2017年02月10日

路上シンガー宮崎奈穂子 武道館公演への軌跡

本日は宮崎奈穂子さんの
路上シンガー宮崎奈穂子 武道館公演への軌跡
です。
路上シンガー宮崎奈穂子 武道館公演への軌跡 ~Birthday Eve~

本書はあるセミナーで強く推薦されていて
興味を持って購入しました。


著者の宮崎奈穂子さんは、
路上ライブでCDを手売りしながら、
「武道館サポーターズファミリー1万5000人挑戦」
という、プロジェクトを立ち上げて、
最終的に応援者を1万5000人集め、
武道館で単独ライブを行うことに成功したのです。

本当に偉業を成し遂げた宮崎さんですが、
この本の中にある写真を見るかぎり
どこにでもいるような普通の女の子です。

そして、日記のように過去を振り返っていても
やっぱり普通の女の子、、、、、、
とは、ちょっと違うんですね。

やっぱり、夢をかなえる人、
特有の考え方がそこにあると思います。

「悩んでいるヒマがあったら、少しでも出来ることをしよう」

「今日から先行で始めちゃうのはどうだろう?」

「結果はそんなに問題じゃなくて、
やってみなくて後悔することがとにかくイヤだった」


感動するだけではもったいない本ですね。
人生が好転しないと悩む人に、
自分に足りないものを示してくれる一冊となるでしょう。





何千人もの人たちが居るのに誰も私の歌に
耳を傾けてはくれない。
一瞬でも、立ち止まってすらもらえない。


それでも、私はその人の一言で救われたんです。
「ゼロではなかった」そう思えたんです。


一番辛かったのは、
そうやってコピーしたチラシが道に落ちていて、
踏まれた跡がついているのを見たとき。
今の私だったら、
「そんなことぐらいで悲しんでいたら身体がもたないぞ」
って思えるんですけど、ショックでした。


学ぶことは楽しいって教えてくれたことが、
一番大きかったんじゃないかなと今なら思えます。


これは歌の道を選んだこととも通じるんですけど、
自分が腑に落ちない生き方をしたくはなかったんです。
腑に落ちているならば、選んだ道で苦しいことがあったり、
もう辞めたいと思うことがあっても耐えていける。


今の私だったら、悩んでいるヒマがあるんだったら、
武道館に向かって、少しでも出来ることをしようって
思えるんですけど、あの頃は悩むことがまるで仕事のよう…。
まさに思春期ですね。


当時はFacebookもTwitterもなかったので、
mixiで、そういう仮歌のコミュニティーを見つけて、
募集している作曲家さんに
デモ音源とプロフィールを片っ端から送りました。


この時期、Dreams Come Trueさんの
バックコーラスのオーディションに応募したこともありました。
受からなかったんですけど、結果はそんなに問題じゃなくて、
やってみなくて後悔することがとにかくイヤだったんです。


"せっかくのワンマンなんだから、
みんなにこの挑戦の証言者になってもらいたい。
今日から先行で始めちゃうのはどうだろう?"
さっそく会場からスタッフに電話をかけて自分の考えを話し、
たった数時間で先行予約の申込書を作ってもらいました。


その中の1人の方がローソンに「ツイリク」という
サービスがあることを知って、
私の曲「ぴっかぴか」をリクエストしてくださったんです。


「武道館決定」の看板を出して、路上で歌い始めるものの
急激に人が集まってくるわけではなかったんです。


最初にサポーターズに名乗りをあげたときに、
1万5000人が本当に集まったら、
宮崎奈穂子はもっと有名になっているだろうと思っていたので、
この状態で武道館に立つことに恐怖感を
感じるようになっていました。


ローソンHMVから全国リリースされるシングル
「ねぇ…/来いのCHAPTER A to Z」を50日間という期限を決めて、
5000枚手売りすることにしたんです。


最初は自分だけの夢だった
今は自分だけの夢じゃない
私はあなたに喜んでほしい
私の夢だったあの武道館で


ずっと歌手になりたくて、葛藤し続けた思春期を経て、
歌手になれたくせに、まだ他の人と比較し続けていて、
こんなにたくさんの人たちが自分の夢を
応援してくれているにも関わらず、
ありのままの自分を受け止められなかった。






engineer_takafumi at 20:38│Comments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ その他の本

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