学できないのか?
教育機関の生産性が低くて、授業料が高すぎるからです。


大学が生産性を上げ、4年分を1年で教えるようになれば、
生活費は1年分しかかからず、
借金(奨学金)の額も大幅に減らせます。


職業人としてではなく、
個人としてどのような人生を送りたいのか、
仕事以外では、人生の時間をなにに使いたいのか。
今よりはるかに強く、
生きる意味について問われる時代がやってくる―
それこそが高生産性社会を迎えるにあたって、
多くの人が直面する本当の課題なのかもしれません。


うちの組織は生産性をものすごく重視しているんです。
相手の気持ちを慮ることで、
コミュニケーションの生産性を下げないでください






engineer_takafumi at 05:17│Comments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ 仕事術、思考法・ツール

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