2017年01月23日

ザ・殺し文句

本日は川上 徹也氏の
ザ・殺し文句
です。
ザ・殺し文句 (新潮新書)

本書は殺し文句(名言)の作り方を勉強したくて購入しました。


本書はコピーライターである著者が、
各界の「殺し文句」を徹底的に解説します。

例えば、スティーブ・ジョブズがジョンスカリーに言った
「このまま一生砂糖水を売り続けるつもりか?
それとも世界を変えてみようと思わないか?」や
ホンダの藤沢武夫氏が本田宗一郎氏に言った
「社長としてホンダに残るか、技術者としてホンダに残るか、
どちらかを選ぶべき時ではないですか」
と言ったような殺し文句が詰まっています。

これらの殺し文句はそれだけでも力がありますが、
その使われた背景を知ることで、
より素晴らしさがわかるのです。


後半では、このような殺し文句の理論について
著者が解説します。

日常の生活やビジネスシーンでは
「殺し文句」はおおげさとしても、
決めセリフのような力強い言葉が必要と
なることがあります。

そんな時、どのような言葉を使えば良いか
その法則と例を学ぶことができました。


個人的には野村克也監督の
言葉が印象に残りました。
普段から言葉を集める努力を相当されているようで
人を導く人は、言葉を磨くことが重要なのだと
再確認できました。


力のある言葉を使いたいという人に
お勧めの一冊です。
どのような言葉に人が動かされるのか
学ぶことができるでしょう。




小泉の「どうしても意思を貫徹するんだ」という
強い気持ちだけは国民に伝わりました。
また参議院で否決されたのに衆議院を解散することに
対する大義を問う声も多数ありましたが、
小泉の迫力ある演説の前にかき消されてしまいました。


殺し文句の法則10カ条
1、あなただけを強調する
2、相手の利益を語る
3、二者択一で問いかける
4、リスクを負って断言する
5、プライドをくすぐる
6、下手に出る
7、巧みな比喩で語る
8、大義を訴える
9、相手の発言に乗っかり切り返す
10、本気でぶつかる


あなたもここぞという時には、
二者択一で問いかけてみてください。
選んでほしくない方を巧妙に貶めて、自然な形で
選んでほしい方を持ち上げるというのがポイントです。


福沢諭吉が英語の「speech」を「演説」と訳すまで、
日本では自分の意見を言う時に人前で話すという
習慣はなかったといいます。
文章でしたためるのが一般的だったのです。







engineer_takafumi at 00:31│Comments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ 書き方・話し方・言語

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