2017年06月11日

人工知能時代を生き抜く子どもの育て方

本日は神野 元基氏の
人工知能時代を生き抜く子どもの育て方
です。
人工知能時代を生き抜く子どもの育て方

本書は人工知能と子育てを掛け合わせた本として
興味を持って購入しました。


世の中では、近い将来人工知能によって、
仕事のほとんどはAIにとって代わられる
という話がされています。

例えば、自動運転技術の進展は早く、
将来はタクシーやトラックの運転業務は
なくなってしまうことは予想がつきます。

それは、ホワイトカラーでも例外ではなく、
定型的な業務は残らず、AIで行うようになるでしょう。


本書では、そのような時代が来ることが
分かっている中で、
子どもにどのような教育をするか、
ということがテーマです。

VR(Virtual Reality)やドローン宅配など、
技術が進展して、
ベーシックインカムなどの制度が整えば、
人間は外に出なくても
とても快適な生活ができます。

そんな激変の時代の中で、
子どもたちに何を教えればいいか
そのヒントをもらえることでしょう。


個人的には、AIが発達すると
新薬開発業務がすぐになくなってしまう、
という話が印象的でした。


小さな子を持つ方にお薦めの一冊です。
不安定な時代で子どもをどのように育てるか
指針を得られるでしょう。





子どもの可能性を広げるために、
私たちに求められることはふたつです。
ひとつは、最先端テクノロジーに対して寛容になること。
もうひとつはそれがもたらす未来を
予測すべく努力することです。


プロフェッショナルとは必ずしも
長い年月をかけないとなれないものではありません。


たえず頭を使い、時に泥臭くトライ&エラーを繰り返せば、
自分でもちゃんと結果が出せるということを、
子どもたちは学ぶことができます。


インターネットや人をうまく使うことで
自分の「知」をいくらでもストレッチできる感覚と、
知識は授業以外でも学ぶすべがあることを、
早い段階でみにつけさせてあげてください。


フェイスブックやTwitterを子どもが使う場合、
継続的に教える必要があることは、
情報の拡散力とそれがもたらす影響力です。


子どもとの対話を丁寧に重ねて、
「なぜそれをやりたいのか」を深堀りしていくことで、
その子の芯にある願望や思いを汲み取り、
別の形で実現する手段を提示する
「軌道修正」をしてあげるのです。


小さいときからいろんなモノを見せ、
体感させるという子育てをしていれば、
必然的に子どもたちの好きなことも増えていくのです。


早く仕事がなくなるのが新薬開発です。
こちらはほとんどの研究作業を人工知能がこなすので、
データサイエンティストの素養を持った
薬剤師しか残らなくなります。


CPUが「一つの大きな脳」だとしたら、
GPUは「たくさんの小さな脳」であること。


その職種が「人から命令された業務」だけで
構成されているものであれば、
自動化は確実に起きます。


ベーシックインカム精度は、政府からすれば
複雑化した社会保障制度の事務手続きを一気に簡略化でき、
公務員の数を減らせるというメリットがあります。


世のため人のためという発想を持っていると、
必然的に何事に対しても能動的になり、
当事者意識も湧きやすくなり、
失敗も恐れにくくなります。


あくまでも知識を教えるのはQubenaです。
コーチは子どもたちに対して
「僕のことを先生って呼ばないでね」
と念押しをしています。


Qubena Academyでは学年の違う子どもたちが
一緒に勉強していますが、なんの不都合もありません。
「あなたは10歳だからこの問題を解きなさい。この子達と遊びなさい」
というシステム自体が無茶苦茶な話だと思います






engineer_takafumi at 15:03│Comments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ 勉強・教育・心理

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