2017年03月14日

2050年 衝撃の未来予想

本日は苫米地 英人氏の
2050年 衝撃の未来予想
です。
2050年 衝撃の未来予想

本書は編集者の方よりご献本いただきました。
TAC出版の藤明様、ありがとうございました。


本書は、2050年を予言する本です。
10年先も全くわからないのに、
30年以上先のことを予言できるのか、
と思いますが、
むしろそこまで意識を先に飛ばす、
そのこと自体に意味があるのだと思います。

著者の苫米地さんはポジションがはっきりしていて、
(国際金融機関が著者の敵ですね。)
かなり過激な発言も飛び出します。

100%同意するわけにはいかないのですが、
その中にも未来の戦争のあり方、
日本の向かう方向性などは、
独特の視点から、従来ない発想を得られました。


そして、その過激な発言の後に、
「仕事は金でなく、やりたいことをやれ」と、
ある意味、普通のことが主張されているのが
印象的でした。

やはり、これからの時代は、
何よりも、自分がやりたいことを
追求するべきなのだと思います。


未来を予測するときに、
触媒として読むのにお勧めの一冊です。
大胆な話につられて、自分の発想も豊かになるでしょう。




30年後40年後を予想する場合、
もっとも重要なのはやはり人間です。
もっといえば、人間の織りなす社会の構造であり、
そこから発せられるニーズやエゴです。
そのニーズやエゴが経済を動かす原動力となります。


賢いユダヤ人研究者たちが安息日に働かなくていいように
初期の人工知能研究を進める中心となった


超高齢社会にあっては「貧困層≒若年層」でもあります。


2050年は、MUFJコインやグーグルコイン、
アップルコインといった巨大資本に裏付けされた仮想通貨が流通し、
「円」や「ドル」と同様の価値を有する社会です。


ブロックチェーンとは、計算量の複雑性を利用して、
取引履歴や残高などの破壊・改ざんを困難にする技術です。


日本の人口自体は外国人労働者の流入により
3億人ほどまで膨れ上がっているを思われますが、
純粋な日本国民に関しては、両親が日本人かどうか、
場合によっては祖父母までが日本人であるかどうか、
または納税額などで厳密に定義されます。


日本銀行が一万円札を1枚発行すると、
原価の20円を差し引いた9980円が国債の購入にあてられます。
つまり、通貨発行権を失えば国債すら購入できず、
財政権を失ったも同然なのです。


彼らの戦略のもっとも重要なポイントは、
インターネットを使ってイメージを拡散させ、
世界中に散らばっている潜在的な
"イスラム国的な存在や欲求"を掘り起こしていくことです。


アメリカの投資銀行によるデリバティブの取引額は、
すでに京をはるかに超えています。
勘違いしないように念を押しておきますが、
円ではなく、ドルでです。
その額は、全世界のGDPの合計の数倍にあたります。


パナマ文書はアメリカの投資銀行から
ヨーロッパや中国の金融資本家に向けた警告だったわけです。
「彼らの銀行にお金を預けていると脱税で捕まるリスクがあります。
ですから、資産はアメリカの投資銀行で運用した方が安全ですよ」
というメッセージです。


ウォール・ストリートのほんの数百人の人間が、
全世界のGDPの何倍もの経済を動かし、
「金儲け」というたったひとつのロジックが支配する
「世界統一政府」を創造しているのです。


「世界統一ルール」とは決して「フェア」を意味するものではなく、
その文言が出てきた瞬間に
「ある特定の勢力が権力を振るおうとしているのではないか?」
と疑うことが必要です。


ある連邦機関をハッキングするためには、
玄関前にウイルス感染したUSBメモリを
落としておくだけでよいというもの。


原子力潜水艦における通信は受信オンリーで、
発信することがありません。
その所在は他国のみならず
自国の軍部ですら把握しておらず、
ただ「核を発射しろ」という命令を
どこかの海底で待っています。


こうして社会には本来必要のない商品やサービスが溢れ、
それを得るためのお金が至上価値となる
「虚経済」が形成されていくのです。
これは明らかに、虚経済を築くことで
"金貸し"として成り上がった金融資本家が、
自分達の支配を盤石とするために仕掛けた「洗脳」です。


「職業」は金を稼ぐためにあらず。やりたいことをやれ!


「お金を稼ぐために嫌なことを我慢して長時間働く」
という行為は、奴隷同士のチキンレース以外の
何物でもありません。
このチキンレースから抜け出すには、
「職業とお金を切り離して考える」という
"革命"を頭の中に起こすしかありません。


「誰かの代わり」という視点で考察すると、
すべての公務員の業務は、汚職や怠慢がなく、
期待通りの働きをする人工知能の方が
優れていることになります。


金融資本家にとっては、低水準の生産性で単純労働に従事する、
まるで自我のないロボットのような存在ほど
都合のよいものはありません。


コアーシブカルチャーのもとで育った人間は、
十分に自我の発露を促進され、
自我の赴くままに生きる人間に比べて、
その生産性が756分の1にまで
低下するというデータがあるほどです。


これからの時代の「付加価値」とは、
決して世間がいうようなデジタルなスキルや
狭い専門性ではありません。
人間が長い歴史の中で培ってきたリベラルアーツを学び、
広く深い専門性を身につけること。
その上で、やりたいことをやり、社会のニーズに適った
機能を提供できる人間になっていくことが重要なのです。


今、日本は海外から尊敬される国民性を捨て、
その他大勢の国々と十把一絡げになろうとしています。
明らかに進化でなく退行で、こんな馬鹿なことはありません。







engineer_takafumi at 00:59│Comments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ ビジネスその他

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