2017年07月23日

英語は3語で伝わります

本日は中山 裕木子 氏の
英語は3語で伝わります
です。
会話もメールも 英語は3語で伝わります


本書は特許事務所などで、
技術分野の翻訳に従事されてこられた著者による
「伝わりやすい英語」を説いた一冊です。

著者は英語は3語で伝わるといいます。
その意味はSVOやSVCといった単純な文型で
すべてを伝えられるということです。

例えば、日本人が使いがちな英語として、
"It is 〜 to"構文や"There is"構文などがありますが、
これは英語として伝わりやすいものではないのです。

それよりも、シンプルな動詞を中心として、
主語と目的語で構成した方が、
発想も簡単だし、伝わりやすい文章になるのです。

本書では、そんな3語で英文を作るテクニックが
たくさん紹介されています。

「英語は動詞だ」というテーマの本はありましたが、
「3語」というキーワードが新しく、
興味を持って読み進めることができました。


個人的には、
関係代名詞の非限定用法の箇所が心に残りました、
学校を卒業して以来、
自分で使おうと思ったことはありませんでしたが、
とても便利な表現なのですね。


単語を並べるだけの英語を文章にしたい、
と思っている人にお勧めの一冊です。
英語らしい文章の組み立てを
勉強することができるでしょう。



私たち日本人は、「be動詞」を学校でしっかり習いすぎるためか、
すぐbe動詞を使う癖がついているようです。


どんなに短くも、「文」をきちんと組み立てることで、
あなたの英語の品位が上がり、
そして正しく伝えることができる。


「3語の英語」は動詞が決め手。
動詞はできるだけ具体的に表せるものを選ぶ。
動詞として使うべきものが、
名詞の形で隠れていることもある。


和英辞書をできるだけ使わず、仮に使ったとしても、
複数出てきた単語のうち知らないものは
使わないようにすることが大切です。


The new year will treat you well


能動態を使った英文は、
短くシンプルで強力な印象を与えます。


You can reach me at 000-1234-5678


否定の内容であっても、肯定形で表現しよう。
語数が減り、力強く明快に伝えることができる。
「肯定形+no+名詞」を使う、反対語を使う、
または動詞の発想を変えることにより、
ほとんどの否定文は肯定表現できる。


You can ask questions now.
これで完成です。
この文がなぜ「質問があったら」の
意味になるのかについては、
英語の「冠詞the」の存在が深く関係しています。
冠詞theは、「すでにそこにあるもの」
「コミュニケーションの双方にとってわかっているもの」
を指します。
したがって、冠詞theを使わずにquestionsを
表していることにより、「そこにないもの」、
つまり「もしあったとしたら」というような
ifのニュアンスが出てきます。


動詞+ingを主語にすると、if/when節やit is 構文が減る


「out+number」で「数が勝る」を表す。
動詞1語で明快に伝えることができる。


英語の現在形は時間の概念がない


現在形は時間に縛られない


「能力のcanのつもり」「可能性のcanのつもり」
というように分けて考えてしまうと、
混乱や誤りの原因となってしまいます。


had betterは、そのような切迫感から
命令的な印象も与えるため、
目上の人に対して使わないよう注意が必要です。


助動詞の過去形は「仮定法」のニュアンスを残し、
もとの助動詞と比較して、それよりも低い可能性、
または現状とは条件が異なる場合の仮定の話を伝えます。


便利な副詞 successfullyで「できた」を表す


英語の「前置詞」は、たった1語で、
話し手や書き手が何を考えているのかという
詳細な情報が伝わる魅力的な品詞です。


関係代名詞の非限定「,(コンマ) which」は、
「ちなみに」という情報を加えます。
この表現には次の利点があり、
便利に使えることがあります。
利点1:理由を「ゆるく」表すのに便利
利点2:「ついで」の情報をゆっくり加えるのに便利


There is/are を我慢して、
まずは主語を先に出してしまいましょう。
そうすれば文脈に応じて、
適切な動詞を続けて並べることができます。


これらの構文を使うと、主語→動詞まで進んでも、
"It is" しか単語が出てきません。
伝えたい内容がわかりません。


SVOO構文とSVCO構文は、
文が複雑で組み立てにくく、伝わりにくい。


あらゆる内容は、5文型のうちの3つまで、
つまりSV、SVC、SVOまでを使って表すことができる
ということです。


英文は、文頭に「算用数字(例:30)」を
おくことを好まない。


「否定文」、つまりnotを使った文をやめることで、
あなたのコミュニケーションがプラスの方向へと変わります。






engineer_takafumi at 13:08│Comments(1)★一般書の書評 | ⇒ 勉強・教育・心理

この記事へのコメント

1. Posted by 本が好き!運営担当   2017年08月01日 18:16
突然のコメント、失礼いたします。はじめまして。
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