2017年04月28日

お店の解剖図鑑

本日は高橋 哲史氏の
お店の解剖図鑑
です。
お店の解剖図鑑

本書は書店で見かけて、気になって購入しました。


本書は店舗デザイナーの著者が、
カフェから、ラーメン屋、ガールズバー、コンビニまで
さまざまなお店のデザインについて書いた一冊です。

たくさん絵が入っているので、
イメージができて楽しいです。

その中にも、店舗開発に関する著者の考えが
盛り込まれていて、素人の僕には勉強になりました。

1業態につき、1種類なので、
「これ1冊で大丈夫」というわけではありませんが、
お店を開こうとしている人には、
いい刺激になってくれるでしょう。


個人的には、
おいしそうと可愛いは同じ照明で
という部分が印象的でした。


お店を開きたい人(業種は問いません)
にはおすすめの一冊です。
頭が刺激されて、アイデアが出やすくなるでしょう。




飲食店の売り上げの内訳は原材料費30%、人件費30%、
家賃10%、光熱費・消耗品10%、手元現金10%。


活け造り用の水槽やネタケースは
無理に設置しなくてもよいでしょう。
おいしいネタをそろえる目的からすれば、
費用がかかる割に貢献度が低いからです。


日本人は利き目が右の人が多いので、
寿司は右回りとなっています。


竹は安価で軽く丈夫なスグレモノですが、
藤森照信氏が「節ひとつひとつに和風と書いてある」
と評するほどベタな素材です。


飲食店の95%は2年で閉店しています。


キャバクラはお客を「接待」する場なので、
風営法で営業時間などが規制されています。
ですが、カウンター越しなら「接待」には
当たらないという店側の一方的な解釈で、
ガールズバーは風営法の適用を免れています。


女性をキレイに見せるには、証明は重要です。
血色がよく見えるように照らす必要があります。
色温度が高く青白い光だと、ピンクな血色でも
黒ずんだ感じに映ってしまうので気をつけましょう。


テレビなどでは正面や下からタレントの顔を照らして
影や子ジワを消そうとしますが、
お店の場合にはまぶしすぎて迷惑です。


どうしてあんなに明るいのか?
そのほうが売れるからです。
(コンビニ)


人は無防備な状況は好きではありません。
お店では、囲われた感じのする
コーナー席(角席)が人気の場所です。


繁華街の飲食店では、
ネズミが天井裏を走ることがありますから、
スケルトンにしたほうが衛生的かもしれません。


とはいえ、予算の都合でフェイクの素材を
使うこともあるでしょう。
その際は、フェイクの中に
本物を混ぜ込むようにしましょう。
フェイク対本物が5対5、または6対4.
フェイクが多くてもかまいません。
これで工業製品の予定調和が崩れて、
全体が本物のように見えてくるでしょう。


お酒を飲むお店で、座った視線の先に
鏡を置くのは避けたほうがよいでしょう。
お客は自身の酔っ払っていく姿を見るのは
望まないものです。


おいしそうと可愛いは同じ照明で






engineer_takafumi at 22:31│Comments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ ビジネスその他

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