2017年01月13日

「成功している男」の服飾戦略

本日はしぎはら ひろ子氏の
「成功している男」の服飾戦略
です。
「成功している男」の服飾戦略: ほんの少し「意識」するだけでいい (単行本)

本書は服飾を学びたくなって購入しました。


著者はファッション・プロデューサーで、服飾戦略を専門とした、
有名起業でのブランド構築、戦略の策定、プロデュース、
人材教育などに関わっておられます。

その中で、何人ものビジネスマン(本書は男性向けです)の
服飾コンサルティングをされてきており、
それらを結晶化したのが本書になります。

男性は「男は中身だ!」となってしまいがちなのですが、
逆にそんな人ほど、服装での伸びしろが大きいと言えます。

逆に自分が初対面の他人と会うときを考えると、
その服装が果たす役割が大きいことがわかるでしょう。

本書では、装いを変えることにより、
仕事がうまくいくようになった方の実例が紹介されており、
あらためて服装の持つ力を思い知らされます。

そして、本書はスーツ選びの教科書として
使えるようにできており、
特にスーツを新調する際には、非常に役立つことでしょう。


また、もちろん高価なスーツを着ると、
それなりの効果があるのですが、
ジャストフィットの服を着る、着こなしのちょっとしたコツなど
同じ価格の服でも見映えが違ってくるテクニックが
色々とあります。

それを学ぶだけでも、価値のある一冊だと感じました。

個人的には、スーツのボタンの止め方、
フラップの扱い方が参考になりました。


「勝負服」が欲しいビジネスパーソンにお薦めの一冊です。
スーツを選ぶポイントが的確にわかることでしょう。




自分が何者かがわかる。"アイコン"としての衣装を決める


トレンドや感性に頼った服を身に着けてしまえば、
「中身はお茶なのに、ラベルがワイン」
といったことが起きる可能性もある。


すべて衣服には、役柄と言葉がついている


私が男性のクライアントをお連れするのは、
新宿の伊勢丹が圧倒的に多いが、
それは優秀なスタッフが揃っているから。
たとえば、全く同じ生地、型紙を使っても、どこを何cmつまむか、
出すかといった微妙なさじ加減で、仕上がりが微妙に違ってくるが、
伊勢丹でフィッテイングすれば、まず間違いがないからだ。


服飾戦略とは、「アムロ少年のモビルスーツ」をつくることなのだ。


実際のところ、グレーのスーツを着こなすのは難しい。
なぜなら、フラノ(やや厚地の毛織物)など素材に高級感がないと、
いくら身体にフィットさせたスーツをつくっても、
グレーという色が持っている「ちょっと疲れた感」が出てしまうからだ。


茶色は黄色人種である日本人には顔映えがあまりよくない色だ。
この色を着ると、顔色が余計にくすんで見えてしまい、
ビジネスで必要な「清潔感」が損なわれてしまうことがほとんど。


「五万円のスーツのジャストフィット」と、
「五十万円もするスーツのジャストフィット」とは、全く違う。
なぜなら、高額で上質なスーツは、人間の身体の構造、
動きについて考え抜いた上でつくられているからだ。


イタリア、イギリスでは、
「スーツを買いに行く時には、女房を連れて行くな」
と言われている。
なぜなら、女性は「自分の趣味」で男の服を選ぶからだ。
(中略)
奥さんが「似合う」と言っている時、その「似合う」という
言葉の「基準」は何かをはっきりさせておく必要があるだろう。


ワイシャツの第一ボタンを外してネクタイをしめている人を
よく見かけるが、これはだらしなく見えるので
絶対にやめてほしい。


スーツ、シャツ、ネクタイの組み合わせでは、
基本的に柄は二つまで。


「ローファー」は、英語ではloafer「怠け者」という意味になる。


「楽をすること」と「相手の印象をよくすること」は反比例しやすい


残念な人の典型は、ぶかぶかなスーツを着ていること。


基本的に、スーツのポケットには、何も物を入れないでほしい。


二つボタンスーツの場合は、上ボタンをかけ、下は外しておく。
また、三つボタンスーツの場合は、上の二つのボタンをかけ、
下は外しておくのがルールだ。


立っている時は、ボタンをとめるのが基本。
全くとめていないと不躾な印象になる。


座る際には、ボタンを外すのが正しい着こなし。
なお、「スリーピーススーツ」のベストについては、
一番下のボタンは必ず外しておくこと。


ジャケットのポケットについているフタの部分は
「フラップ」と呼ばれ、元々は雨やほこりから
ポケットを守るためにつくられたものだ。
汚れる心配がない室内では、
フラップをポケットの中にしまうのがマナーだが、
最近ではフラップを出したまま着用ということも多くなった。






engineer_takafumi at 16:45│Comments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ ビジネスその他

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