2017年08月28日

できる人は「この法則」を知っている!

本日は水野 俊哉氏の
できる人は「この法則」を知っている!
です。
できる人は「この法則」を知っている!: 評価、お金、交渉、仕事、恋愛、人間関係……すべてが好転する「黄金ルール」 (知的生きかた文庫)

本書は著者よりご献本頂きました。
水野様、ありがとうございました。


本書は経営コンサルタントとして活動しながら、
世界中の成功本やビジネス本を読破し、
ビジネス書のエッセンスについての著書も
多数ある水野俊哉氏による一冊です。

例えば「80対20の法則」や
「予言の自己成就の法則」といった
ビジネス書で紹介される法則を多数集め
分類して説明しています。

恐らく、何百冊(千冊以上?)の
ビジネス書の結晶となっているため
コストパフォーマンスがとても高いです。

この本で興味を持った事項があれば、
法則名をWebで検索して、原著を読んでみるのが、
本書の最も効率的な読み方だと思います。

また、ビジネス書が説いていることを
俯瞰してみる、という意味でも、面白い本です。


ビジネス書を効率的に読みたい人にお勧めの一冊です。
効率的にビジネス書のエッセンスを
頭に入れることができるでしょう。




一度高い評価を与えた部下には、
高い評価を与え続ける傾向が強くなる、
ということになる。


「管理者タイプ」が上司の場合は、
起業家タイプは要注意である。
極力、マニュアルや社内規定通りにコトを進めないと、
後々、面倒なことになるだろう。


どれだけ正しい指摘であったとしても
相手の感情を害する言い方であれば、
感謝されるどころが一生恨まれかねない、
ということだ。


最初に相手の問題点を指摘し、
その後に長所をほめてやると、いっそう効果的だ。


新人社員の教育機関に
非常に厳しい研修合宿を行う企業は多い。
これはその合宿が厳しければ厳しいほど、
脱落しないで耐えたことで
会社に対する忠誠心が上がるからだ。


本当に育てたい部下がいたら、
その目の前で別の部下をこっぴどく叱る、
というのも、ひとつの方法だろう。


好意や反感を示す際、
言葉で話していることと声や態度に矛盾があると、
人は声や態度のほうを信用する割合が高い


優秀な人材の宝庫とみられる日本電産ですら
2割は「火を着けても燃えない」社員=
「働かない働きアリ」が存在したのである。


自分の意見に反対する人は、正面に座る


工場建設の候補地として「A栃木県」と
「B中国の沿海部」の選択肢がある場合、
議論を有利に持ち込むにはどうしたらいいだろうか。
この場合、落としたい候補地とよく似た候補地
(Cたとえば中国の内陸部など)を、
それなりの説得力を持って提案することにより
「スポイラー(妨害)効果」が働き、
まったく異なった選択肢(この場合はA)が
選ばれる比率が高くなるのだ。


投票方式によって選ばれる結果が変わることは
「投票のパラドックス」として広く知られており、
完全に民主的な選挙方法は存在しないことを
数理的に証明した「アローの定理」
というのがあるくらいである。


「予言の自己成就」は、
紙に書くことでさらに自己強化する傾向がある。


アイビー・リーという経営コンサルタントが
鉄鋼王のチャールズ・シュワブに提案したもので、
1枚の紙に「明日やるべきこと」を6個書き出し、
翌日は1から順に仕事をする。
そしてその日の終わりに、また新しく
「明日やるべきこと」を6個書き出すというものだ。
その日やり残したことを翌日に入れてもいいし、
重要度が下がれば外しても構わない。


判断に迷う局面においては、
じつはどちらを選んでも大抵の場合は、
「正解」なのである。大差ないから迷うのだ。


客観的に「危険」と思われるにもかかわらず
選択肢に残っているということは、
そちらが「正解」の可能性が高い。


脳の感情を司る部位を損傷すると
論理的思考には影響はなくても、極度の優柔不断になり、
物事の決定ができなくなるというデータも残っている。


後から理性であれこれ考えると、
「第一勘」と違う答えになり、
判断を誤ることが多いとも考えられるのである。


話を聞いてほしいという欲求は寂しさの裏返しであり、
その場合、「うなずき」や「相づち」が基本であって、
下手に反論すると、逆効果なのだ。


単純な記憶力は若い頃のほうがすぐれているが、
理解力や応用力などの総合的な思考力は
年齢を重ねるほど発達する。


年をとったから記憶力が低下するのではなく、
「頭を使わない」から記憶できないのだ。


どうしてもアポがとれないような多忙な相手には
「朝ご飯を一緒に食べませんか」
という朝アポという手もある。


じつは天才同士のほうが「べき乗法則」により、
実力差が大きいとも言えるのである。


個人が単独で行った決定よりも
集団討議を経た後の決定のほうが、
より極端な方向に偏りやすいという
結果が明らかになった。


普通の人はイチローには嫉妬しないが(距離が遠いため)、
職場の同僚や友人は距離が近いため嫉妬の対象になりやすく、
仕事や恋愛など関心の高いジャンルほど
自己評価維持のメカニズムが働きやすいのだ。


選択肢が増えれば増えるほど、
よりよい選択があるのではないかと考え、
人々の満足度が低下する


「自分の強みを生かして情熱を注げる仕事につくこと」
が最も幸せになる方法だそうだ。





engineer_takafumi at 01:30│Comments(0)★一般書の書評 | ⇒ 自己啓発

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