2017年02月18日

『ゼロ秒思考』の仕事術

本日は赤羽 雄二氏の
『ゼロ秒思考』の仕事術
です。
速さは全てを解決する---『ゼロ秒思考』の仕事術

本書は著者のセミナーの課題図書として読みました。

著者は重機のコマツから、マッキンゼーへ入社、
マッキンゼーソウルオフィスをゼロから立ち上げ、
LGグループの世界的躍進を支えます。
その後、ブレークスルーパートナー社にて、
大企業の経営改革、人材育成、新事業創出などに
取り組んでおられます。


本書は、そんな著者が自身のスピード仕事術について、
書いたものです。

拙速という言葉がありますが、
実際には速い仕事の方が質が悪いということは決してなく、
特に現在のように世の中がどんどん変化する中では、
スピードを重視した方が、PDCAをたくさん回せて、
仕事の質が高まる場合が多いのです。

内容は大きく2つにわかれています。

1つ目は心構えに関するもので、
例えば「丁寧な仕事の方が良い」という価値観に
縛られることは良くない、といった事柄です。
特に、日本人は仕事への考えが古い場合が多く、
それを書き換えていかなくてはいけません。

2つ目は、実際のテクニックです。
メールの読み方、情報収集の方法、会議の進め方など、
スピードを速めるための、実践的なテクニックが満載です。
テクニックに関しては、人の好みもありますが、
それらを試してみて、1つでも残るものがあれば、
1500円程度の本の数倍の価値があると断言できます。


仕事を始めて5年くらいの中堅社員にお勧めの一冊です。
慣れてきた仕事をスピードアップさせて、
次のステップに進む手引きとなってくれることでしょう。





質を重視しすぎると、制限時間までに仕上げることがむずかしく、
PDCAを回せずに元も子もなくなることが多い。


仕事が遅い理由のかなりの部分が、
じつはスピードの問題よりも、
「すぐに着手しない、着手できない」ことに起因する。


人にはそれぞれの価値観があるが、こと仕事に関しては
「意味なく丁寧にやり過ぎない」ことが大切だ。


注意点が1つある。
二度手間になりそうなことがわかったとき、
目をつぶってそのまま続けてしまいたくなることだ。


仮説思考ができる人は、
常に仮説構築、検証、仮説修正、検証というステップを
電光石火に回している。常に感度を高く持ち、
何に対しても自分なりの考えを持って事に臨んだり、
インタビューしたりするので、
無為に時間を過ごすことがない。


人の話を素直に聞くことと鵜呑みにすることは別物だ。


そうやって初めて、仕事で使える本物の情報収集ができる。
日本語だけですませようとすると限度があり、
情報戦の出発点ですでに負けている。


私自身で言えば、マッキンゼーに入社したころ、
大胆不敵にも日本支社のトップだった大前研一さんに
一対一での会食をお願いした。


会議は出席者が少なければ少ないほど、
良い意味での緊張感が高まり、意味ある会議になる。


コミュニケーション上の問題で最もよく見られ、
深刻なものは「上から目線」だ。


なぜ、「上から目線」になってしまうのか。
これは、自分に自信がなく、心に余裕がないからだと考える。







engineer_takafumi at 13:35│Comments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ 仕事術、思考法・ツール

トラックバックURL

コメントする

名前
URL
 
  絵文字