2017年05月27日

サーバント・リーダーシップ入門

本日は金井 壽宏氏、池田 守男氏の
サーバント・リーダーシップ入門
です。
サーバント・リーダーシップ入門


本書はあるセミナーでサーバント・リーダーシップ
という言葉が話題になり、興味を持って購入しました。


サーバント(Servant)とは、一般的には、
召使や使用人などを指す言葉です。

だから、これにリーダーシップをつけると
何やらおかしな感覚になってきます。

実際に、著者がサーバント・リーダーシップという
言葉を掲げた時、
「召使いのように社員に尽くすのですか」
という、妙な解釈をされたこともあったようです。

しかし、実際のところ、
下からリーダーシップを発揮することは、
上から発揮する以上に明確なビジョンと使命を
必要とするものなのです。


本書はクリスチャンで秘書から社長になった
資生堂の池田氏と経済学の専門家の金井氏による本です。

金井氏が池田氏と共著の形にした理由は、
池田氏がサーバント・リーダーシップを語る上で、
これ以上ない、お手本と感じられたからということです。

サーバントリーダーシップの定義とは、
まず、人に奉仕するということが先に来て、
その後に人を導くという役割が後に来る、
奉仕が先行するリーダーシップの型です。


実際のところ、リーダーシップというものは、
色々な型があると思います。
上から引っ張る人もいれば、下から支える人もいます。

それは人それぞれで良いのですが、
世間的には上から引っ張る型だけが
注目を受けやすい、という傾向があります。

だから、下からささえるリーダーに着目した
本書の意味が出てくるのだと思います。


リーダーを目指す人にお勧めの一冊です。
下から支えるリーダーの型を学ぶことにより、
自分の発揮するリーダーシップに深みが増すでしょう。




偉人だったからリーダシップを発揮できたのではなく、
協力なリーダシップを発揮できたから
偉人になったという点を忘れてはいけない。


誰がリーダーなのかを決めているのは、フォロワーだ。


それ(サーバントとしてのリーダーシップ)は、
最初は尽くしたい(奉仕したい)という自然な感情に始まる。
その後に、自覚的に選択したうえで、
導いてもいきたいという気持ちになっていくものなのだ。


サーバント・リーダーシップを実践するには、
自分が目指そうとしている大きなビジョン、
明確な使命がなくてはならない。


使命とは、それのためなら命を使えるということだ


サーバント・リーダーシップは無理してやるものではない。
自分のスタイルではないと思ったらやめたほうがいいし、
この状況でやったらウソっぽくなるなと思ったら、
ぐいぐい引っ張るリーダーシップにすればいい。





engineer_takafumi at 05:21│Comments(0)TrackBack(0)★一般書の書評 | ⇒ 人材・人脈・マネジメント

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