2017年06月28日

エグゼクティブ・ダイエット

本日は土井英司氏の
エグゼクティブ・ダイエット
です。
どんなに忙しい人も必ずやせるビジネスマンの最強ダイエット エグゼクティブ・ダイエット


本書の著者はアマゾンでカリスマバイヤーと呼ばれ、
現在は出版コンサルタントとして、
数々のベストセラーを手がけられている
土井英司氏です。

つまり、バリバリのビジネスマンなのですが、
なぜ、土井氏がダイエットの本を書くのか?
ということです。

理由は、今までのダイエット本は
ビジネスマンにとって続けにくいものだからです。


一線で活躍するビジネスマンであれば、
毎日が会食ということも珍しくないでしょうし、
出張で海外を飛び回り、
生活が不規則ということもあるでしょう。

そんなビジネスマンにとって
最適化されたダイエット法を、
本書が提案してくれます。


本書では徹底的に続けやすさを追求しています。
ダイエットをした後にリバウンドすることがありますが、
これはその方法に無理がある証拠です。

例えば、ビールは乾杯だけで、
2杯目以降はハイボールに変える。
ラーメンを食べても良いが、食べる順番を考える、
など無理をせずに続けられる仕組みが満載です。

負けてもいいが、連敗は防ぐ。
この思考で確かな成果が出せるでしょう。


働きすぎで、ストレスがたまって、太った、
という方にお勧めの一冊です。
ビジネスのパフォーマンスを落とさずに、
体重を落とすことができるでしょう。




挫折するダイエットは、リバウンドを呼ぶ。
モチベーションが下がり、自信を失う悪循環。


ライフスタイルに組み込んで習慣にすれば
ストレスもないし、失敗もない。


最初からベストなやり方を実行しようとしたら、
その先には確実に挫折ば待っている。


ビジネスというのは悪い仕組みを抜け出して、
いい仕組みに入ること。
それができたら勝手に稼げる。


人を太らせた上に健康にリスクがあるものでも、
かまわずに供給して儲ける、
そんな仕組みに乗せられているということに
一刻も早く気づくべきなのだ。


人前に出るのもエグゼクティブの仕事なのに、
やつれて見えてしまうダイエットなど
愚の骨頂である。
肌ツヤは何としてでも死守しよう。


一回の負けなら許容し、2連敗は防ぐ、
という考え方でダイエットに臨むのだ。


食べる内容は同じでも、食べる順を守ることで、
急激な血糖値の上昇も抑えられるし、
太る原因を遠ざけることができるのだ。


人間の身体の筋肉の約7割は下半身にあるので、
下半身を鍛えることで最も効率よくやせられる。


自分以外の誰かに依存したシステムは中断のリスクが高い。
長期間良い習慣を続けたいなら、
なるべく他者に依存したシステムではなく、
自分でコントロールできるようにすべきなのだ。


エグゼクティブ・ダイエットでは、
フィットネスクラブも禁止である。
これもジョギングと同じ理由だ。
他者に依存したシステムはいずれ破綻するからである。


筋トレで大事なことは、
必ず自分の身体を鏡で確認することだ。


ひょっとして空腹状態の方が、
仕事のパフォーマンスは上がるのではないか?


時間のないランチの新習慣。
コンビニでサラダを3つ買う。


私は毎日のようにハイボールを4、5杯飲んでいるが、
かつてカクテルを飲んでいた時に比べたら、
太らなくなった。


誘惑に負けるときは、大体睡眠不足か
アルコールを摂取した後のことが多い。


健康でもビジネスでも共通なのは、
「完璧を求めてやらないよりも、不完全でもまずやってみた方がいい」






engineer_takafumi at 22:24│Comments(0) ★一般書の書評 | ⇒ その他の本

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